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【アート・おでかけ】蜷川実花展で感性のお洗濯をしてきた!

こんにちは
ぴぴちゃいるどです🌸

先日、友人と「蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠」に行ってきました!
(現在は期間終了してます。)


もしかして、もしかすると
下記の記事を読んでくださった方はなんとなく分かるかもしれないのですが…..

私の趣味のひとつであるカメラは、蜷川実花にだいぶ影響を受けていたりします。

蜷川実花を好きになったキッカケは、確か学生時代にTUTAYAでレンタルして観た『さくらん』

私は中学時代から椎名林檎(音楽家)と安野モヨコ(漫画家)が好きなのですが…
『さくらん』は安野モヨコ原作、蜷川実花が映画監督、椎名林檎が音楽を担当しています。

「安野モヨコ作品の音楽を椎名林檎が!?」
そんなの観るしかないじゃん!!

そして鑑賞後…
「極彩色の世界観やばい!!」
「出てくる女の子みんなかっこいい!!」
「蜷川実花良い!!」
から今に至るんですな…(笑)

もう15年以上前の作品なんですね!?
『さくらん』


ちなみに、蜷川実花が映画監督している作品で1番好きなのは『ヘルタースケルター』です。

何度観たことやら…

なかなかエグめの作品ではあるものの、めっちゃくちゃに刺さるんですよね。


そんなこんなで細く長い蜷川実花ファンとしては、今回のようなデカい企画があれば行くという選択肢しかございません!!!!

展示自体は2023.12.05〜の開催だったものの、病気の発覚と被ってしまい…

なんとか期間内に滑り込めた….(ゼェハァ…)
結果的に行けて良かった!!!!

今回は写真多めでお届けします!!




イベント概要

蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠

本展では、日常の中にある儚い美しさを永遠の存在として昇華する蜷川実花の制作姿勢を体現し、すべて本展のために撮りおろされた映像や写真を起点に、研究者や建築家、音楽家といった異なる分野の才能と共創された計11もの空間作品で構成されています。

立体彫刻や大型インスタレーションなど自由な手法で表現された作品群は互いに連結しており、 暗闇空間から開始するその展示構成は、これまで蜷川が表現してきた色彩鮮やかな印象を一転させ、静かに鑑賞者の感情を揺さぶります。

公式HPより

期間
2023年12月5日(火)〜2024年2月25日(日)

会場
TOKYO NODE GALLERY A/B/C
東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズステーションタワー45F

公式HPより

虎ノ門ヒルズ、造りがオシャレすぎて…
「UI/UXが良くない〜!!!!」と、言いながらなんとか辿り着けました(笑)


写真と感想

最近はやっぱり手術の不安もあって、気を紛らわすためにアタマのキャパを意識的に読書したりnote書いたりで割いてきました。

ただやっぱり、アタマの使い過ぎは疲れちゃうんですよね〜!!!!

なので、今回の展示は久しぶりに目の前の景色に集中して楽しめました。

凄くリフレッシュになった!!
一緒に行ってくれた友達よありがとう!!


対比がよかった

蜷川実花といえば極彩色!!
ポスターが咲いた花と枯れた花の対比だったので、どこかのエリアで枯れた花の作品があるとは予想していましたが…

開幕早々の暗闇展示の構成は意表をつかれました。

しかし先ほど紹介した映画作品である『さくらん』や『ヘルタースケルター』は、主人公が一度は堕ちるものの最終的には力強く返り咲くんですよね。

そう考えると、暗闇空間から、後に繋がる桃源郷空間は動線としてナイスすぎィ!

蜷川実花の映し出す女性たちは何があっても必ず立ち上がるし、這い上がるし、返り咲くんですよね。
昔からそういうメッセージに何度も勇気をもらってました。



作品よりも仕組みが気になってしまった展示(笑)

この作品は近付くと水槽になっていて、配線のある箱とない箱に分かれてました。

独立して画面が切り替わる箱はどういう仕組みになっているのか分からなくて…
友人とやいのやいの言いながら観てましたw



2枚の画面に別々の映像が映し出され、景色が混じる作品

大都市TOKYOの景色が移り行くので、友達とイントロドンならぬ映像ドンで盛り上がりました(バカ)

「次の映像の場所どこだろ〜」
「「俺たちのドン・キホーテ! @歌舞伎町!」」
…みたいな(笑)

ちなみにこの作品はベンチまでこだわりが詰まっていました。
スポンジのような素材で出来ており、脚を浮かせて座ると沈み込んで浮遊感がすごい。

目で見るだけでなく、椅子に座ることで作品により入り込める仕組みが素敵だと思いました!

