PIECES Magazine

NPO法人PIECESに関わるメンバーが様々な視点から記事を投稿します。 ▼PIECE…

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NPO法人PIECESに関わるメンバーが様々な視点から記事を投稿します。 ▼PIECES Webサイト https://www.pieces.tokyo/ ▼CforCプログラムWebサイト https://www.citizenship-for-children.org/

マガジン

  • CforC(NPO法人PIECES)

    CforCに関連する投稿をまとめています。

  • #ひろがれPIECES

    PIECESに関するnoteを公開くださった皆さんの記事を勝手にマガジンに追加しています。素敵なnoteをありがとうございます!

  • #わたしとPIECES

    #わたしとPIECES。スタッフやプロボノ、Citizenship for Childrenプログラム修了生や寄付者の方々が、わたしがここに在る理由を綴ったnoteたち。

  • やさしさのむしめがね

    暮らしの中にある、誰かを想うふるまいやまなざし。 PIECESはそれを「市民性」と呼んでいます。  誰も見ていないけど  スリッパをそろえるあの子  駅の階段で  ベビーカーを運んでくれたあなた  横断歩道を渡りきるまで  子どもの背中をみつめるまちの人 今日も、そこにある市民性。 「自分はここにいる」 「どこかの誰かに助けられてる」 「自分も誰かの力になれる」 という感覚が自然と満ちてくる。 互いに影響し合い、社会も私も変容していく。 PIECESは「やさしさのむしめがね」で市民性を照らします。 それが、明日もここにいて大丈夫と思える社会につながると思うから。

  • #市民性エピソード

    暮らしの中で出会う優しさ、あたたかさ、ほっこりするエピソード、ときどき、「どうすれば良かったんだろう」とモヤモヤしたエピソードをご紹介しています。 言葉にするほどでもない、人と人が出会って、ほんの少し会話をする。 それだけで日常が少しずつあたたかくなるような時間をお届けしています。

最近の記事

  • 固定された記事

子どもが心に深い傷を負うことなく生きるには、社会にどのような日常を広げていけばいいのか?

現在、子どもたちの生きる地域に「信頼できる他者」を増やすため、8/31(土)までクラファンを実施中です! 医療や福祉の現場に関わったメンバーから生まれた問い PIECESは、医療や福祉の現場で心に深い傷を負った子どもたちと出会ってきたメンバーによって、「子どもが心に深い傷を負うことなく生きるには、社会にどのような日常を広げていけばいいのか?」という問いと共に立ち上がりました。活動を進める中で、実感としても、様々な調査研究等からも「孤立」がもたらす影響の大きさに気づきました

    • 求められる役割と、わたしがこうありたいと願う姿の狭間で

      ある日、子どものあそび場で。 「うちの子が、また手を出してしまって・・・。なんでいつもこうなんだろう」 そう言って泣き出すお母さんを前に、自分の無力さを感じていた。 「子どもたちのやり取り、見てました。Aちゃんが先にいたけど、横入りしてきた子がいたんです。Aちゃんはしばらく我慢してたんです。でも、我慢して我慢して、それから手が出ちゃったんです。わたしが途中で声をかければよかったのかもしれません。Aちゃんは我慢できるようになってました。ちゃんと成長してます。」 途切れと

      • 「信頼できる他者」とはどんな存在なのか。10年近く前に出会ったある女の子との話

        台風の影響は皆さん大丈夫でしょうか。かつて経験したことないほどの雨になっている地域もあると聞きます。 皆さんがどうかご無事でありますように。。 そんな中で何をお伝えするのがいいかなと考えていた時に、ふと一人の女の子の姿が思い浮かびました。 今回のクラウドファンディングのテーマである「信頼できる他者」とはどんな存在なのか。 クラファン最終日に、皆さんと一緒に想いを馳せるきっかけになればなと思い、10年近く前に出会ったその女の子との話を書いてみたいと思います。 Mちゃんと

        • 自分がここに関わりたいという願望を、今の自分のままで実践すればいいんだ

          みなさんこんにちは!PIECESスタッフの笹本愛子です。 PIECESでは、「企業や団体と連携しながら、市民性を拡げる!」という取り組みを担当をしています。 PIECESとの出会いは、若年妊婦のための居場所づくりをしているNPO法人・ピッコラーレを通じてでした。 自分の妊娠出産をきっかけに「妊娠が困りごととなること」に対して関心を抱くようになり、プロボノとして関わり始めた際、PIECESの代表・斎さんと一緒にプロジェクトを実施するようになりました。 社会福祉の領域が全く

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        子どもが心に深い傷を負うことなく生きるには、社会にどのような日常を広げていけばいいのか?

