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#ひろがれPIECES

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PIECESに関するnoteを公開くださった皆さんの記事を勝手にマガジンに追加しています。素敵なnoteをありがとうございます!
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記事一覧

「信頼できる他者」とはどんな存在なのか。10年近く前に出会ったある女の子との話

台風の影響は皆さん大丈夫でしょうか。かつて経験したことないほどの雨になっている地域もあると聞きます。 皆さんがどうかご無事でありますように。。 そんな中で何をお伝えするのがいいかなと考えていた時に、ふと一人の女の子の姿が思い浮かびました。 今回のクラウドファンディングのテーマである「信頼できる他者」とはどんな存在なのか。 クラファン最終日に、皆さんと一緒に想いを馳せるきっかけになればなと思い、10年近く前に出会ったその女の子との話を書いてみたいと思います。 Mちゃんと

自分がここに関わりたいという願望を、今の自分のままで実践すればいいんだ

みなさんこんにちは!PIECESスタッフの笹本愛子です。 PIECESでは、「企業や団体と連携しながら、市民性を拡げる!」という取り組みを担当をしています。 PIECESとの出会いは、若年妊婦のための居場所づくりをしているNPO法人・ピッコラーレを通じてでした。 自分の妊娠出産をきっかけに「妊娠が困りごととなること」に対して関心を抱くようになり、プロボノとして関わり始めた際、PIECESの代表・斎さんと一緒にプロジェクトを実施するようになりました。 社会福祉の領域が全く

信頼できる大人の存在が、日常を豊かにし、心を強くしてくれた

子ども時代を振り返ると、親以外に気にかけてくれる大人の人たちが私の周りには複数いて、学校になじめない私を癒してくれていました。 土日も仕事の父母に替わりいろんなところに連れて行ってくれた人たち、 何もしたくないなという気分の時に「いるだけでいいんだよ」と受け止めてくれた人、 居場所がないと感じていた時に話を聞いてくれた人ー。 信頼できる大人の存在が、日常を豊かにし、心を強くしてくれました。 そんな原体験をもって子育てをするようになった私は、核家族が基本の今の子どもた

小学生の頃、「外人」と言ったことを父に注意された

小学生の頃、空港で見た外国人を見て「外人」と言ったことを父に注意されたことがあります。 当時の私はもちろん意識的に使ったわけではなく、悪気もありませんでした。 それでも辞書からこの意味を知ると、無意識に「自分とは違う人」「仲間ではない人」と捉えていたことに恐怖を覚えます。 まったくの他人のようで、実は私たちは影響し合いながら生きている- 小さな赤ちゃんを大切そうに抱っこするまちの人を見て心が温かくなったりよく行くお店の店員さんの元気な挨拶に励まされたり。 今朝食べたバ

私はちょっと強欲なので、自分のできる範囲と、可能ならそれ以上の範囲にも届けたいと思っちゃう

スタッフの栗野です。 私が住む地域は、商店街やベンチがあることで、まちの人が常に道にいるというような特徴があります。そうすると、子どもたちが歩いていると、まちの人たちが挨拶をしたり、ちょっと困ってそうな時や危険なことをしている時は声をかけたりしています。 私もまちの子どもたちに様々な関わりをしています。 高校生の恋バナを聞いて応援したり、 子どもたちが中心で活動する畑についてのアドバイスをしたり。 自分にできることで子どもたちに関わる、ということが私のモットーです。 で

子どもが心に深い傷を負うことなく生きるには、社会にどのような日常を広げていけばいいのか?

現在、子どもたちの生きる地域に「信頼できる他者」を増やすため、8/31(土)までクラファンを実施中です! 医療や福祉の現場に関わったメンバーから生まれた問い PIECESは、医療や福祉の現場で心に深い傷を負った子どもたちと出会ってきたメンバーによって、「子どもが心に深い傷を負うことなく生きるには、社会にどのような日常を広げていけばいいのか?」という問いと共に立ち上がりました。活動を進める中で、実感としても、様々な調査研究等からも「孤立」がもたらす影響の大きさに気づきました

「どうしているかな、幸せだといいな」と願うばかりで、自分の非力さを感じるなかで出会った

こんにちは。PIECESの泉森奈央です。 私はスタッフになる前に、20年間地元の公民館で働いていました。 地域の子育て支援や福祉との関連性もあり、公民館で出会う子どもたちやその家族の日常に触れて、学校教育・福祉分野の方と連携する機会が数多くありました。 と言うものの、私自身ができることはただ「相手が望めば、話したり遊んだり。必要があれば、適切な人につなげる」まで。 専門職の方につないだ後は、「どうしているかな、幸せだといいな」と願うばかりで、自分の非力さを感じることもあ

