「北条氏」が気になり「小田原と鎌倉」の観光に行った話 ~報徳二宮神社、松原神社~
みなさん、こんにちは。
今回は報徳二宮神社と松原神社について書きます。
前回はこちら。
報徳二宮神社
小田原城の観光後、報徳二宮神社の参拝に行きました。
明治27年4月、二宮尊徳の教えを慕う6カ国(伊豆、三河、遠江、駿河、甲斐、相模)の報徳社の意思より創建されました。
御祭神は二宮尊徳。
小学校にある二宮金次郎像で有名な人です。
出身地が小田原のため、この地に建てられました。
境内の風景
境内に入ると、多くの木札がかけられている所を発見。
ここは御朱印をもらった際、一緒に木札もいただき願い事を書きます。
その願い事を書いた木札をかける場所となっており、健康長寿や夫婦円満など多種多様の願い事が書かれていました。
七夕の笹飾りに短冊をかけるのと同じですね。
二宮金次郎像を発見。
この像は昭和3年に建てられたブロンズ像です。
その後同じブロンズ像を約1000体作られ、全国の小学校に建てられましたが戦時の被害に遭い、現在はこの一体だけが残っています。
像の向かいに神池と呼ばれる池があります。
錦鯉が泳いでおり、授与所に鯉のエサを購入することができます。
境内にきんじろうカフェがあります。
時間がある時は、ここでお茶するのいいですね!
御朱印
願い事を書く木札はこちら。
私は年収が上がりますようにと書きました!
…仕事頑張ります。
松原神社
報徳二宮神社から徒歩10分、松原神社があります。
御祭神は
日本武命
素戔嗚命
宇迦之魂命
松原神社は北条氏と関わりがある神社で、代々崇敬したと伝えられています。
境内の風景
とても落ち着いた雰囲気で、地域に密着した神社でした。
氏康と吉兆の大亀
松原神社には、吉兆の大亀という逸話があります。
天文14年(1545年)3月、小田原の海岸に現れた大亀を土地の者が松原神社に持参したという話を聞いた北条3代当主の北条氏康が「これは吉兆」だと思い、すぐ神社の参拝をしました。
(その後、大亀は海に帰される。)
天文15年、河越夜戦にて関東管領上杉軍に勝利することができ、北条家は関東地方に大きな勢力をもつことができました。
この話を由来に石像亀が作られ、ご利益がある名物となりました。
御朱印
北条氏を身近に感じる街、小田原
小田原は都会の中に大小問わず北条氏に関する史跡が残っており、かつて大きな勢力を誇っていた北条氏の名残を感じることができました。
歴史好きはもちろん、地元住民にとっても北条氏を誇りに思える素敵な街です。
お金に余裕があったら移住してみたい!
そう思いながら、小田原観光を楽しむことができました。
次回は鎌倉を観光した話について書きます。