櫛引翔太 鍼灸師 × 脳卒中認定PT

鍼灸師・認定理学療法士(脳卒中,地域)|回復期病院→ 脳梗塞リハビリセンター→訪問リハ…

櫛引翔太 鍼灸師 × 脳卒中認定PT

鍼灸師・認定理学療法士(脳卒中,地域)|回復期病院→ 脳梗塞リハビリセンター→訪問リハ勤務|アメリカ,中国での鍼灸研修参加|自費リハ勤務経験|鍼灸とリハビリの可能性を追求したい人|鍼灸院,外部講師担当中

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  • HAMT〜訪問鍼灸向け教育コンテンツ〜

    200以上あるコンテンツが購読すればなんと全て読み放題!購読者限定の無料オンラインセミナーもあります。毎月数本の記事追加されます!各分野のプロフェッショナルな在宅鍼灸師が執筆担当しているので、在宅鍼灸が関わる幅広い領域についての記事を提供することが実現できました。在宅鍼灸師における卒後の継続した学びの場をこのライブラリを通してサポートしていきます。

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【募集中:R6.4月開講】6ヶ月コース:脳卒中の病態理解セミナー〜鍼灸師・柔道整復師向けリハビリセミナー〜

脳卒中患者さんを担当したけど、どうしよう ⁉️ 【鍼灸師・柔道整復師】限定 6ヶ月間で脳卒中の病態をマスター \鍼灸師&脳卒中認定PTが徹底サポートします/  ↓ 申し込みはこちらから ↓ 【セミナーで学べるもの:15分動画】 Q:このセミナーを受けるメリットは何ですか? A:大きく下記の3つのメリットがあると考えています。 1:患者さんに「脳卒中の病態」を自信を持ち説明できる 2:ケアマネージャー・療法士と適切な「情報共有」ができる 3:正しく「目標」を設定し、当事

    • 【姿勢評価】立位姿勢をPTはどう診るのか-運動機能性評価-

      こんにちは。”くっしー” こと櫛引翔太です。 鍼灸師・認定理学療法士で ⇩脳血管障害後遺症・動作分析のまとめ⇩ 鍼灸師1年目のコロちゃんは治療前後で立位姿勢を確認することにしました。 コロ「治療後に背筋は伸びやすくなっているからよかった。でも姿勢ってそもそもどうやって評価すればいいのだろう??」 第3回「PTは立位姿勢をどう評価してるのか?」「効率的な姿勢とは何か?」コロ「背筋が伸びてるといい姿勢なの?」 先輩「効率的な立位姿勢とは、その姿勢から次の動作にすぐに移行できる

      • 【HAMT】SLRから動作効率性を予測する-運動機能性評価と立ち上がり-

        こんにちは。”くっしー” こと櫛引翔太です。 鍼灸師・認定理学療法士(脳卒中/地域)で ⇩脳血管障害後遺症の記事をまとめています⇩ ⇩今回は前回記事の続きになります⇩ 運動機能性評価 -SRLから体幹/下肢機能を評価する- ↓過去記事を参照↓ 第2回「SLRから動作効率性を予測する」コロ「前回下肢を上げる時に下肢と体幹機能が重要だとわかりました」 先輩「体幹と下肢の理解が深まると、最終的に立ち上がり動作の予測が出来るようになるんだ。」 今回はハムストリングスの機能解剖

        • 【HAMT】運動機能性評価-SLRテストから体幹/下肢機能を評価する-

          こんにちは。”くっしー” こと櫛引翔太です。 鍼灸師・認定理学療法士(脳卒中/地域)で ⇩脳血管障害後遺症の記事をまとめています⇩ 今回から新シリーズの記事を開始します。 シリーズ:「運動機能性評価」 第1回「SLRから体幹/下肢機能を評価」コロ「SLRは神経系の評価ですよね?」 先輩「SLRは臨床でもによく使用されるね。リハビリ視点では下肢を挙上していくまで「運動方向・動作パターン・下肢の重さ」など評価することで運動機能をより深く評価することができるんだよ。 コロ「評

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          【HAMT】脳卒中後疼痛の概要-鍼灸師の関わり:Post stroke pain-

          今回のテーマ \脳卒中後の疼痛/ 【脳卒中後の疼痛の分類】 コロ「脳卒中後の疼痛を訴える人が多いです」 先輩「脳卒中患者さんの約50%に脳卒中後疼痛が出現すると言われるよ」 コロ「なるほど。通りで多いわけですね。」 先輩「また痛みの影響を受けている患者さんの約70% が日常的に痛みを経験しているんだ」 脳卒中後疼痛が継続することによる大きな問題は、「非運動症状」の出現です。主に認知機能の低下・疲労・うつ病・QOL低下・自殺傾向などを併発する可能性があることを注意し介入