「こども」「おとな」ではなく、「ひとりの存在する人」として目の前にいる人に関わる

みなさん、こんにちは。PIECESスタッフの佐藤麻衣です。 PIECESでは、広報や啓発担当として、SNS発信や講座やイベント等の企画開催等を行っています。 子どもたちの生きる地域に「信頼できる他者」を増やしたい 私はこの「他者」という言葉がとても好きです。 一見、「他者」と書かれると少し遠い存在のような気もしますが、私が考える他者は「誰にでもなりうる存在である」ということだと思っています。 先日、長野県にある夫の実家に帰省しました。 山に囲まれていて、元々村だった地域

「子どもたちの生きる地域に『信頼できる他者』を増やしたい!」という表現から、みなさんはどのような地域を想像しましたか?

みなさん、こんにちは!CforCコンソーシアム推進を担当するざんそん、こと村山です。 まずはこれまでに多くのご支援と温かいメッセージをいただきありがとうございます!クラウドファンディングを通じて、あらためてPIECESが多くの方々に愛され、支えられていることを実感している、今日この頃です。 さて、タイトルでもある「子どもたちの生きる地域に『信頼できる他者』を増やしたい!」という表現から、みなさんはどのような地域を想像したでしょうか? ちなみに私は、安心や共感、やさしさに

自分がここに存在しているんだという実感や、何かあってもきっと大丈夫だと思えるような感覚は、ほんの些細な積み重ねで育まれていく。

みなさん、こんにちは。PIECESスタッフの西角綾夏です。 普段PIECESでは、Citizenship for Children(CforC) のプログラム運営や、CforCコンソーシアムを担当しています。 PIECESに関わっている理由は、「市民性の醸成」といった一見分かりにくいような、抽象的で、でもとっても本質的なところを、ぶれずに真ん中において、貫き通している団体だからです。 PIECESがなにをやっているのかと聞かれたとき、自分でもびっくりするくらい、説明に困る

子どもと関わる仕事をしていなくても、収入の一部を子どものために寄付する

PIECESスタッフの鈴木唯加です。 私は、コロナ禍が始まった当初にPIECESと出会い、まずは寄付者として関わり始めました。休校になって行き場のない子どもたちの力になれることはないか、と模索していた矢先のことで、PIECESの寄付者になるのは「私にできること」と「アプローチしたいこと」にぴったりでした。 子どもとの関わり方は、直接会ったり喋ったりすることだけではありません。普段は子どもと関わる仕事をしていなくても、収入の一部を子どものために寄付するのであれば、それは子ど

呼吸するかのように、まなざしを持つこと

こんにちは。4月からPIECESにジョインしました、笹本愛子です。いろいろなご縁が重なり、今こうやってnoteを書いていることが、なんだかとても嬉しく感じています。 これまで、「持続可能な農」をテーマとして生きてきたわたしが、今PIECESにいることを、少しだけお話させていただければと思います。 アフリカでの「農」との出会い 浪人生時代に「カラシニコフ(松本仁一著)」をたまたま読んだことをきっかけに、シエラレオネの少年兵たちに対し、強烈な興味を抱きました。 「なぜ地球

固く閉ざされていた扉の向こうには、まだ扉があったみたい。

誰かの涙に触れた日。 誰かの揺さぶられている感情に触れた日。 涙や感情を丁寧に言葉にしているのを受け取った日。 日々、たくさんの気持ちを受け取るたびに、心が揺さぶられて涙が出てきた。 今年1月、私は自分の奥底に閉じ込めて鍵をかけてしまっていた感情と向き合った。私の根本にある、"嫌われないように"と言う願い、その元になっているであろう経験を思い出して言葉にした。そんな私のnoteを読んで、心を震えさせてくれた、共に泣いてくれた、CforC2020で共に学んだ仲間の方がいる。そ

泣き虫なわたしが、流し打ちの二塁手になり、活字中毒者になり、能力主義に絡め取られ、ITエンジニアのキャリアを捨てて、還暦を前にソーシャルワークを目指すわけ

昨日(2021/08/22)、認定NPO法人PIECESさんのCitizenship for Children 2021のゼミに、チューターとして参加して、ビーンズふくしまのアウトリーチ事業を行っている山下仁子さんのお話を聞きました。 ある少女が教えてくれたことと、わたしの号泣山下仁子さんは、「アタマではなく、心で応える」支援を実践されています。質疑応答で「山下さんが心で応えるようになったきっかけがあったら教えてください」という問いが場にあらわれ、山下仁子さんは「これはあま