人間は愛に飢えている!『ルネ・スピッツの愛情実験』と『マッチングアプリの危険性』
マッチングアプリが続々と登場していますよね。
ひと昔前の「出会い系サイト」という悪いイメージから気軽なコミュニケーションをはかる「マッチングアプリ」へと名前が切り替わりました。
今回は、人間は愛がないと生きていけないと証明した「ルネ・スピッツの愛情実験」と「マッチングアプリの危険性」について紹介していきます。
人間は愛情がないと死ぬ
わたしたちが生きていくには、愛情がとても大切です。
スイスの心理学者であるルネ・スピッツは、第二次世界大戦後に戦災孤児の赤ちゃんを対象に実験をしました。
ルネ・スピッツは、55人の赤ちゃんを対象に、抱きしめたり、なでたり、愛情のこもったスキンシップを一切せずに育てるとどうなるのかを調べました。
実験の結果、27人が2年以内に死亡し、残った子供も17人が成人前に死んでしまい11人は成人後も生き続けたが、その多くには知的障害や情調障害が見られました。
ルネ・スピッツの実験は、赤ちゃんにとっていかにスキンシップが重要かを示すものといえます。
ウサギはさびしいと死ぬといわれているのはウソで、人間はさびしいと死んでしまうのです。
あやしいアプリに騙されない
出会い系アプリで有名な事件が、「アシュレイ・マディソン事件」です。
アシュレイ・マディソンとは、2001年にカナダで開設された既婚者向け出会い系サイトでした。
「人生は一度だけ、不倫しましょう」というスローガンで世界中に会員を増やし、2015年には約3,200万人の会員をあつめました。
3,200万人とは、東京、神奈川、埼玉の人口を合わせたぐらいの会員数ですね。
①東京都/人口
1396万 /2021年
②神奈川県/人口
905.8万
③埼玉県/人口
733.9万
関東圏クラスの会員数を誇ったアシュレイ・マディソンは、2015年にユーザー情報を流出してしまいました。
流出した会員データの中には、おおくの有名人が登録していたので大きな話題になりました。
でも、本当の闇はそれだけではなかったのです。
ほんとうにやばいのはサクラの数
アシュレイ・マディソン事件は、有名人だけでなく一般ユーザーの登録情報を流失してしまっただけではありません。
この事件の本当の闇は、女性会員のおおくがサクラだったのです。
サクラ=サクラとは、公演主催者や販売店に雇われて客や行列の中に紛れ込み、特定の場面や公演全体を盛り上げたり、商品の売れ行きが良い雰囲気を作り出したりする者を指す隠語です。
しかもサクラも人間ではなく、「fambot」というAI(人工知能)だったのです。
おおくの男性会員は実在しない女性とのロマンスを期待してサイトにお金を払い続けていたのです。
2015年ですらチャットボットが活用されていたので、6年後の2021年では、さらに進化した技術をつかわれていたりします。
男性が皮をかぶって女性に変装したり、声を変えたり編集することも可能です。
人間は、愛情がないと死んでしまうのですが、愛情を求めても経済的・社会的に殺されることもあるので、あやしいアプリには気をつけましょう♪
最後に
今回は、人間は愛がないと生きていけないと証明した「ルネ・スピッツの愛情実験」と「マッチングアプリの危険性」について紹介しました。
スイスの心理学者であるルネ・スピッツは、第二次世界大戦後に戦災孤児の赤ちゃんを対象に実験をし、55人の赤ちゃんを対象に、抱きしめたり、なでたり、愛情のこもったスキンシップを一切せずに育てるとどうなるのかを調べました。
実験の結果、27人が2年以内に死亡し、残った子供も17人が成人前に死んでしまい11人は成人後も生き続けたが、その多くには知的障害や情調障害が見られました。
人間は、愛情がないと生きられないですが、マッチングアプリに飛びつくと大けがする可能性があるので気をつけてくださいね。