パトゥムタニ日記 vol.46〜エノキダケとの再会〜
市場でエノキダケに会いました。
や、えのき じゃん。
ワイ(合掌) なんかしちゃって、すっかりタイの子になったわね。
今から、多分23〜4年前。
バンコク中心街の、会社の近くの市場でエノキダケを見つけました。
当時のタイにエノキダケは無かったので、多分、
日本か中国からの輸入ものだったのでしょう。
小さなビニール袋にほんのひと握りで、確か50バーツ。
街中の屋台で汁そば2杯分の値段でした。
「高いなあ」
エノキバター食べたいね、
あれって、居酒屋行ったら なんかオーダーしちゃうよね、
何って味でもないのに、食感が良いんだよね。
日本人のエノキ好きに目をつけたのか、いつしかタイでも栽培が始まって、
” ENOKI “ の名を残しながら
เห็ดเข็มทอง ヘットケムトーン〜金の針茸〜なんて素敵な名前ももらって。
タイに定住したんだね、エノキダケ。
私もこの土地で家族ができて、孫までできちゃったよ。
「おばちゃん、これいくら?」
「20バーツ。3つで50バーツにするけど、どう?」
ひと袋300g入。さすがに3つは食べられないだろう。
とりあえず、ひとつだけ買います。
それにしても安くなったんもんだ、昔の値段の2割くらいじゃない。
エノキバターにしたかったけど
バター、ベーコンが爆値上がりしているので諦めて、
醤油と砂糖、味醂でさっと煮てなめ茸もどきに。
一味唐辛子をちょっと振ったら
甘辛味が夫の口に合ったらしくて たちまち完食。
え〜、私、味が馴染むのを待ってゆっくり食べようと思ってたのに。。。
ま、それはそれで良いか。
値上がり続きの昨今。
安くなったものなんてなかなかないもんね。
次は3袋買うことにしよう。😀
本日もお読みいただきましてありがとうございました。