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        • CforC(NPO法人PIECES)
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        • #わたしとPIECES
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        記事

          信頼できる大人の存在が、日常を豊かにし、心を強くしてくれた

          子ども時代を振り返ると、親以外に気にかけてくれる大人の人たちが私の周りには複数いて、学校になじめない私を癒してくれていました。 土日も仕事の父母に替わりいろんなところに連れて行ってくれた人たち、 何もしたくないなという気分の時に「いるだけでいいんだよ」と受け止めてくれた人、 居場所がないと感じていた時に話を聞いてくれた人ー。 信頼できる大人の存在が、日常を豊かにし、心を強くしてくれました。 そんな原体験をもって子育てをするようになった私は、核家族が基本の今の子どもた

          信頼できる大人の存在が、日常を豊かにし、心を強くしてくれた

          小学生の頃、「外人」と言ったことを父に注意された

          小学生の頃、空港で見た外国人を見て「外人」と言ったことを父に注意されたことがあります。 当時の私はもちろん意識的に使ったわけではなく、悪気もありませんでした。 それでも辞書からこの意味を知ると、無意識に「自分とは違う人」「仲間ではない人」と捉えていたことに恐怖を覚えます。 まったくの他人のようで、実は私たちは影響し合いながら生きている- 小さな赤ちゃんを大切そうに抱っこするまちの人を見て心が温かくなったりよく行くお店の店員さんの元気な挨拶に励まされたり。 今朝食べたバ

          小学生の頃、「外人」と言ったことを父に注意された

          私はちょっと強欲なので、自分のできる範囲と、可能ならそれ以上の範囲にも届けたいと思っちゃう

          スタッフの栗野です。 私が住む地域は、商店街やベンチがあることで、まちの人が常に道にいるというような特徴があります。そうすると、子どもたちが歩いていると、まちの人たちが挨拶をしたり、ちょっと困ってそうな時や危険なことをしている時は声をかけたりしています。 私もまちの子どもたちに様々な関わりをしています。 高校生の恋バナを聞いて応援したり、 子どもたちが中心で活動する畑についてのアドバイスをしたり。 自分にできることで子どもたちに関わる、ということが私のモットーです。 で

          私はちょっと強欲なので、自分のできる範囲と、可能ならそれ以上の範囲にも届けたいと思っちゃう

          「どうしているかな、幸せだといいな」と願うばかりで、自分の非力さを感じるなかで出会った

          こんにちは。PIECESの泉森奈央です。 私はスタッフになる前に、20年間地元の公民館で働いていました。 地域の子育て支援や福祉との関連性もあり、公民館で出会う子どもたちやその家族の日常に触れて、学校教育・福祉分野の方と連携する機会が数多くありました。 と言うものの、私自身ができることはただ「相手が望めば、話したり遊んだり。必要があれば、適切な人につなげる」まで。 専門職の方につないだ後は、「どうしているかな、幸せだといいな」と願うばかりで、自分の非力さを感じることもあ

          「どうしているかな、幸せだといいな」と願うばかりで、自分の非力さを感じるなかで出会った

          「こども」「おとな」ではなく、「ひとりの存在する人」として目の前にいる人に関わる

          みなさん、こんにちは。PIECESスタッフの佐藤麻衣です。 PIECESでは、広報や啓発担当として、SNS発信や講座やイベント等の企画開催等を行っています。 子どもたちの生きる地域に「信頼できる他者」を増やしたい 私はこの「他者」という言葉がとても好きです。 一見、「他者」と書かれると少し遠い存在のような気もしますが、私が考える他者は「誰にでもなりうる存在である」ということだと思っています。 先日、長野県にある夫の実家に帰省しました。 山に囲まれていて、元々村だった地域

          「こども」「おとな」ではなく、「ひとりの存在する人」として目の前にいる人に関わる

          「子どもたちの生きる地域に『信頼できる他者』を増やしたい!」という表現から、みなさんはどのような地域を想像しましたか?

