![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95361926/rectangle_large_type_2_638fc5cf6606b939b06bf4efa870ac9d.png?width=1200)
詩 | 時には赤子のように
ときには赤子のように
いろんな人に抱かれてみたい
ときには赤子のように
あなたと出会う前の私に戻りたい
ときには赤子のように
知恵を身につける前の私に戻りたい
ときには生まれて来る前の
母の羊水の中に浸っていたい
いつも前へ前へ進む
時間にせかされると
いつも後ろへ後ろへと進む
時間はないかと探したくなる
歳を重ねるとともに
ウソをつくことも多くなって
だんだん人間が汚れてく
歳を重ねるとともに
傷つけた人の数も増えていって
だんだん人間が汚れてく
歳をとることは
汚れていくことだ
強さとひきかえに
純真さを捨てていく
私の中に
どれほど赤子の無垢が
残っているだろうか?
![](https://assets.st-note.com/img/1673363274283-mEUVPhoBjE.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1673363287882-dUds1wKFDT.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1673363393748-rH7U6oYedM.png?width=1200)
いいなと思ったら応援しよう!
![山根あきら | 妄想哲学者](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173111778/profile_19119463d5fa9a15179dafdabef5eb29.png?width=600&crop=1:1,smart)