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カメラと写真

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こちらでは、これまでに所有したカメラとレンズに関する個人的なレビューを中心にカメラについて語っていきたいと思います。
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#キヤノン

Canon 新製品「RF16-28mm F2.8 IS STM」購入前レビュー

RFマウントの新ズームレンズ「RF16-28mm F2.8 IS STM」を2月下旬に発売することが発表されました。 早速、Canonフォトハウス銀座にチェックに行きました。 平日の銀座界隈はインバウンドでいっぱいでした。 同じF2.8通しレンズの「RF28-70mm F2.8 IS STM」と見た目は変わりません。フィルター径は同じく67mmです。 「Lレンズに迫る高画質」という謳い文句ですが、RF28-70mm F2.8の時もRF24-105mm F4 Lと同等以

「未来のカメラ」X(Twitter)に聞く Grokの回答は・・

X(旧Twitter)で公開されているGrokは、イーロン・マスク氏が設立した企業のxAI社が手掛ける対話型AIですが、「未来のカメラ」について、各メーカーごとに聞いてみました。 先ずは、メーカー指定をしない場合です。 恐らく、カメラボディはAIが勝手に被写体を見つけ、オートフォーカスから、タイミング、構図まですべてをやってくれるのだと思いますが、レンズだけは従来と変わらず、光を集めるという役目をするため、その形状も変わらないのでしょうね。 それでは、メーカー別にどのよ

Canon EOS R1で鳥の飛翔を試す

自分の中では、Canon EOS R1はスポーツ撮影専用機の位置づけなのですが、シーズンオフなので来春までの間、慣らし運転でいろいろな場所で撮影しています。 今回は、動体オートフォーカスのテストということで、鳥の飛翔写真を試してみました。レンズはRF100-500mmです。 カメラバッグから取り出し、まだ何も設定していない段階でしたが、突然池にカワウが舞い降りて来たのでとっさにカメラを向けました。 撮影は全て、被写体認識(動物)を使っています。 紅葉シーズンなので、青

Canon「EOS R1」開封の儀

Canon「EOS R1」が届きました。少し早いクリスマスプレゼントです。 外箱が大きい・・・ボディがほぼ同じサイズのEOS R3の箱はこんなに大きかったかな?と思うほど大きいです。 元々Canonの箱は無駄に大きかったのですが、最近はプラスチックの仕切り板を止めて、エコ志向になったと思っていたのですが。 すごい分厚い取扱説明書が紙となって同梱されたと思ったら、これは各国語対応の使用説明書でした。 これ紙の無駄なので廃止で良いのではないでしょうか。 あるいは他社のように

Canon「RF70-200mm F2.8 L IS USM Z」発表!! 軽いです

RFマウントの新ズームレンズ「RF70-200mm F2.8 L IS USM Z」を11月に発売することが発表されました。 同時に、「RF50mm F1.4 L VCM」「RF24mm F1.4 L VCM」も発表されました。 早速、Canonフォトハウス銀座にチェックに行きました。 見た目、「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」の白バージョンではないのか、と思うほど形状がそっくりです。 どちらも、動画も大きく意識したものとなっており、おそらく最初から

SIGMA「10-18mm F2.8 DC DN キヤノンRF用」開封の儀

「開封の儀」とは、元々東大寺正倉院における宝庫の扉の封印を解く儀式のことです。 レンズの開封も私個人的には厳かな気持ちで宝物(ガラス製品)の箱を開ける、そんな気持ちになります。 カメラはデジタル製品でどれも同じであることからあまりそんな気持ちにならないのですが、レンズは同じ製品でも1本1本クオリティが違うので、当たり玉なのか外れ玉なのかがあります。どうか当たり玉でありますようにと願いながら開封するため、そのような気持ちになるのかもしれません。 カメラが趣味でない人には、

Canon「RF28-70mm F2.8 IS STM」開封の儀 (軽い!)

