マガジンのカバー画像

短編小説 宝屋物語

7
短編小説『 宝屋物語 』まとめて読んで ʕ•ᴥ•ʔ 地方都市に住むPOPライター『 私 』の職場体験記。 いろんな事が、有りました。
運営しているクリエイター

記事一覧

宝屋物語 番外編

プラダの長財布 盗難事件  〜110番をして、叱られた被害者〜  高級ブランド『プラダ』…

Pippi
2か月前
1

宝屋物語 その後‥‥

ハローワークとポリテクセンター  勤め先の経営破綻で失業した私は、すぐに雇用保険(失業保…

Pippi
7か月前
5

宝屋物語 5

果たされなかった店長との約束  私は、採用された時に店長から、POP作成専用のパソコンの導…

Pippi
7か月前
2

宝屋物語 4

先輩の暴走に疲れ、上司にも不信感を抱く  先輩の奇行は、エスカレートしていった。 それで…

Pippi
7か月前
8

宝屋物語 3

 困った先輩  ことごとく考え方が違う先輩と私は、そりが合わなかった。 自分の価値観を押…

Pippi
7か月前
2

宝屋物語 2

もう1人のPOP担当者  入社後しばらくの間、私は研修を受けることになった。 リニューアルオ…

Pippi
7か月前
3

宝屋物語 1

縁あって、宝屋で働く  結婚はしているが、子どもがいない私は、36歳。 仕事を探していた。  ある日、1枚のチラシが目に止まった。 宝屋が、リニューアルオープンするらしい。 それに向けての パート・アルバイトを募集する、というもの。 宝屋は、地元の総合小売店。 自称『デパート』だけど、海外高級ブランドの取扱いは無く、 安さが売りの印象だった。 そんな宝屋の求人の職種を、確認する。 残念ながら、POPライターは募集していなかった。  後日、ふと思った。「 直接、電話して聞いて