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troublepeach
【読書】教室に並んだ背表紙／相沢沙呼
本作は、中学校の図書室を舞台とした、少女たちが主人公の短編集となっています。
中学生くらいはとても多感な時期で、友人関係や自分の性格についてなど、とても悩みが多いかと思います。
そうした彼女たちの心情がとてもよく表現されており、共感したり、感情移入したりとちょっと心がチクっとする作品かもしれません。
そんな彼女たちに寄り添う司書のしおり先生と少し話をすることや読書を通して、少しずつ前向きになったり、世界が拓かれていく様子に勇気を貰えるかと思います。
作中では、学校内で普通にスマホを触っていたり、お昼ご飯も好きな場所で自由に食べていたりと、"今の中学って、そういう学校もあるの？"と少し違和感もありましたが、"まー、私立の自由な校風の学校ならあり得るのかな"と、そこは物語として受け入れて読んでみるといいかと思います。
気になった方は、是非読んでみてくださいね☆
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