運動は継続が大事
運動が健康維持やパフォーマンス向上に不可欠であることは広く知られていますが、最も難しいのは「継続すること」です。多くの人が運動を始めても、途中で挫折してしまう理由は何でしょうか? そして、どのようにすれば運動を長く続けられるのでしょうか?心理的側面やエビデンスに基づいて、運動を継続するコツを解説し、特にピラティスの実践がその助けになる理由をお伝えします。
運動を継続する重要性
健康への影響
運動を継続的に行うことで、以下のような健康効果が得られます。
心血管疾患のリスク低下
筋力と柔軟性の維持
メンタルヘルスの改善(ストレス軽減や気分の安定)
免疫機能の向上
挫折しやすい理由
目標が曖昧
結果がすぐに見えない
時間の確保が難しい
単調さやモチベーションの低下
継続のコツ
1. 現実的な目標を設定する
運動を始める際には、達成可能な小さな目標を設定しましょう。
短期目標: 週3回30分の運動を続ける。
長期目標: 3か月後に体力測定で結果を出す。
エビデンス: 現実的で測定可能な目標を設定することは、運動継続のモチベーションを高める重要な要因であるとされています(Locke & Latham, 2002)。
2. ルーティン化する
運動を生活の一部にすることで、習慣化が進みます。
朝のストレッチや夜のリラックスヨガを日課にする。
決まった曜日や時間に運動を行う。
3. 社会的サポートを活用する
運動仲間やトレーナーの存在が継続を後押しします。
グループレッスン: ピラティスのような少人数制クラスは、仲間意識を高める効果があります。
家族や友人と運動を共有: 一緒に活動することで継続が楽しくなります。
エビデンス: 社会的サポートがあると、運動継続率が大幅に向上することが示されています(Carron et al., 1996)。
4. 進捗を記録する
トレーニングの記録をつけることで、達成感が得られます。
日記やアプリで運動の内容を管理する。
写真を撮影して体の変化を視覚化する。
5. 楽しむことを忘れない
運動を楽しむことが最大の秘訣です。
音楽を聴きながら行う。
新しい動きを学ぶ。
ピラティスが継続に適している理由
1. 適応性の高さ
ピラティスは初心者から上級者まで、誰にでも適応できます。自分の体力や目的に合わせたプログラムを選ぶことができるため、無理なく始められます。
2. 心身のバランスを整える
ピラティスは、体のコア(体幹)を強化しながら、心身の調和を図るエクササイズです。単なる運動以上に、リラクゼーション効果も得られます。
エビデンス: ピラティスは、腰痛改善や姿勢矯正に効果があり、心理的ストレスを軽減することが確認されています(Wells et al., 2012)。
3. 少人数制のサポート
多くのピラティスクラスは少人数制で行われ、インストラクターからの丁寧な指導を受けることができます。これにより、個々の目標に合わせたアプローチが可能です。
4. 達成感と楽しさ
ピラティスのプログラムは、毎回異なる動きを取り入れることができ、飽きにくい設計になっています。また、柔軟性や筋力の向上を感じることで、自然とモチベーションが高まります。
まとめ
運動を継続することは、健康や幸福感を維持するために欠かせません。そのためには、現実的な目標を設定し、楽しみながら習慣化することが重要です。ピラティスは、その柔軟性や心理的効果から、運動を続けやすい選択肢の一つです。
今こそ、ピラティスを始めて心身ともに健康な生活を手に入れましょう。
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