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作家、音楽家、やめました

そもそも作家じゃなかったし、音楽家でもなかった。

……

ちょっと意味不明すぎるので、ここから真面目に書いていきます。


自分が雑魚すぎて嫌いになりそう

  • 日本在住22歳日本人男性(大学生)

と自分を定義すると、「まぁ確かにこれが自分だよな」って違和感を抱くことなく、普通に生きることができるのですが、

  • '02, 音楽家/作家

と定義していると、何だかとっても息苦しくて、あぁ、俺は一体何をやっているんだ、と思い詰めて考えるようになってしまったので、やめることにしました。

(ちなみに、「ん?大学生?」と思った方は僕のことをよくご存知な方です笑 ありがとうございます)

流石に大きく出過ぎてしまいました。

なんでもかんでも宣言すればいいってもんじゃない。

現実と理想が違いすぎて、自分で自分のことを「誰すか?」と見るようになってしまったので、やめることにしました。

うん、精神的な安定の方が大切です、ほんと。

一昨日「なんだかんだ今の自分は結構好きだ」と書いた

ものの、やっぱりダメだったっぽい。

日々あれこれ考えながら、本をたくさん読んだり情報収集したりして生きているのですが、すればするほど自分の小ささが見えてきて、書いた文章、作った音楽にあまり自信が持てなくなってきて。

だから、つまり、逃げるということです。

作家、音楽家と名乗らなければ必要以上に自分を駆り立てることはなくなるし、すると心の調子は戻ってくるだろうな、と。

ここ最近の僕がやってること、セルフブラック企業だったりします。

「何か書かなきゃ!」「何か曲を作らなきゃ!」「音大入学に向けてめちゃくちゃ準備しなきゃ!」「できることは全部やらなきゃ!」と。

割とマジで「休んだら負け」マインドでずっと行動していました。正式な社会的肩書きはニートなのに(笑)。

「働いたら負けかなと思ってる」(このネタ古い?)なんて、一度も思ったことがありません。

ちなみに上の記事には、「しかし受験生であり、僕の気の持ちようは創作者、芸術家です。本気で信じています。人になんて言われようと自分でそう思えばそう」って3ヶ月ぶりに見たら書いてありました。すげぇなぁ(遠い目)。

……

あと、自己正当化の延長かもしれないですけど、プロフィールに「作家/音楽家」と書いていると、なんか威圧感あるかな、と今更気がついたこともあります。

なんだか、気圧される感じが僕は自分でしてしまう。
人に威圧感とか与えたくないので、取っ払うことにしました。

スッキリ!

一生名乗らない

ありがたいことにいつか商業で本を出版する機会をいただいて、そしてYouTubeの登録者数が100万人を超えたとしても、「作家/音楽家」は名乗りません。

なぜなら、それくらい有名ならわざわざ自分からそんなことアピールする必要がないから。

「本を書いている人なのだなぁ」と僕の本を見た人は思うだろうし、そこには無意識に「作家なのかな?」と思考することがあるかもしれない。

そして音楽も、YouTubeチャンネルがあって音楽ストリーミングで配信していて有名であれば、それは曲を聴かなくても「あぁ、この人はミュージシャンなのかな」と思うはず。

そういうことだよな、と、超絶当たり前のことをなんか今更気がつきました。

だって、本当に実力のある人ってそのようなプロフィールじゃないですか。
名前と年齢、そして受賞、入賞、数百万回再生、ベストセラー何万部売り上げ、としっかりとした、誰がどう見てもそうである数字を、明確な実績を表記されているわけです。あと卒業した大学とか。

わざわざ「こんなこと頑張ってます!」「私はこういう人なんです!」とかアピールしなくても、一発で「あ、この人はすごい人なんだな」というのがわかるわけです。

ね、めっちゃくちゃ当たり前のことにようやく気がつきました。
勢いだけで人生が上手くいくはずがないんだ。

正式な肩書は?

現状書ける正しいものや資格は何だろうか、と考えました。

  • 2002年生まれ

  • 高校卒業

  • 大学中途退学

  • 普通自動車運転免許

だけです。あとはありません。
……雑魚すぎる!! マジで何もないな俺。本当に嫌。これで難関大学中退とかならまぁカッコつくかなと思うのですが、偏差値50の私文というあまりにも微妙すぎるところを辞めているので、肩書として使えません。

正式なものはこれだけ。

あとは書くとするならば、

  • TOEIC604点(2年くらい前だからもう忘れてるし、英語は飽きた)

  • WindowsとMacは使いこなせる(こんなの高度なスキルじゃない)

  • ASDとかあるかもしれないらしい(このことを利用したくない)

  • YouTube登録者数1,050人(ありがたいけど少なすぎる)

  • note全体PV14,700(上と同じく)

です。あとは特にこれといってありません。それでね、作家音楽家と来たもんだ。悲しいぜ、過去の自分よ。

だからもう、変に肩肘張ることなく(実際最近常に力んでいるようで肩が痛い)、ありのままに、

  • 2002年生まれ

と書くことにしました。これが嘘偽りなく、等身大の自分。
そして、来年からは「作曲専攻B1」と追加します。賞を取ったり、大学を卒業したり、正式な職に就いたりしたら、プロフィールに追加することにします。

……最初っからこれにしとけよ俺!

肩書きに囚われたくない

作家音楽家と名乗ることはプレッシャーになるだけじゃなくて、思考が制約されてしまうな、と。

作家というくらいだから作家っぽい文章(どんなものかは知らないけど)を書かないといけないかな、と思ったり、音楽家というならなんかすごそうな楽曲を書かないといけないかな、と思ったり。

でも僕が本当にやりたい、表現したいことは、自分の内なる情動ともいえる感情をただそのまま作品に落とし込むことであって、「売れる作品」を生み出したいわけではないのです。

そもそも売れるものを狙って作る技量がないけど!

作れるようにならなければ。

ああああああああああああああああああああああ

……そんな感じで、視野が広がるのは楽しいことだけど怖いよなぁ、という話でした。だってそれは今までの自分が死ぬということだから。

まぁそうやって脱皮みたいなのを重ねて成長していると思っているので、オッケーにします。

昨日投稿した曲です

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