          【HAMT】脳卒中後疼痛の概要-鍼灸師の関わり:Post stroke pain-

          「研修報告-18」:自主練習とモチベーションの再考:継承塾スキルアップコース

          こんにちは。”くっしー” こと櫛引翔太です。 継承塾スキルアップコースのオンラインセミナーを受講。 仲間と一緒にディスカッションで計2時間で理解を深めました。 テーマ「自主練習・モチベーション 」の関係について 患者さんへの問診で、「何がしたいですか?」「どうなりたいですか?」と若手の頃は安易に質問をしていた。 マズローの欲求階層説は、下位の基本的欲求が満たされていなければ自己実現は難しいとされている。目の前の対象者の訴えは、何を求めているのか。言葉の裏にある欲求を知

          「研修報告-18」:自主練習とモチベーションの再考:継承塾スキルアップコース

          「研修報告-17」セラピストの働き方とコンプライアンス:山梨県理学療法士会

          こんにちは。”くっしー” こと櫛引翔太です。 今回、山梨県理学療法士会の研修会に参加してきました。 テーマ:「リハスタッフの働き方改革とコンプライアンス」 講師は株式会社geneの張本先生で、参加者が280名を超えるビックイベントでした⇩ 先日P T協会の指定管理者研修を受講し、「管理」の重要性を学んだ上での今セミナー参加でしたが、正直、目頭が熱くなる最高のセミナーでした。 病院や大手の企業であれば、コンプライアンスは明確に決められているが、小さな会社や企業であれば、制

          「研修報告-17」セラピストの働き方とコンプライアンス:山梨県理学療法士会

          「研修報告-16」管理とチームマネジメント:協会指定管理者研修(初級)

          こんにちは。”くっしー” こと櫛引翔太です。 今回、P T協会の管理者研修を受講してきました。 臨床10年目になると、いつまでも若手でいるわけにもいかず。。 技術研修に加え、マネジメントの研修を受講しています。 ⇩理学療法管理学会学術大会が開催されるようです⇩ テーマ:「臨床現場における管理」の理解を深めました。 最近では「臨床・教育・研究」と様々な働き方があるが、 その中心には【管理】が存在しており、ここの土台が何より大切である。 本当にその通りだと感じた。労務管

          「研修報告-16」管理とチームマネジメント:協会指定管理者研修(初級)

          「研修報告-15」:【起居動作】治療介入のポイント:継承塾ハンドリング稽古

          こんにちは。”くっしー” こと櫛引翔太です。 本日も脳梗塞リハビリ大阪by松柏苑での ハンドリング稽古に参加してきました。 テーマ:「起居動作 」の治療介入の理解を深めました。 脳卒中患者さんの治療の際に「じゃあ治療をするので寝てくださいね」と指示すると、動作の中で足が突っ張り、手が硬くなり、腰痛を訴えること少なくない。 寝ていく動作・起きていく動作の中で支持面と重心移動を確認し、どう誘導すれば安定した背臥位に誘導できるかを今後も考えていきたい。 【鍼灸師向けのリハ

          「研修報告-15」:【起居動作】治療介入のポイント:継承塾ハンドリング稽古

          「研修報告-14」:【上肢の治療】肘から手指の治療ポイント:継承塾スキルアップコース

          こんにちは。”くっしー” こと櫛引翔太です。 脳梗塞リハビリ大阪by松柏苑、三浦教一先生の実技研修の報告です。 テーマ:「肘から手指」上肢の治療介入の理解を深めました。 「肘関節の構造」 肘関節が正しく伸展するためには、肘頭窩に尺骨が正しく適合する腕尺関節の可動性が重要となる。脳卒中後には上腕ー前腕の屈筋の過緊張に伴い、肘関節の最終伸展が阻害されている場合がある。 「肘関節伸展のための要素」 中枢神経疾患の場合、単に肘関節の運動を促すだけでは患者さんの運動パターン

          「研修報告-14」:【上肢の治療】肘から手指の治療ポイント:継承塾スキルアップコース

          「研修報告-13」:【変形性股関節症】の姿勢と歩行の特徴:新潟県PT学術大会

          こんにちは。”くっしー” こと櫛引翔太です。 今回はオンラインで新潟県理学療法学術大会に参加してきました。 テーマ【変形性股関節症の姿勢と歩行】 講師は建内宏重先生で、研究と臨床的観点から講義をされました。 めちゃくちゃわかりやすい。 【姿勢評価のポイント】 【動作評価のポイント】 【変形性股関節症-2】 ◾️歩行時のポイント →股関節への負担をどう軽減するか。 ・股関節戦略ー足関節戦略  →トレードオフの要素 ・胸椎ー股関節  →体幹の回旋との関係  →股関節