「開封の儀」とは、元々東大寺正倉院における宝庫の扉の封印を解く儀式のことで、今はYoutuberが購入した商品を儀式めかして開封・紹介する時に一般的に使われている言葉のようです。 RFレンズで統一した黒と白のデザインです。特に高級感がある箱ではありませんが、黒ベースなのでチープ感はありません。 昨年くらいまでは、プラスチックが仕切りに使用されており、特にカメラボディは無駄に箱が大きく、地球エコに対して企業努力は無いの?と感じていたのですが、「環境に配慮した商品パッケージ」

Canonの新標準ズームレンズ RF28-70mm F2.8 IS STM

突然、何の前触れもなく新製品発表されました。Canonの新標準ズームレンズ RF28-70mm F2.8 IS STMです。 Canonの上級レンズを示すLレンズではないものの、防塵防滴、協調制御7.5段の手振れ補正、フォーカスブリージングの抑制、そしてGMo非球面レンズの採用により、RF24-105mm F4 L IS USMより 同等以上の高画質と堂々とCanon自身が言い切っています。 同等以上と控え目ですが、おそらくRF24-105mm F4を圧倒する解像性能だと

「EOS R5 Mark II」がやって来る!!!

CANON EOS R5の後継機「EOS R5 Mark II」ですが、4年の時を経ていよいよ明後日8月30日(金)に発売されることになりました。 延び延びの連続で(Canonとしては予定通りだったと思いますが)ようやくこの日を迎えることになりました。1年前にR5の後継機が出るという噂が広まり、その時点でR5の中古買取価格が下がる前にと売却、今年4月にいよいよ発売かという噂で資金づくりのためにR6IIも売却してR5IIを待つこと半年です。その間、Canonのフルサイズ機は1

キヤノン EOS R7 【最後のコスパ抜群のカメラ】

さて、2022年5月(2年前)発売のEOS R7を今更ながら購入しました。 2年前、R10と同時に発表されたのですが、その時購入したのはR10の方でした。Canonのカメラは当時R3とR5で運用しており、別途ファミリー撮影用として内蔵フラッシュ付きのコンパクトなものが欲しく、R7ではなくR10にしました。 CanonのAPS-C機は、フルサイズ機の廉価版のような位置づけで、それはNikonやSonyも同じで、APS-C機がメインの富士フィルムやマイクロフォーサーズ機のPan

CANON「EOS R5 Mark II」予約完了(8月下旬発売)

CANON EOS R5の後継機「EOS R5 Mark II」ですが、4年の時を経ていよいよ発売されることになりました。 今回新たに読み出し速度の速い「裏面照射積層センサー」が搭載されたことで、レンズからの情報を高速に読み出し分析することが可能となり、新チップのDIGIC Acceleratorを搭載したことと合わせて、全ての演算処理が高速となったことが非常に大きいです。 さらに、ディープラーニング技術をベースとした処理/解析技術を融合し大きく進化しました。 フィルム時代

CANON 「EOS R1」を買う理由はロマンしかない

2024年7月17日、ようやく正式発表された「EOS R1」のタッチ&トライ初日に参加してきました。 CANONは2018年10月にEOS Rを発売し、フルサイズミラーレス機に参入しました。その後、Canonは2021年11月にEOS R3を発売し、世間ではいよいよフラグシップ機か!?と思ったのですが、「3」であったことからこれはフラグシップ機ではなく、これよりもっと優れた機種が「1」のナンバーで発売されることを暗に示すことになりました。 一説には、これより先にSONYが

CANON 7月17日の新製品発表を公開 EOS R1、R5 Mark IIついに発表!?

こんにちは。フォトグラファーのnonです。 海外の街や風景、スポーツ撮影を生涯のライフワークとしています。毎日、生活のすべてにカメラが欠かせません。 写真は記憶を確かにしてくれるだけでなく、時にはその写真が今を生きるための力を与えてくれるものになります。 これまでに所有したカメラとレンズに関する個人的なレビューを中心にカメラについて語っていきたいと思いますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。 さて、ずっと出るぞ出るぞと他社メーカーの新製品に対して牽制球を投げてき

NIKONはスポーツ報道の世界から消えたの??

こんにちは。フォトグラファーのnonです。 海外の街や風景、スポーツ撮影を生涯のライフワークとしています。毎日、生活のすべてにカメラが欠かせません。 写真は記憶を確かにしてくれるだけでなく、時にはその写真が今を生きるための力を与えてくれるものになります。 これまでに所有したカメラとレンズに関する個人的なレビューを中心にカメラについて語っていきたいと思いますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。 先日、国立競技場でジャパンラグビー・リーグワンの決勝戦を観戦した時に気