「ChatGPT」と考える。農業について(第三回目)
「ChatGPT」は建設的で前向きである。いたってプラス思考だと私は思う。思考はしていないかもしれないが。
「高品質を保たなければならない」これが結果、生産者を苦しめている。ここで言う「高品質」とはスーパーなどでは「見た目」が9割以上だろうし、業務用でいえば「重量」だろう。
品質の高いものを維持するにはコストや労力がかかる。現在の円安やロシアの戦争、世界的な需給バランスの崩れは燃料や資材価格の高騰を招き、高品質を維持するのが難しくなってきている。
日本は島国で資源もないので、今の状況は仕方ないとはいえ生産者は苦しい。
そもそもなぜ日本では「高品質」に拘るのか。単純に考えると売れるか売れないかだが、私は経済成長が招いた傲慢さだと思う。スーパーを見てみると、規格が統一され厳しい基準が当たり前になっている。安くても高品質が当たり前。品質に関係ない価格設定。そもそも野菜の価格の決め方に基準はない。規格を守るのが当たり前になっていて価格交渉にならない。
価格は誰が決めるのか。野菜の価格は需給バランスで価格が決まることが多い。単純に欲しい人が多くて、商品が少なければ価格は高騰する。人口減少が進んでいる日本では消費が減っていくのが問題だ。単価の高い野菜が大量生産され、その後安くなっていく、日本中で同じ野菜を作れば価格が安くなってしまうのは仕方のない事だ。
拘りの野菜を生産し自身で単価設定していく生産者もいる。
また、マスコミ等が「野菜価格高騰」や「お買い得情報」等、現状にない報道している。情報操作と言ってもいい。生産現場にあっていない報道や価格設定が、日本の農業を衰退させる原因になることも関係者の方々には考慮してほしい。
生活用品や食料品等と同じように野菜も生産コストが増えているのに、価格転嫁されていない状況だ。単純に「トマト1個〇〇円以下で売らない」といった契約や国の支援が必要だし、消費者やマスコミの協力も必要だろう。
と何目線からの考察なんだと我に返りますが、私は「価値」てなんだとよく考えるのですが、「なぜ野菜を食べるのか」を考えていくと「なんとなく食べる人」が大半なのではないかと思います。「なんとなく野菜も食べた方がいい」というぐらいの感覚です。
野菜に何を求めるのか?おそらく空腹を満たすものではありません(芋類、穀物は別として)。ただし、肉ばかりでは飽きるのでサラダも食べます。
私自身は野菜が好きなのでいろいろ考えていますが、野菜の可能性はかなり高くて、なので「農業」って可能性がある産業だと思いますし、国としても守っていかなきゃならないと思っています。
私が調べた「品質」とはなんぞやですが、まずは【外観】。。先ほど「見た目」で判断するのが問題みたいな言い方をしましたが、見た目はもちろんですが、「鮮度、形状、色、病害虫害の有無」もあると思います。
続いて【食味】。「味、香り、食感など」です。
【栄養性】。「ミネラル、ビタミン、など」。
【機能性】。「食物繊維、色素」。
【安全性】。「農薬、有害、微生物」。
【日もち性】。「耐衝撃性」。
【用途性】。「歩留まり、加工性」。
これらの「品質」を保証できた野菜は売れると思います。証明するにはそれなりのコストが掛かりますが、今のご時世は「情報が生命線」ってところがあります。後は「野菜の価値」を生産者、消費者、販売者が共有する仕組みも必要だと思います。
素人目線でなんですが、最後まで読んで頂きありがとうございました😆