子どもが仲間に加わると、自然とチームレジリエンスが高まる!?~子どもPeopleえぴそーど③『ピートラ』vol.42
イノベ乗組員ましもんです。
子ども達が好奇心ドリブンで会社や社会にインパクトを与えていけるような場をつくりたい!
という想いで、
「子どもPeople」という新事業のトライアル&エラーを進めております。
~前回の子ども達との実践記事もぜひご覧ください~
今日は、子ども達とのエピソードではなく、
一緒に進めている「チーム」について書いてみます。
子どもと一緒に活動する中で起きている大人メンバーの変化が、チームビルディングのヒントになるかも!?
「やりたい!」だけで集まったメンバー
この新事業、会社の新事業承認会議(P1グランプリ)に提案するまでは、一人で構想していたため、会議内でメンバーも募集しました。
(P1グランプリ提案までのプロセスは以下をご覧ください)
その後、P1グランプリで採用された新事業アイデアは、1年間の予算がもらえるだけでなく、メンバーも自由に決められるので、スカウトも可能に!
ただ、今回は子ども達主体のプロジェクト!
大人のメンバー集めに奮闘することはせず、「やりたい」と言ってくれるメンバーがいたらいいなあ、いなかったらまずは一人でやってみようかな、、くらい呑気に構えていました。
結果、新事業アイデア採用発表の1週間以内に、社内3名、社外2名のメンバーが「やりたい」と声をかけてくれました。
まだ実績もなくゴールすらない状態なので、何の忖度もなく、ただ「やってみたい!面白そう♪」で声をかけてくれたことがとても嬉しかったです。
集まったのは、普段のメイン業務はバラバラ、良い加減に得意不得意の個性もバラバラの顔ぶれ、、この機会がなければ集まらなかっただろう、はたから見ても「面白いメンバーですね、、」と言われることを誉め言葉と捉えて、「やりたい」をエネルギー源に、いざ!始動!
子どもの個性に負けずメンバーも個性を発揮!
チームになって6か月、「シェアドリーダーシップ」=全員がリーダーシップを発揮するチーム になっています。
私は発起人ではあるけれど、リーダーとしての責任をいい意味でそれほど感じていません。(他にもリーダーとして活動しているプロジェクトがあるのですが、それらとの比較において)
得意な人、やってみたい人、が率先してその役割のリーダーになる、が当たり前!場に応じて、リーダーが変化!!
集まったのがたまたま社歴・社会人経験長めのメンバーだったから自律している、という理由もあるかもしれませんが、
「子ども主体」で且つ、子ども達の「個性」が発揮される環境をサポートする役割だからこそ、
自分の個性、得意不得意もさらけ出して子どもと真摯に向き合う必要があることが大きく影響していそうです。
待ったなしの子ども達には、社歴も肩書も、全く関係なく、メンバー一人一人が、それぞれの個性フル稼働で子ども達と向き合っています!
子ども一人一人違って当たり前、その場その場で違って当たり前、悩みながら向き合った結果の気づきも失敗もシェアして、答えではないけど、、とそれぞれが経験値からアドバイスし合って次につなげていく、、
そのプロセスが自然と「シェアドリーダーシップ」につながっています!
自然と「チームレジリエンス」
子どもが活動の仲間にいると、「チームレジリエンス」=変化や困難に対処し、逆境をチームで乗り越える回復力。が格段に上がることも実感中。
今回、新事業のゴールがない中走りだしているので、変化は当たり前で、どんどん前に進めていく上で、レジリエンスは最も大事!
さらに!
子ども達の行動はいい意味で想定外の連続!予定していたことが覆されて当たり前!なので、よりスピーディーなレジリエンスが求められる!!
もともと、打たれ強いメンバーが集まっているわけではなく、むしろ、普段の業務では臨機応変力が苦手だったり、そもそも臨機応変を求められない仕事役割のメンバーもいるのですが、、
子ども達のエネルギーの最中では、うまくいかなかったことに落ち込む暇などないのと、子ども達にもらえるエネルギーの方が大きすぎてうまくいかないことすらポジティブに捉えられることで、レジリエンスが高まっている気がします!
子ども達自身こそが、自然体で日々の遊びや学びの中で、チームレジリエンスを実現しているので、その中に入る大人にも自然と影響を与えてくれるのか!?
子どもとの関わりによって、知らなかったメンバーの個性も見えたり、自分自身も変わることができ、チームとしても変化することを当たり前に楽しめています!
子どもが仲間になると、チームビルディングがうまくいく!?
このように、この半年間子ども達と活動しただけで、チームビルディングが自然とうまくいっています。
子育てによって大人も育てられるとよく言われますが、
子ども集団と一緒に仕事をすることで、机上で学んだり、大人だけでワークショップをするよりも、急速に個人としてもチームとしても成長できると実感しています。
最後に、社内メンバーから子どもとの活動によってこの半年で得られたことを教えてもらったので載せておきます。
これからの子ども達との活動で、自分たち自身も、チームとしても、どう変化していけるのか?ワクワクします!
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