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【読書】ビオレタ/寺地はるな

久しぶりに寺地はるなさんの作品です。

本作は、婚約者から突然別れを告げられた主人公の妙が、道端で泣いてるところを拾ってくれた菫さんの雑貨屋さんで働くことになるところから始まるストーリーです。

ちょっと現実ではあり得ないというか、自分なら絶対ないなという展開もありますが、心情描写や人の優しさなど、共感・ほっこりできる作品です。

私が特に印象に残ったのは、妙が初めて棚に商品を並べることを任されて、どれも素敵な作品で選別できずにすべて詰め込んでいるところに菫さんがかけたこの言葉。

『余白』って大切なんだと思う
ないと、見てる人が疲れる。

いっぱいいっぱいになったり、のめり込んだりしてしまうとダメなんですよね。

スケジュールに余白を設けたり、周りを意識できるだけの余裕を持って行動することが大切だと思います。

気になったかたは、是非読んでみてくださいね☆




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