詩集 陽光のかほり・・・ 第 52 篇「束縛という幻想」
貴方は 日々 自分で自分を縛り続ける
思い込みで縛り
過去からの体験を汲み上げては 縛り続け
未来すら その束縛から 霞ませていく・・・
心が 作り出す幻想
丸で 自分が生きとし生ける被害者のように
そんな妄想に更に 束縛され 縺れ 苦しみながら・・・
縛っている? モノの根幹は
鏡の前に全裸で立てば わかる筈
それは 貴方だ・・・
そして 貴方の心が 作り続ける
束縛など 幻想である事を
心から 理解し始めたとき
「生」は その苦楽自体が 新鮮さを持ち合わせた
永