持ち前の内省力で自分自身の型を壊したいのです。

私も一番の強みは「内省力」である、というのは、各種の自己分析の結果からよくわかっている。

この「内省力」によって、他者から自分自身に向けられた言葉だけでなく、他者から他者へ向けられた言葉からでさえも自分ごととして受け止め、常に自分の思想と行動を点検する。

これは、あらゆる物事に対して適用可能な性質であり汎用性が高い。

しかし、完全に自由度があって目的地を失うと、同じところをグルグルと回り続けることになってしまう。

これを抜け出すための方法は、新しい考え方を自分の中に取り入れることだ。

何か新しいことにチャレンジしたり、新しい本を読んで発想を転換したりすることだ。

このブログのネタが尽き始めているように感じているのも、その理由は、簡単に言えば新しいことにチャレンジできていないからだ。

もっと自分に馴染みのなかった新しい世界に触れて、自分の思考と行動を刷新できることをしなければならない。

特に、自分自身に内在する何かドロッとしたもの、これを一度完全に外に吐き出せるような何かをした方がいいような気がしている。

普段無意識のうちに自分自身にかけている抑制、何事も「うまくやろう」という思考、自分の感情のグラフが振れたときにそれを無かったことにしようとするフタ、そういうあらゆる自分自身への縛りを、一度取っ払いたい。

どうすればそれができるのかはわからない。

ある意味では、自分という人間の皮を一度脱ぎ捨てるということかもしれない。

自分という人間の取扱いに対して習熟するために、あえて一度その型を壊し、再構築しなければならない。