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腸の重要な働き3選。これを知ったほうが腸活をやる上で絶対得です。


1. 消化と栄養吸収

まずは皆さんご存知、腸は食べ物を消化し、必要な栄養素(糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルなど)を体に吸収する役割があります。
この働きが正常でなければ、エネルギー不足や栄養不足に陥り、健康に大きな影響を与えます。

2. 免疫機能の維持

そして昨今浸透してきている腸の注目すべき働き、腸は体全体の約70%の免疫細胞が存在する場所です。腸内環境が良好だと、外部から侵入する病原菌やウイルスに対する抵抗力が強まります。一方で腸内環境が乱れると、アレルギーや感染症にかかりやすくなるリスクがあります。また皮膚のバリア機能とも相互に影響し合っていることが報告されており、皮膚の炎症の発生や悪化に関与すると考えられています。

3. 脳腸相関による心と身体の健康維持

腸は「第二の脳」とも呼ばれ、脳と密接に関わっています。腸内環境が整っていると、セロトニン(幸せホルモン)の分泌が促進され、ストレスの軽減やメンタルヘルスの向上につながります。一方、腸内環境が悪化すると、不安感やうつ症状のリスクが高まることがあります。
セロトニンについて補足しますと、
腸内で作られるセロトニン(消化管用)は主に消化管の機能を調整するために使われ、脳には届きません。しかし、脳で使われるセロトニンは(気分調整用)、腸内細菌がサポートして供給したトリプトファン(セロトニンの前駆物質)を基に脳内で合成されます。腸内細菌は間接的に脳内でのセロトニン生成に影響を与える役割を果たしているため腸の健康が、セロトニン生成の土台になっているわけです。

腸内環境が悪いとこんな症状が・・

・風邪をひきやすい
・便秘、下痢をする
・肌荒れがひどい
・疲れがとれない
・集中力がなくなってきた
・気分がおちこむ
・寝つきが悪く朝起きてもすっきりしない
・太りやすい
・身体がむくみやすい

上記の症状が常習的になっているあなた、腸内環境のバランスが整っていないかもしれません。

腸内環境を整えるうえで大切な菌のバランスの話

腸内フローラって聞いたことありますよね。
多種作用な細菌が生息している、お花畑のような腸内フローラ。
このフローラ、バランスが非常に大切で、
大きく分けて『善玉菌』『悪玉菌』『日和見菌』この3つに分けられます。
善玉菌には皆さんも知っている、「乳酸菌」や「ビフィズス菌」なども入ります。
『日和見菌』って?何でしょう。
実はこの子がかなり重要で、腸内環境が良いバランスに保たれていれば善玉菌の味方になり、悪い方に傾くと(腸内環境に悪い条件がそろいつつあると)、悪玉菌の味方につくという都合の良い菌です。
善玉菌20%、悪玉菌10%以下に抑える、日和見菌70%、が良いバランスと言われており、腸内環境を良くする=腸活をする!なのですが、
ズバリ、『善玉菌を増やす、日和見菌を味方につければいい』という単純明快なことだったんですね。
その方法、はよ言わんかって話ですよね。
この記事だと長くなるので腸活パート②で書きます。すみません・・
『理にかなった腸活』です。是非見てくださいね!この記事とセットで!

菌といえば、痩せ菌、デブ菌とは・・?

『痩せ菌』、『デブ菌』聞いたことありませんか?
太りやすい、痩せやすいに腸内環境が関係しているのか??
実は「デブ菌」という言葉は、厳密には腸内細菌学の正式な分類ではありませんが、太りやすさに関連する細菌群をわかりやすく表現したものだそうです。
やっぱり、腸内環境の良し悪しがデブ、痩せ、に関係しているわけです。
それは上記で説明した、「日和見菌」「善玉菌」「悪玉菌」バランスが良い状態に保たれる=腸内環境が整っている状態、になれば自然と痩せ菌優位の状態に近づくとのことです。
間違いなく言えることは、「若々しくスリムな人は腸活を習慣化している」に違いありません。
さ、次の記事『理にかなった腸活』を読んで、あなたも若々しくスリム維持をめざしましょう。


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