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パトゥムタニ日記 vol.33〜餅米と黒豆。素朴な味わいのタイスィーツ作りに初挑戦〜



タイのお菓子作りに初挑戦いたしました。
カオトムマット。
タイの市場でよく売っています。
また、田舎ではお寺の集まりごとの時にどっさり作って、持っていきます。
義妹や姪が近所の人たちと集まって、おしゃべりしながら作っていました。
その時は、自分達でヤシの実を削ってココナッツミルクを絞っていたし
お菓子を縛る紐も、裏庭の竹を細く削って作って
丸々2日かかっていました。
流石に私はそこまではできないけれど、このゆっくり感に憧れます。
何とも素朴でいいお菓子です。


主材料は餅米と黒豆。
おや、ちょっと和菓子っぽい?
いや、ココナツミルクとバナナでタイスィーツ以外の何物でもないか😀

レシピはこちらのYouTube。↓↓
バナナの葉の切り方、包み方が丁寧でわかりやすい。
簡単な英語表記もありますので、興味のある方はどうぞ

材料 : 餅米       1kg
    黒豆       500g
    ココナッツミルク 500ml
    パダンジュース*      500ml (なければ水で代用)
    塩        ティースプーン 2杯
    砂糖       2カップ
    バナナ* *              1房
 *パダンジュースは香り付けですので水で代用可です。
 ** 日本ではモンキーバナナというのでしょうか。小ぶりのバナナを使います。

ほかに、餅米を包むものとして、バナナの葉、竹を紐状に削ったもの

パダンジュースはお菓子の香り付けによく使いますが、うっすら緑色になって綺麗です。

作り方
1、洗った餅米と黒豆をそれぞれ水に浸して、ひと晩(8時間)おく。
2、黒豆を煮る。柔らかくなるまで40〜50分。
3、中華鍋にココナッツミルク、パダンジュース、塩を入れて火にかけ
  餅米と良く混ぜあわせる。
 餅米が柔らかく粘ってきたら、砂糖を1カップづつ分けていれ、
 さらによく混ぜる。


4、餅米を冷ます間にバナナの葉を用意する。
 バナナの葉は二重に重ねて包むので、外側になるものを8x9インチ
 内側になるものを7x8インチの大きさに切る。
5、バナナの葉を濡れ布巾で拭いて、軽く炙る。葉が柔らかくなって包み易くなる。
6、バナナは縦半分に切っておく
7、2枚の葉を内と外で45°斜めに置く。
8、黒豆、餅米、バナナ、餅米、黒豆の順に重ねて置き、バナナの葉で包む。
  三角柱の形になる様しっかりと包み、2つの三角柱を合わせて紐で縛る。
  この時、餅米の詰め方や縛り方が緩いと、出来上がりが柔らかく
  ベタッとなるので注意。
9、蒸し器で約2時間蒸す。

しまった、紐掛けがゆるゆるでした😣


蒸し上がるとこんな感じ
餅米の詰め方及び紐掛けがゆるくて、ベタッとなってしまいましたが、味は👍


作った感想

初めてタイのお菓子を作りました。

調理は難しくなかったのですが、超不器用な私には
バナナの葉にきっちりと詰めること、そして紐掛けが難しかった。
そのためベタッとなってしまいました。
反省。



家族の感想は
ーもっとバナナが大きい方が良い(夫)
ー豆が多すぎて邪魔(長男)
ー美味しいけど太りそう(次男嫁)
ー甘さが足りない(孫)

餅米対黒豆の割合は、先生のレシピでは2:1ですが
私は3:1で作りました。
これでも多い、という長男のご意見。彼は豆を取り分けて食べていました。
(ソレって、豆が嫌いなだけじゃないのか)

甘さについては、砂糖を3分の2くらいにしたので
売っているものよりかなり甘さ控えめになりました。
その分、餅米とバナナの甘さがしっかり味わえました。
バナナは自家製。我が家のクルアイナムワーです。
熟してもほのかに酸味があって、かっちりとしたバナナです。
(孫のクレームはスルー)

そして次男嫁の感想、太りそうは、絶対正しい!
餅米、バナナ、ココナッツミルク、砂糖。。。そりゃあ太る(笑)


このカオトムマット。
素朴な味わいで、とっても美味しいのです。
バナナの代わりにタロイモを入れたものや
蒸さずに炙った ピンカオニャオ等々 バリエーションもあります。
タイに遊びに来たら、ぜひお試しを。
(その際は一食抜くことをお勧めします🤭)


本日もお読みいただきありがとうございました。

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