老子から学ぶ【足るを知る】
皆さんは、老子という偉人を聞いたことがありますでしょうか。
紀元前に6世紀ごろを生きた人物とされていますが、その実在自体も疑われており、一般的には神話上の人物ではないかと言われています。
そんな人物が世の中に道徳をおさめ、偉大な人物だったわけですが、
彼は名を知られることを嫌い、国を離れ隠居生活を始めようとします。
国境を越えようとした老子は、関所の役人に懇願され、「老子道徳経」という書物を書き上げるのです。
老子についての言及は、この程度しかないそうで、その後の老子の消息は不明だとされています。
そんな正体不明の偉人が残した言葉には、私たちの人生で大切にすべき普遍的な教えが多く語らえています。
そんな数々の名言があるなかで、私が最近よく耳にする言葉「足るを知る」という言葉について感じたことを書いていこうと思います。
昨年からコロナの流行により、世界が大きく影響を受け、暗いニュースが後を絶たない現在なのかなと思います。
それに乗っかったように人々は不満をこぼし、現状の大変さを批判的に捉えようとしている傾向にあります。
いかにもコロナの影響で全てのことがダメになったかのように話すわけです。
私自身への戒めとしても、コロナが流行して、本当に世の中は不幸になったのかと振り返ることが重要だと思っています。
私が足るを知るという言葉に出会ったのは最近の話ですが、この言葉から、今自分が持っているものに感謝できる視点を持つことが出来るようになりました。
もしかしたら、不快な思いにさせてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、この状況下で何不自由なく働ける環境があることに深く感謝しています。
さらに、繁忙期と言われる忙しい時期を迎えることができ、時間を忘れるほど夢中になって働けていることが何より幸せなことなのでしょうか。
社内や身の回りの愚痴や不満を言い始めたら、キリがありません。
それよりも自分自身に目を向け、今どれだけ素晴らしいものが備わっているかを理解することが大事であり、今も充分幸福であることを理解する必要があるかと思います。
こんな時期だからこそ、これまで感じなかった周りに対する感謝の思いが顕著に表れるようになりました。
究極かもしれませんが、今の自分は周りの環境も含め、今の自分のままでもとても価値があり、この命があること自体が幸せだと知ることが大切なのかなと感じています。
本日も、最後までお読み頂きありがとうございました。
お読みいただいたということで、「スキ」「ハート」を押してみてください。無反応は相手を傷つける悲しい行為です(笑)
次回も宜しくお願い致します。
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