あなたの症状はどれ?頭痛の種類とアロマ緩和法〜NO.1緊張性頭痛〜
こんにちは!アロマセラピスト大島鶴枝です。
頭痛で悩んでいる人って結構多いんですね!お薬を飲んで凌いでいる方も、ぜひ、自然療法であるアロマテラピーで緩和できたら心にも体にも優しい対処法になるかと思います。
本日は、頭痛の種類(3つあるうちの緊張性頭痛)頭痛の原因、アロマ対策法という形でお伝えしていこうと思います。
※ここでは命の危険性がない頭痛を対象にお伝えしています。突然の強烈に痛む頭痛の場合は、一度お医者様にご相談ください。
頭痛の種類
頭痛には主に、3種類存在します。
①15歳以上の日本人の22%(約2200万人)が訴える緊張性頭痛
②15歳以上の日本人の8.4%(約840万人)が訴える片頭痛
③そして、約1万人(1万人に1人)が訴える群発性頭痛
この3種類です。
①緊張性頭痛
この頭痛は、一般的な頭痛とも呼ばれ、頭痛の7から8割を占める頭痛です。首や肩の凝りが主な原因で、頭全体が重く鈍い、締め付けられるような痛みが起きます。
主に中高年に多い頭痛で、女性にも男性にもみられます。
最近は、オンラインでの仕事が多くなりつつあり、ディスクワークで同じ姿勢をとりがちな方や、パソコンやスマホの使い過ぎによって目が疲れることによって、頭痛とともに、めまいを伴うこともあり、この頭痛で悩んでいる人は、年々増えて続けている傾向があります。
同じ姿勢を保ち続けることで、肩こりや首こりを起こし、筋肉が硬直すること、それと同時に、体を動かさないことも原因ですが、緊張状態が続き、そのストレスをうまく解消できない人にも、この頭痛で悩まされることが多いのです。
この頭痛は、ストレスによって交感神経が優位になりすぎ、血管が収縮することによって起きるため、アロマでの対処法は、血管を広げリラックスさせる精油を使うことです。
使うと良い精油3つの対処法
【精油鎮静作用・鎮痛作用のある精油(香りを嗅いで緩和を促す)】
①ラベンダー・アングスティフォリア
最もスタンダードなラベンダーです。原液塗布可能な精油なので、希釈できない時は、胸もと(第4チャクラ)に塗り込むと、緊張が緩み、頭痛の緩和に有用です。
②カモミール・ローマン
鎮静・鎮痙に優れたの精油です。緊張が続くことで起きる頭痛の場合、ストレスによって自律神経が乱れていることも考えられます。
エステル類が80%以上含まれている精油なので、優しい精油で、原液で使用しても皮膚に対して安心して使えます。
③バジル
鎮痙作用が優れた精油です。バジルの成分であるチャビコールメチルエーテル90%ほど含まれており、自律神経の調整に役立ちます。
ラベンダー、カモミールローマンよりも優れた鎮痙精油です。
【老廃物の除去によりコリをほぐす(トリートメント)】
①レモン
血液の流動性を高める精油です。血液をサラサラにし、体をアルカリ性へと傾けます。肩こりや首こりがひどく、血圧が高い、生活習慣病にかかっている、もしくは予備軍の人にも使いやすい精油です。
②ローズマリー・シネオール
筋肉の働きを活性化し、緊張をほぐします。オキサイド類の1.8シネオールが、40%ほど含まれているため、細胞の余分な水分を代謝し、鬱滞を除去する働きがあります。肩こりが辛い人に、とても有用な精油です。
【凝り固まった肩や首の血流を良くして緩和を促す(トリートメント)】
①マージョラム
血管をダイレクトに拡張する精油です。高血圧の人にも有用。肩や首の血管をダイレクトに広げることによって、血流を良くし、頭に血液が行きやすくしてくれます。鎮静・鎮痙・鎮痛作用があるため、緊張性頭痛、片頭痛両方効果的です
②ブラックペッパー
血流を増大させ、局所的に温める精油です。セスキテルペン炭化水素類のβーカリオフィレンやαーヒュムレンなどの成分が多く含まれていることによって、体液循環の促進が促され、老廃物が流れやすくなります。
まとめ
いかがでしたか?
頭痛の原因が実は、肩こりや首こりからきているとは、思わなかったという人も多いのではないでしょうか。
私のサロンで長きにわたり、肩こりに悩まされている方は、トリートメント後、頭痛も緩和したといつも笑顔で教えてくれます。
長時間のパソコン作業やスマホによって、凝り固まった肩や首の血流を放っておかないで、ぜひ、隙間時間にアロマの香りを嗅ぎながら、ストレッチし、リラックスして、業務を行うようにしてくださいね。
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