日常。
らーちゃんの病気が発覚し、
母が再度倒れたこともあって
新婚なのに何度もお家をあけていました。
両親から
「夫くんとは大丈夫か?」
「夫くんに寂しい思いさせてるなぁ」と
夫のことをわたしと同じように心配してくれていました。
夫はらーちゃんの胃に腫瘍があると分かってから
「ももちゃん、実家にかえり」
「ももちゃんの気持ちを優先しいや、1ヶ月ぐらい帰ってていいんよ」
と言ってくれていました。
でも1ヶ月丸々家をあけるなんて
やっぱり気が引けてできなかった。
何度も実家と新居の行き来をしていたこと
結婚式の準備もあり衣装のフィッティングでバタバタしていたこと
実家やとらーちゃんにつきっきりで
全然寝れていなかったこと
そのせいか
「ももちゃん、ゆっくり休もうな」
「顔がすごく疲れてるわ」
と心配してくれていました。
たしかに
自分でも疲れてるなぁって気づいてた。
らーちゃんが食べれてなかったから
その姿をみて自分の食欲も下がり
プロテインだけの日々を送っていたりして
心なしか変に痩せたり。。
どんな日々を過ごそうと
明日はやってくるもんね。
「ももちゃんの唐揚げがまた食べたいなぁ」と
ぼそっと夫が言ったのを聞き逃さず
きょうは唐揚げと茄子のすきやき、ポテト
大好きなものばかりを夕食につくりました。
とっても喜んでくれた夫。
ご飯にあうおかずばかりだったから
たくさん平らげてくれました✨
わたしも久々に揚げ物つくったので
唐揚げおいしいなぁって✨
らーちゃん、美味しいものたべて
ごめんね。。と心のなかでぼやきながら。
新居にらーちゃんの骨壷おいていい?
って夫にきいたとき
「うん、おこう」と言ってくれて
朝になると「らーちゃん、おはよう」
仕事から帰ってきたら「らーちゃんただいま。」
そして「らーちゃんは僕たち2人を守ってくれてるね」と言ってくれるので
らーちゃんもきっと
「この人なら、ももちゃんを大事にしてくれるよ!」と安心して
私の元から旅立っていったのかもしれない。。
なんでもらーちゃんを結びつけてごめんね。
どんなときを過ごしていても
らーちゃんを忘れることはない。
イオンで約90枚、らーちゃんの写真を
印刷してきた。まだまだ足りないよ。
だってらーちゃんが大人になってからの写真だけで
約1000枚あるんだから。
小さいときの写真もあわせると
どれだけの数になるんだろう。。
実家に帰ったら両親に渡そう。
両親ふたりとも
らーちゃんがいなくなった広い居間で
じわじわと寂しさが押し寄せているそう。。
父が「じわじわと寂しさがやってきてる。。」
「かしこい犬やったからなぁ」と。。
母からは「らーちゃんに使ってた緑色のひざ掛け、ゴミに出してんけど取りに行ってこよかなぁ」とLINEが送られてきたので
「きょう捨てたの?」
「うん」
「みてきたら??」
そして数分後「ありました!とってきました!」との報告LINEが。
みんなの日常にとけこんでいたんだよ
らーちゃん。
まだらーちゃんと出会って
1年しかたってない夫が
らーちゃんかわいい💞!と
らーちゃんとのお散歩写真をアイコンにふるぐらい
らーちゃんの虜になったんだから。
らーちゃんは人たらしだ❢
きょうも懸命に生きたよ、らーちゃん!