妄想恋愛小説 | 夏だね。
やっと夏がやってきた。冬はコートとか着るから、いつも同じような格好になっちゃってつまらない。おしゃれが好きなわたしは、冬はきらい。別に寒いのが苦手とか、そういうんじゃないんだよね。どんなに暑くても、おしゃれな服を楽しめる夏のほうが好き。
スカートにキャミ着るのがスキ。変態ジジイに目をつけられることもあるけど、だからってチカンされるからといって、地味な服を着るのはちがうと思う。
っていうか、チカンよりイヤなのはウチのママ。ウチのママって古い。わたしがキャミなんか着てると、「そんな下着みたいなカッコして」とマユをひそめる。ママなんて、古墳から出土したてのような耳飾りをつけてるし、夏の服は、4、50年前に流行ったようなアロハみたいなの着てるの。オンナをすてるとアアなる。ウケる~。
も1つ文句ついでに言っておけば、痴漢よりイヤなのは、貧乳女子。わたしが「チカンされた」と言えば、「おっぱい見せびらかしてるからよ」なんてホザく。そういうのウザい。貧乳だからといってヒガまないでほしいな。そういう子に限って、見栄はって偽パイも入れてない。バカじゃない?
わたしはホントはFカップだけど、彼に過度な期待をもたせてガッカリされてもイヤだから、Eカップって言ってある、フフフ。
もう彼と付き合いはじめてから半年になる。そろそろいいかな、っていう気持ちになってる。
きょうは彼と泳ぎにいくの。泳ぐからさ、化粧は薄くしかしていかないけど、ムダ毛も脇の毛も、もちろんVラインのハミ毛も、ちゃんと手入れしたおいた。生理もちょうど終わったし、きょうはなんかいいことありそう、てへへ。海で泳いだあとはどこに行くのかな。きょうははじめてお泊まりしてもいいかもね。
夏だね!
記事を読んで頂き、ありがとうございます。お気持ちにお応えられるように、つとめて参ります。今後ともよろしくお願いいたします