#77 「ブルーベリー」のガチ解説
先月から仮想通貨に手を出し始めました。笑
先週は、+1000の利益まで価格が上昇したのに、
今現在は+200くらいしか利益としてはない状態になるなど、
価格の変動が激しい世界ですね。
まだまだ初心者なので、少額投資ですが、少しずつ勉強しながら
利益を出せるように頑張りたいと思います。笑
(元本割れだけは避けたい・・・笑)
◯「ブルーベリー」について
今回は、「ブルーベリー」についての解説記事です。
「ブルーベリー」は目の健康に良いなどと言われる
食材として有名ですが、
その理由が何故なのか、他の良い効果はないのか
そこら辺をしっかりと解説していきたいと思います。
ただ食べるのではなく、効果を理解して食べるように
していきましょうね!
まずは「ブリーベリー」の歴史から。
「ブルーベリー」は、生物学・分類学的にいうと、
ツツジ科スノキ属シアノコカスシアノコカス節に分類されます。
「ブルーベリー」の祖先は、南アメリカで誕生したとされていて、
その後、カリブ海を北上、アメリカ東海岸に沿って
北方へ広がっていきました。
記録としては、
1620年より前から北アメリカの先住民族の間で、
食料や薬として使われていました。
1620年ごろからヨーロッパからの移民が、先住民族から
「ブルーベリー」の栽培方法、加工方法を教わっていたという
記録が残されています。
その後は、少しずつ「ブルーベリー」の栽培方法が伝わり、
徐々に世界へと広がっていきました。
1860年のアメリカ独立戦争の時には、
「ブルーベリー」を缶詰にして、軍に支給されていました。
これによって、“果物“としての価値が高まり、
栽培がさらに加速するようになりました。
栽培されるものにも種類があり、
ハイブリッシュ系・ラビットアイ系に
大別することができます。
日本に「ブルーベリー」が伝わったのは、
1951年とされています。
当時の農林省北海道農試が
米国マサチューセッツ農試からハイブッシュ系の
「ブルーベリー」を導入しました。
その後は、農林省特産課や福島県園芸試験場、京都府立大、
北海道大学など、さまざまなところで導入が進みました。
現在、国内で生産される品種は
ハイブッシュ系・ラビットアイ系ともに数十種類以上です。
日本に「ブルーベリー」を広めた第一人者といえば、
“岩垣はやお博士“です。
1964年に東京農工大学の果樹学教授として赴任し、
「ブルーベリー」の栽培方法の開発などに取り組み、
翌年の「ブルーベリーの生産開発に関する研究」によって、
世間にも関心が広まり、全国へと普及するようになった
「ベルーベリー」の父と呼ばれる人です。
1980年ごろには、全国に普及が進み、
栽培面積、生産量もかなりの量でした。
というのも、同時期に
クッキーやケーキ、ジャムといったものが
広がり始め、そこで「ブルーベリー」の
需要が高まったためとされています。
◯「ブルーベリー」の栄養価と効能
「ブルーベリー」を食べたことによる効能は
科学的に証明されています。
具体的に見てみましょう。
・ポリフェノール
「ブルーベリー」には、体内の活性酸素を除去してくれる
強力な抗酸化作用をもつ『ポリフェノール』が多く含まれています。
「ブルーベリー」に含まれる『ポリフェノール』は、
“アントシアニン“という種類で、抗酸化作用の他に、
心臓の健康を守ってくれたり、抗がん剤作用があったりと、
体にとって、非常に良い効果をもたらしてくれる栄養素です。
また、「ブルーベリー」を冷凍させると
抗酸化作用の効果が高まるという研究結果が
サウスダコタ州立大学の研究で明らかになっています。
スーパーなどにある冷凍の「ブルーベリー」は、
そういう意図があって冷凍されているのかも?笑
また、「ブルーベリー」が目に良いというのも
この“アントシアニン“の効果です。
“アントシアニン“が、目の網膜視細胞で光を伝達する
ロドプシンの再合成を促進する働きがあり、
それによって目の疲労回復などに効果があるということです。
さらに、骨粗鬆症の予防にも“アントシアニン“は効果があることも
マウスの研究により明らかになっています。
「ブルーベリー」が健康に良いと言われるものの
大半が“アントシアニン“による効果といっても良いでしょう。
・ビタミンC
「ブルーベリー」に含まれる『ビタミンC』は
100gあたり9mgです。
『ビタミンC』も抗酸化作用がある他、
コラーゲンの生成や鉄分の吸収促進など、
こちらも健康を意識するのであれば、
欠かすことができない栄養素です。
・ビタミンE
抗酸化作用がある『ビタミンE』も
「ブルーベリー」には、含まれています。
血管の健康維持や老化防止などに効果がある栄養素です。
この上記3つの栄養素を見ただけでも
「ブルーベリー」は健康にとてもよい食材だということが
わかりますね。
・カリウム
「ブルーベリー」100gに含まれる『カリウム』の量は、
70mgとなっています。
『カリウム』は、むくみ改善に役立つ栄養素であり、
ナトリウムとバランスをとりながら
浸透圧の調整を行います。
また、余計な塩分を体外へ排出する作用もあるため、
むくみがある時にはおすすめの栄養素です。
・鉄分
『鉄分』は、現代日本人が不足しがちな栄養素の
一つとしてあげられるものになります。
『鉄分』は、赤血球を作る材料として必要なもので、
貧血予防などには欠かせない栄養素です。
特に女性は、月経や妊娠、出産で血液が失われやすいため、
意識して摂取をしていきたい栄養素になります。
◯まとめ
「ブルーベリー」が体に良いと言われる理由が理解できたでしょうか?
「ブルーベリー」に含まれる“アントシアニン“は、
本当にさまざまな効果が期待できる『ポリフェノール』になります。
毎食とれたらもっとも理想ですが、
少なくとも1日に1食は食べたほうが良い食材かも知れません。
いろんな料理や食べ方ができることもメリットの一つだと思いますので、
ぜひ色々と試してみて、自分の好きな食べ方で
「ブルーベリー」を摂取していってください。
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