          みなさん、こんにちは!CforCコンソーシアム推進を担当するざんそん、こと村山です。 まずはこれまでに多くのご支援と温かいメッセージをいただきありがとうございます!クラウドファンディングを通じて、あらためてPIECESが多くの方々に愛され、支えられていることを実感している、今日この頃です。 さて、タイトルでもある「子どもたちの生きる地域に『信頼できる他者』を増やしたい!」という表現から、みなさんはどのような地域を想像したでしょうか? ちなみに私は、安心や共感、やさしさに

          「子どもたちの生きる地域に『信頼できる他者』を増やしたい!」という表現から、みなさんはどのような地域を想像しましたか?

          自分がここに存在しているんだという実感や、何かあってもきっと大丈夫だと思えるような感覚は、ほんの些細な積み重ねで育まれていく。

          みなさん、こんにちは。PIECESスタッフの西角綾夏です。 普段PIECESでは、Citizenship for Children(CforC) のプログラム運営や、CforCコンソーシアムを担当しています。 PIECESに関わっている理由は、「市民性の醸成」といった一見分かりにくいような、抽象的で、でもとっても本質的なところを、ぶれずに真ん中において、貫き通している団体だからです。 PIECESがなにをやっているのかと聞かれたとき、自分でもびっくりするくらい、説明に困る

          自分がここに存在しているんだという実感や、何かあってもきっと大丈夫だと思えるような感覚は、ほんの些細な積み重ねで育まれていく。

          子どもと関わる仕事をしていなくても、収入の一部を子どものために寄付する

          PIECESスタッフの鈴木唯加です。 私は、コロナ禍が始まった当初にPIECESと出会い、まずは寄付者として関わり始めました。休校になって行き場のない子どもたちの力になれることはないか、と模索していた矢先のことで、PIECESの寄付者になるのは「私にできること」と「アプローチしたいこと」にぴったりでした。 子どもとの関わり方は、直接会ったり喋ったりすることだけではありません。普段は子どもと関わる仕事をしていなくても、収入の一部を子どものために寄付するのであれば、それは子ど

          子どもと関わる仕事をしていなくても、収入の一部を子どものために寄付する

          呼吸するかのように、まなざしを持つこと

          こんにちは。4月からPIECESにジョインしました、笹本愛子です。いろいろなご縁が重なり、今こうやってnoteを書いていることが、なんだかとても嬉しく感じています。 これまで、「持続可能な農」をテーマとして生きてきたわたしが、今PIECESにいることを、少しだけお話させていただければと思います。 アフリカでの「農」との出会い 浪人生時代に「カラシニコフ(松本仁一著)」をたまたま読んだことをきっかけに、シエラレオネの少年兵たちに対し、強烈な興味を抱きました。 「なぜ地球

          呼吸するかのように、まなざしを持つこと

          「役割ではなく、好きなものから見つけた私にできること」

          PIECESが行う、子どもと自分にとっての心地よいあり方をともに学び、実践するオンラインプログラムCforC。 その受講生たちがプログラムを通して感じた、自分自身の変化や願いについて書いた文章です。 * * * * * * CforCに参加したきっかけ当初、私は子どもが抱える様々な課題を、地域で支えるために何かしたいけど何をしたら良いのかわからない状態でした。そのときに「社会的処方」という本でPIECESを知り、CforCを知りました。参加の動機はしっかりあるようで、本当

          「役割ではなく、好きなものから見つけた私にできること」

          役割のもつチカラ

          息子を小さい頃から連れて行っている地域のイベントがある。 大人向けのトークイベントではあるけれど、 子連れも受け入れてくれて、 小さい頃は会場の後ろの方で遊ばせながら 参加させてもらっていた。 いまでは、息子は小学校高学年になり、 自分から「次はいつ?」「お手伝いしていい?」と 一人の参加者になってトークもきくようになり、 私が知り合ってない大人といつの間にか仲良くなっていて驚かされる。 先月からとうとう息子はインターンとして、 正式にお手伝いを任されることになった。

          役割のもつチカラ

          管理人さんは見守り人 #市民性みっけ #12

          PIECESメイトのあやさんがみつけた「市民性」 先日、久しぶりに職場に行った。 最近は在宅勤務もあり、足を運ぶ機会は少ない。 勤務先の職場のビルには、1階の受付に管理人さん達がいる。 受付の前を通ったときに、管理人の一人のおじちゃんが、 「お、久しぶり!」と声をかけてくれた。 1階の自動販売機で、紅茶を買おうとした。 紅茶のボタンを押したのに、なぜかコーヒーが出てきてしまった。 私はコーヒーが苦手で、どうしようかな・・・と考えていたら、 管理人のおじちゃんが、「どうし

          管理人さんは見守り人 #市民性みっけ #12