健康に良くない朝の習慣
(写真:宮崎県 弥生橋 青島)
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やってはいけないことを知り、それをやらないことも健康長寿には重要です。
今日は、「健康に良くない朝の習慣」を掘り下げていきたいと思います。
健康に良くない朝の習慣として、以下のようなものが挙げられます。
二度寝
体内時計のリセットができず、目覚めが悪くなります。また、睡眠サイクルが乱れて一日中眠気や倦怠感を感じることもあります。
寝過ぎ・寝だめ
休日に長時間眠りすぎると、体内時計が大きく乱れて頭がボーッとしたり、倦怠感が続くことがあります。平日と同じ時間に起きるのが理想ですが、休みの日でも+2時間以内にとどめるようにしましょう。
起床直後のコーヒー
起床直後は水分不足の状態なので、利尿作用のあるカフェインを含むコーヒーよりも、常温の水か白湯を飲む方が良いです。また、朝はコルチゾールという目覚めを促すホルモンの分泌が高まっているので、カフェインの覚醒効果が最も期待できない時間帯でもあります。目覚めてから1時間は時間を空けてからコーヒーを飲むようにしましょう。
朝食をとらない
朝食には体内時計を整える効果や、代謝を高める効果、1日の始めのエネルギーの補給、身体機能の活性化など大切な役割があります。朝食を抜いてしまうと、一日が疲れやすく感じたり、気分が沈みがちになります。また、間食や夕食の量が増えて肥満にもつながります。朝は時間がないという方でも、朝食の時間は必ず作るようにしましょう。
激しい運動
朝からランニングや筋トレなどの激しい運動をすると、心臓や脳に負担がかかり、怪我や脳卒中などの病気のリスクにもなります。また、激しい運動は体温を一気に上げるので、運動後体温が下がるときに眠気を引き起こしやすいです。朝はラジオ体操やウォーキングなど軽い運動にすると良いでしょう。
朝風呂
朝風呂は身体に負担をかけやすく、血圧が大きく変動することで心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす可能性があります。特に冬場は温かい浴室と寒い脱衣所で大きな温度変化が起こりやすいので、ヒートショックにも注意する必要があります。朝はシャワーにする方がおすすめです。
これらの習慣を毎日行うことで、健康的で長い人生を送ることができます。
やりたいことを地道に継続していけば
「どうせ、うまくいく」
人生は思い出作り
たくさんの思い出を作り、最期を迎えた時に「良い人生だったな」と思えるようにしましょう!
この記事がご参考になれば幸いです。
情報を見極めて、ゆるりと毎日楽しく正しいことを継続していきましょう~
ぜひ~
健康長寿のための12か条
食生活:いろいろ食べて、やせと栄養不足を防ごう!
お口の健康:口の健康を守り、かむ力を維持しよう!
体力・身体活動:筋力+歩行力で、生活体力をキープしよう!
社会参加:外出・交流・活動で、人やまちとつながろう!
こころ(心理):めざそうウェル・ビーイング。百寿者の心に学ぼう!
事故予防:年を重ねるほど増える、家庭内事故を防ごう!
健康食品やサプリメント:正しい利用の目安を知ろう!
地域力:広げよう地域の輪。地域力でみんな元気に!
フレイル:「栄養・体力・社会参加」3本の矢で、フレイルを防ごう!
認知症:よく食べ、よく歩き、よくしゃべり、認知症を防ごう!
生活習慣病:高齢期の持病を適切にコントロールする知識を持とう!
介護・終末期:事前の備えで、最期まで自分らしく暮らそう!
出典:健康長寿新ガイドライン エビデンスブック