さっき家の前で死にかけた話。
いやー。まじで。
この半年で三本の指に入る九死に一生感だった。
夏は、CK(筋肉を壊す数値)が高くなりやすい上に、北の国出身のオットは夏が大の苦手。
毎年夏はヘロヘロなのである。
明日は2週間ぶりのリハビリなので、
いよいよ歩くトレーニングせねばね、という話になり
買い物がてら一緒に外にでることにした。
かれこれ家から出るのは3日ぶりくらい。
我が家は賃貸のため、家の前に駐車場があるのだが、
帰り道で事件は起こった。
家の前の段差が上がれず、オットが今にも雪崩れ落ちそうなのだ!!
まずい、まずいぞ。
オットは今筋肉量がだいぶ減っていて
転けたりなんかしたらまず自力で立ち上がれないし、おそらく病院送りになる。
(実は昔一度救急車も呼んだ)
病院が大嫌いなオットにとって
こける=病院=死 に等しい。
とっさに、手に持っていた鞄も、鍵も、テイクアウトのうどんも全部床に投げ捨て、
オットの太ももの下に自分の足を滑り込ませ、謎の体制に。
言葉で伝えるの難しいが、
オットはなんとか壁にもたれつつも体を精一杯支え、私はその下に潜り
なんとか雪崩落ちるのを防いでいる感じ。
もはやコブラツイスト感
ちなみにオット、170センチ 77キロに対し
わたしは150センチのミニモニである。
見る人が見たらなにしてんねん
ってかんじの光景だっただろうが
周りを見ても田舎ゆえ人っ子ひとり歩いておらず自力でdie or aliveするしかなかった。
ミニモニ、頑張った。
わたしは何があっても絶対にこの足を外さん!
と誓い、なんとか踏ん張って
オットと共にジリジリ体制を立て直した。
まじで終わったと思った。
まじで。
まじでよかった。
オットの筋肉よく耐えた!
わたしの筋肉も、よく支えた!
1日分の筋力と緊張を使い果たして、
そのあとたべたうどんは味がしなかった。
けど、ジワジワさっきの出来事がおかしく思えてきて
やばかったね、って2人で笑った。
病院送りはまぬがれたが
やはり少しずつでも体力と筋力を取り戻さなければね。
いっしょにがんばろう。