鬱病でもできることがあると信じよう
ここ数年、就職支援機関のサポステでPCの練習をしている私。
そこで学んだWordを使って検定を受けて、無事に合格した。
賞状を受け取ってきた。
いつも読んでくださっている方がいらしたらご存じだと思われるが(ありがとうございます)、鬱病11年、無職の私が
”検定を受ける”
という行為からして難関だったし、当日までのコンディションが決してよくはなかった。
会場に行って、時間いっぱい過ごせただけで、自分の中では合格だった。
そんな人間だから、
無事に結果がついてきてくれて安心したし、少しは自分を褒めてあげないとな、と思えた。
そして、次の目標ができた。
2級の次は、1級だ。
実技もさることながら、筆記問題がもう、、、、、、
過去問を見てもわけがわからないので、ちゃんと勉強しないといけない。
PCのタイピングもペースアップしないとだし、図を作ったりするなどより本格的に文書を”デザイン”することになる。
私は、Wordを勉強していてやりたい!と思った理由は、
”Wordってデザインなんだ!”
ということがわかったからだ。
絵を描くことが幼少期からすきで、学生時代は何かの挿絵やデザインの担当を任されがちだった。今はなかなか絵は描けないが、画像のコラージュ(スマホアプリで)をしたり、アートや色彩関連のものをみたりすることがすきだ。
”もし今、専門学校に行けるとしたら何を学ぶ?”
と問われたとしたら、デザイン系の専門学校に行きたい。
きっと、Wordの検定にはたくさんの種類があって、おそらくこれはマイナーなのかな?
(第106回目という割には証書の番号がかなり若かった)
まあいっか。
自分ができることを、できそうなことを、やりたいことを選んで、
達成することで自己肯定感をあげられる、次の目標が見つかる、ということがわかったから。
無理のない範囲で、ということが大前提だけれど。
今年初めてサポステに行って、担当のYさんに挨拶して、いろいろ近況を話しながら、賞状ももらって。
1級受けたい、できれば最新のテキストが欲しいのですが、、、と打診し。
(古い過去問しかない感じなので)
もうひとり、私を知ってくれているOさんという姉御系の方は、
O「(賞状の)授与式やったんだってー?」
p「ああ、ありがとうございます」
O「私も参加したかったわー!」
p「ああ、別にBGMとか流してやったわけじゃないですよw」
O「いや私が歌うわー!」
と、私が合格したことを”祝いたい”という思いを、明るく伝えてくれた。
なんだか、うれしいなぁ。
自分ががんばったこと、進んだことを喜んでくれる、認めてくれるひとがいることが、本当にうれしい。
言葉にするとちょっと感動が薄くなるけれど、
自宅療養だけしていても、なかなかこういう経験はできない。
自分の行動で、喜んでくれるひとがいるって、うれしい。
社会に出ていないと、なかなか感じられないことだったりする。
この検定の1級を受けること、
そしてサポステの、数人で何かをするという活動を、少しやってみること。
社会に出るということはまだ先かもしれないけれど、ひとと一緒に、共同でなくても同じ空間で作業をするということに慣れておくことは必要だ。
先月の、年賀状の宛名書き活動に参加できたので、自分にできそうな活動がないか探してみたい。
家に帰って、賞状を見せたら、家族も「おめでとう」と言ってくれた。
誕生日以外に「おめでとう」と言われることは、今の生活では面接に受かる以外になかなかないものだ。
面接を受けることはしばらく難しいだろう。
できることがある、今は社会にでることだけが全てではないと思って、いろいろ挑戦してみたい。
家族に、少しでもレベルアップしていく自分を見せたい。
安心してもらいたい。
少しだけ、がんばろうか。
全速力でなくても、自分のできる範囲とペースで、生きてみよう。
鬱病になったら何もできない、なんて、考えたくない。
とはいえ、”何もできない”と腐ったり、〇のうとしたことも多い。今も、いじけたりふてくされてSNSに愚痴ったりしてばかりいる。
でも、鬱病でそうやっていじけんぼうさんになっている同じような患者さんがもしいたら、
私が何かに取り組んで、その過程や、結果を出せたときに気持ちをこうして記事に綴っていくことで、何か、感じてもらえることがあるかもしれない。
うん、
昨日、1ヶ月ぶりのサポステだったので今日は疲れがきている。
だから、寝ようと思う。
無理は禁物。
一日一日大切に。
”自分にもできることがある”と信じることで、
自分にも、他の誰かにも、プラスの影響を与えられるひとになれますように。
未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。