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恋愛短歌


空席の
となりで食べる
瞬間に
はじめて気づく
君の存在


話すこと
なにもないのに
語りたい
ダイヤルまわす
ひとり深夜に


変わってく
こんなわたしじゃ
なかったの
つぎから次へと
増える例外


何度目の
ことばなのか
覚えてない
君と交わした
「メリクリ」「ことよろ」


いつ終わる
考えたこと
なかったわ
君の口唇
残る感触


泣き笑顔
夜に抱かれて
燃え上がる
もどれない恋
一歩ふみだす


熱々の
カレーライスも
いいけれど
恋もカレーも
冷めてからかな


かわいいね
お世辞なのだと
知りつつも
年とってから
お世辞もないわ


男って
何故に若さに
ひかれるの?
年月重ね
深くなるシワ


女って
何故に勝手に
決めつける?
理由は若さ
ではないけれど


じゃあなによ?
小顔・巨乳の
ほかにある?
言えるものなら
言ってみなさい!


そばにいて
やすらぐときが
ないからだ!
もう少しだけ
しおらしくしろ!


言ったわね
どれほど我慢
してきたか?
あんたに分かる?
泣けてくるわよ


悪かった
どれほど苦労
かけたのか?
反省するよ
許しておくれ!


許さない!
許せないこと
あるものよ
影で支えて
暴言吐かれ👊😭✨


からんだの
お前が最初
知らんがな
泣くの 女の
武器だからなぁ


こんなにも
尽くしてきたの
忘れたの?
重ねた月日
思い出してね


わかってる
君がいたから
ぼくがある
はじめて会った
日から今日まで


#短歌
#今日の短歌
#ほろ酔い文学


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