今いる場所が居心地が悪いと感じた時の対処法
この場所、居心地悪いって感じることってありませんか?
私たち、人間は社会的な生き物であるが故に、大きなコミュニティから小さなコミュニティまで、数多く所属しています。
大きなコミュニティといえば、日本という『国』や『都道府県』、『地域』などの、場所に依存するものから、会社や組織など、働く場所に依存するものがあります。
大きなコミュニティは、自分の生活の基盤となっている場合が多く、その場所を離れることが、あまりできない何か、事情を抱えている場合が多いです。
目に見えないもので言うなら、SNSやオンラインサロン、例えば、このnoteやInstagram、Facebookなど、日々活用し、会話する人たちがいる場合も、コミュニティに入ります。
小さなコミュニティでは、学生時代の友人との会や、ママ友、仲の良い友人関係など、人が定期的に集まったりする小さなグループも、コミュニティと呼べるのではないでしょうか。
私たちは、このコミュニティから除外されることに、大きな恐怖心を抱えています。
なぜ、コミュニティからの排除が怖いかと言うと、狩猟採取民時代の脳のままでいる私たちの脳にとって、『死』を連想させるくらい、重大なことだからなのです。
本日は、『スマホ脳〜アンデッシュ・ハンセン著』より、コミュニティでの居心地が悪い時は、どんな人たちが社会的意識を作り上げているのかを見ると冷静になれるというお話をしていこうと思います。
他人は自己を映し出す鏡
私たちは、新生児の時から、人の表情を見て、感情を読み取るという能力を持っており、無意識に「人の表情を真似る」ことを練習すると言われています。
これを新生児模範といい、脳の中のミラーニューロン(他者を模範することで学習する細胞)が活性することによって、反射的に、人の表情を真似ると、言われているのです。
ミラーニューロンは、他者を真似ることだけの運動領域に存在する細胞ではなく、脳の複数領域に存在し、他者が見せる表情から、心の状態を読み取り、心情を理解する能力を得ています。
私たちは、接する人の喜び、悲しみ、痛み、苦しみも、同時に自分のことのように感じてしまう。
自分の身体と心の間にあるつながりを、自分と他者にも繋げてしまうのです。
そのため、周りにいる人の機嫌が悪いと、こちらまで気を遣ってしまい、不快な気持ちになります。
人の機嫌をとる人が周りにいる場合、機嫌をとる人の気持ちを理解し、自分も機嫌の悪い人に何か言葉をかけないといけないのかと思ってしまったり
反対に、機嫌が悪い人の悪口を言って、反発する人を見かけると、その人の気持ちを理解し、同調しないといけないのかと、思ってしまう。
これも全て、ミラーニューロンによる新生児模範、つまり、他人は自己を映し出す鏡である所以と言えるのです。
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