“緊張してます”は口にするな
初っ端から否定言葉で始まってすみませんね。
私ですね、「緊張してます」って話すのも話す人も大嫌いなんですよ。
わかります?
よくなんかのイベントとか授賞式とか講演とかで前に立って誰かが何かコメントを言うとするじゃないですか。
その時に話の冒頭で
「えっと、あの、急に振られたのでちょっと緊張してます」
なんてことを口にする人っているじゃないですか、アレですよ、アレ。
私、アレが大嫌いなんです。
もちろん私自身はこの言葉が大嫌いなので絶対に同じようなシチュエーションになっても「緊張しています」なんて言葉を発したことはありませんし、これからも絶対に口にしません。
だってね?だいたい、そうやって人前に立って何かのコメントを求められる時ってその周りの多くの人達に注目されている瞬間で、それがなんの授賞式や講演であっても少なくともその場にいる人たちは登壇している人間に注目しているわけですよ。
「いったいどんなことを話すんだろう」
そう思って注目している周りに対して肝心のコメントの前に自身の「緊張してます」って言葉は「だからこのあと変なことを言ったとしてもご容赦くださいね」という予防線にしか見えないわけですよ。
そういう姿や「緊張してます」ってコメントを冒頭から聞く度に「それはいいから早く本題に入れ、こっちの時間を10秒無駄にするな、ボケ」と思ってしまうわけです。(あー、はい、今回も私の好感度とかはもうだだ下がりで別にいいです、じゃないと思ってることが伝えられん)
やっぱり人前に立って何かを話す人っていうのは何かを認められた人だったり一定の成果をあげて評価された人であることが多い訳じゃないですか、そういう人間が「まさかこんな形で人前に立って話すことになるとは」とか絶対に思ってないわけじゃないですか。(想定内のはず)
だって人に認めて欲しくて行動してようやく成果を上げてそれが評価されて人前に立って話す機会がやってくるわけですから。
「待っていたぞ、この時をッ!」
と『AKIRA』の大佐ばりに高らかと宣言してからスピーチしろとまでは言いませんけど、せめてそのクソみたいな予防線を張る為の10秒の無駄を無くして欲しいといつも思っているのですよ、私は。
え、これって、ちっちゃい?そしてオレだけ?
別に本人も本気で緊張しててそう思って口にしてるんだから受け止めてやれよ、って思います?
私は全く思わないですね。
むしろ「あー、はい、でたー、まーた“緊張シテマス”が出たよー、はい、台無しー、なーんでそれを言っちゃうかなー、それ言うとせっかくの成果もその程度の覚悟でやってきてたのね、ちょっとガッカリだわー、って自動的になるわー、なんかもうちょっと評価下がるわー、お前の緊張してる気持ちなんてどーでもいいわー、それよりはよ中身の話せーよー、あーもー」って毎度毎度心底ウンザリするほどそう思っています。
なんか、だいぶ、私の性格が悪い感じに見えてしまっている気がしてならないですがもういいもん、だってそう思ってるもん。
「人に認められたくて努力してきた奴は更に人から評価してもらうためにはどういう言動をするべきかってことくらいは容易に想像&想定しとけ!」
と、まぁ、これが言いたかったわけですよ。
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みんな人それぞれが生きている速度というか求めていることや感覚は異なると思いますし、そこは思いやりのある世界であって欲しいとは基本的に思っています。
が、同時に「お前のくだらない思想や感情を語ることで無駄な時間にこっちを付き合わせるな」とも思うわけです。
世の中の“便利”って何のためにあると思います?
技術もシステムも組織も法律も全てのテクノロジーやルールは効率化のためにあるんですよ。
そうすることが便利だからみんなお金を払ってでも導入するのです。
だって人生のワンクリックを少しでも減らしたいから。
無駄を無くしたいから。
少しでもより良い環境や道具や人間関係を築いていった上で大目的や小目的を効率よく達成していきたいのです。
だから「緊張してます」って言葉は二度と口にするなって話です。
少なくとも俺の目の前ではな。
頼むから。
やめて。
時間の無駄だから。
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さて後半部分はこういったスピーチとか人前で話す時のポイントというか私自身が気を付けていることなどをもう少しお話ししようと思います。
いわずもがな私はどんな時でも「緊張シテマス」なんて言葉は絶対に発しませんが、それ以外にもいくつか気を付けていることがあります。
「松山さんって話すのがすごくお上手ですがそういうのってどうやって身につくものなんですか?」
こうした質問もたまにいただいたりもします。
まぁせっかくなのでいくつか具体的な例を挙げつつ今すぐ実践できる話し方の上達講座&ポイントをお伝えしていきましょう!
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よく人は話し方が9割とか言うけど実際どう?
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