一緒に行った友達は、エンタメ系の映像やら放送・配信ディレクターのひとなので、勝手に音声案内してくれて面白かったです。

展示作品に使われていた、なんかすごいテクノロジーまで解説してくれたので、余計に楽しむことができました!

サンキューサンキューソーマッチ。


サカナクションにありそう。
(サカナクションにありそう…?)

これは今回の作品の中で1位、2位を争うお気に入りです。

フラッシュバックみたいな感じで映像が切り替わり、まるで万華鏡の中にいるみたいな空間。

とにかく天井が高くて、この建物ならではの展示でした。



蜷川実花といえば!!…みたいな青と花
作品の一部は枯れています。

蜷川実花といえば鮮やかな空と花のコントラスト!

今回は他の展示含めて、造花だけでなく生花も使われているらしいです。
造花と生花の対比が良いなと思いました。

私は昔から、造花やドライフラワーよりも生花が好きです。

生花は朽ちるまで香るし
造花やドライフラワーには出せないみずみずしさや味がある
そして、時の経過に抗わず散る潔さがあり
その時々の美しさと儚さがある

私も生花みたいな生き様で在りたいなと思います。

冒頭で紹介した『ヘルタースケルター』で好きなセリフのやり取りがあるので、紹介させてください。

『どうして神様は、私たちにまず若さと美しさを与え、そして奪うんでしょう』

『その2つはイコールじゃない。若さは美しいけれど、美しさは若さじゃない。 美はもっと深くて複雑で、あらゆるものを豊かに含んでいる。』

映画『ヘルタースケルター』より

私も三十路。
世の中には稀に失礼なかたもいるので過去に「女は30超えたら終わりだから、今の若くて綺麗なうちに楽しみなよ」と言われたこともあります(笑)
まあ、そう思うかたも世の中に居るでしょうし、否定はしませんが…

私も『美しさ』って男女関係なく、もっと豊かなものだと解釈しています。

なので自分もいくつになっても美しく居られるように、見た目だけじゃなくて、中身も充実させて素敵な時の重ね方をしたいな…と、改めて思ったりしました。



この桜の写真お気に入り。

天に楕円形のホヨホヨが浮いており、映像が切り替わる作品
デカいクッションにねんねしながら見るので赤ん坊の気分です。

ピンクの映像は赤血球になった気分で少し怖かった
(友達に病院で採血のしすぎって言われたw)



住める。(住める?)

これ!今回の作品の中で1位、2位を争うお気に入りです。

薄い布にプロジェクターで様々な花が投影されています。
奥にいる人影さえも作品の一部になっていて素敵でした!




さいごに

久しぶりのギャラリーだったので、お気に入りのセットアップで写真も撮ってもらいました!!

テーマはズバリ【草】です!!!(バカ再来。)

久しぶりにちゃんとした服着た(笑)
髪切って初めてちゃんと写真撮って貰って有難い。


蜷川実花といえば極彩色な花々のイメージが強いので、私は引き立て役に徹しようと、お気に入りの「草っぽいセットアップ」で参上しました!!!

友達に「あら、謙虚ねぇ…」と言われてウケた。

当方、光を使うギャラリーに行くときは…
【シルエット重視ならタイトでブラック寄りのコーデ/作品に溶け込むならホワイト寄りのコーデ】
と、いうこだわりがございます。

最近、体調のこともあって、なかなか服に拘れてなかったので嬉しかったー!

イベントや行き先に合わせて色々な系統の服を着るのが好きなので、早く元気になって色々なところに行けるようになりたいな。

やっぱりアート作品に触れると心の洗濯が出来るので良いですね!!

冬頃からこもってインドアとアウトプット過多なので、さっさと脳下垂体の腫瘍を摘出していただいてアウトドアとインプットを復活するぞ!!!!

じゃあ、またね!



それでは皆さんお手を拝借、ぃよーお👏🏻
解散!!

本日のバナー:蜷川実花展での写真

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