          「研修報告-13」:【変形性股関節症】の姿勢と歩行の特徴:新潟県PT学術大会

          【開催終了】脳卒中当事者が語る。「鍼灸師」に求めるもの〜特別オンラインセミナー〜

          こんにちは。”くっしー” こと櫛引翔太です。 今回の特別オンラインセミナーは 「脳卒中当事者」の方に ご登壇していただきます。 参加申込はこちら⇩ 【テーマ】 脳卒中当事者が鍼灸師に求めるもの 日付:3月13日(水) 時間:20:00ー21:30 講師:脳卒中当事者、櫛引翔太 費用:無料 定員:90名(先着順) 対象:鍼灸師・鍼灸学生・脳卒中当事者の方 備考:アーカイブなし 【内容】 急性期・回復期病院でのリハビリの経過、機能回復をされる上での苦悩や葛藤、そして治療

          【開催終了】脳卒中当事者が語る。「鍼灸師」に求めるもの〜特別オンラインセミナー〜

          「研修報告-12」:徹底的に「膝関節の触診」:OCR卒業生研修会(Therapist be ambitious)

          こんにちは。”くっしー” こと櫛引翔太です。 母校の大阪リハビリテーション専門学校の卒業生研修会に参加してきました。 本日のテーマは「膝関節」でした。 整形病院で勤務している先生は、TKAの症例を多く見る機会が多いですが、私は中枢メインの病院で勤務していたため、とても勉強になりました。 触診のポイント ・手のアーチを意識して、指はセンサーの役割に徹する ・筋をポンピングして疼痛に伴う過剰な筋収縮を作らない ・術後は関節内圧が上昇する。関節内圧を高めないよう膝後方から軽く

          「研修報告-12」:徹底的に「膝関節の触診」:OCR卒業生研修会(Therapist be ambitious)

          「研修報告-11」:肩甲骨の動的安定性:継承塾スキルアップコース

          こんにちは。”くっしー” こと櫛引翔太です。 脳梗塞リハビリ大阪by松柏苑、三浦教一先生の「継承塾スキルアップコース」で2時間の実技研修を受けてきました。 テーマ:「Scapula set 」肩甲骨の治療介入の理解を深めました。 【ポイント1】 上肢の治療=肩甲帯の介入ではない。 肩甲骨が正しく可動するために、個別性に応じた姿勢の評価が重要となる。無理に肩甲骨だけを動かせば、腰椎の前弯増強、体幹の側屈、重心の対側変位など体幹を含めた代償動作が出現しやすくなる。 【ポイ

          「研修報告-11」:肩甲骨の動的安定性:継承塾スキルアップコース

          【HAMT】脳卒中後のうつ症状〜鍼灸師の強みを活かす関わり〜

          「脳卒中を担当したけど、どうしよう?」 動作分析・歩行・予後予測など ⇩過去記事はこちらから⇩ 今回のテーマ \脳卒中後のうつ/ 【脳卒中後うつ概要】 コロ「患者さんの精神状態が不安定です」 先輩「脳卒中患者さんは運動麻痺など「目にみえる症状」と、精神状態を含めた「目に見えない症状」の両方に気をつけておくことが大切なんだ。」 コロ「30%ってかなり多いですよね。」 先輩「実際患者さんの主訴の多くは、麻痺や痙縮など運動機能にフォーカスされる場合が多いから、見落とされる場

          【HAMT】脳卒中後のうつ症状〜鍼灸師の強みを活かす関わり〜

          【HAMT】脳血管障害後遺症:痙縮・疼痛・歩行・評価分析-担当まとめ-

          こんにちは。”くっしー” こと櫛引翔太です。 「脳血管障害後遺症」の病態理解を深める HAMT記事のまとめです。 【病態理解-1】異常筋緊張:痙縮- -無料公開- 【病態理解-2】脳卒中後疼痛:PSP- 【病態理解-3】脳卒中後うつ:PSD- 【端座位姿勢】姿勢の分析基礎 【寝返り】 動作分析のコツ 【予後予測】 脳卒中の経過を理解 【動作分析の基礎】 正常歩行の評価 【動作誘導-1】 歩行分析 -基礎編-

          【HAMT】脳血管障害後遺症:痙縮・疼痛・歩行・評価分析-担当まとめ-