#38 「砂糖」のガチ解説
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今日の内容は「砂糖」について。
今回は僕がめちゃくちゃ書きたかったことで、ぜひ皆さんに知っておいてもらいたいことです。
この「砂糖」が体にどのような影響を与えて要るのか、知っている人は少ないと思います。それくらい重要な内容なので、ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは、始めます。
◯復習:「糖」について
まずは、「砂糖」について、以前「炭水化物(糖質)」のところでも少し触れたのですが、簡単におさらいしてみましょう。
糖質には、糖の連結する数に応じて種類が分かれます。
糖が1つ=単糖類(ブドウ糖[グルコース]、果糖[フルクトース]、脳糖[ガラクトース])
糖が2つ=二糖類(麦芽糖[マルトース]、ショ糖[スクロース]、乳糖[ラクトース])
糖が多数ある=多糖類(デキストリン、セルロース、デンプン)
糖の数が少ない方が消化吸収にかかる工程が少ないため、より素早くエネルギーとして活用することができます。つまり、ブドウ糖や果糖、脳糖が一番素早くエネルギーとして活用することができるということです。
逆にデンプンやデキストリン、セルロースは糖がたくさんつながって構成されているため、糖を1個1個バラバラの状態にするまでに時間がかかるので、消化吸収にも時間がかかるということです。
そして、「砂糖」はこの中の「ショ糖(スクロース)」のことです。
「砂糖」は、ブドウ糖と果糖がくっついたもので、二糖類に該当します。
◯砂糖による作用(危険性)
さあ、では本題に入っていきましょう。
「砂糖」を摂取した後に、体にどのような反応が起こるか。
ここを読めば、「砂糖」が如何に体に悪いかが理解できます。
①血糖値
「砂糖」は、摂取した後、消化吸収が早く、血糖値を急激に上昇させます。
血糖値が急激に上昇すると、体にある『ホメオスターシス(恒常性)』の機能により、元の血糖値の数値に戻そうと働き、血糖値を下げるホルモンを分泌させます。
そこで分泌されるホルモンが「インスリン」です。
インスリンは膵臓のランゲルハンス島のβ細胞から分泌され、上昇した血糖値を下げ、ブドウ糖を筋肉などへ送る働きがありますが、一方で、余ったブドウ糖を中性脂肪という形に変換して体に蓄えるという役割も同時に持っています。
つまり、「砂糖」などのように血糖値が急上昇する食品は、とりすぎてしまうと中性脂肪を蓄えるため、肥満や糖尿病などにつながる可能性が高くなるということになります。
②「糖化」反応
「糖化」とは、簡単にいうと、体に起こる“老い“。
肌がカサカサになる、しみやそばかすができる、シワが増えるなどは、全て体が“老い“ている反応により起こっています。
よく日焼けするとシミが・・・なんて言ってる人がいますが、そういう人に限って「砂糖」など、体の「糖化」を助長するようなものを多くとっている現状があると思います(特に女性)。
紫外線や日焼けを気にする前に、まずは食べるものに気を使うべきです。
③〇〇〇を超える“依存性“
「砂糖」の依存性があることをご存知ですか?
聞いたことがないという方でも、実際に体験している人もいるかと思います。
どういうことか?
甘いものって、また食べたくなりませんか?
例えば、ケーキなどのデザート、コーラなどのジュース、チョコレートなどの甘いお菓子などなど。。。
ケーキ屋の前を通り過ぎる時に「ケーキ食べたいな〜」と思ったり、自販機やスーパーでジュースを買うときに、ついついお茶や水ではなく、炭酸飲料に手を伸ばしてしまったり。
実は、この行動は「砂糖」の依存性によって引き起こされる反応なんです。
「砂糖」には、非常に強い依存性が認められています。
理由は簡単です。
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