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【レシピ付き】鮭ときゅうりの混ぜごはん|母の味 #1

「おふくろの味は?」と聞かれてパッと思いつくのはドライカレー
ただ、自分が料理をするようになって「実家でこれ出てたなあ、好きだったなあ」と思う味はいくつかある。

平常運転が大食いな父

15年ほど前の食卓。おそうめんとスイカだけでよくない…?

朝ごはんに薄皮クリームパン5個(当時は5個入りだった)、おやつにカップラーメンおにぎり2個。昼食のスパゲッティは2〜3人前

会社員時代、駅から家までの徒歩10分に耐えられず立ち食いそば屋で食事してから帰宅。その30分後にたっぷり夕食を食べる。

夕食もビール → 焼酎でおかずを食べ、最後に白米たっぷりと別に干物を食べるような始末。エンゲル係数が恐ろしいわね…

そんな父がいると、お惣菜や冷凍食品なんて買った日には恐ろしい金額になってしまう。食事やおやつ(おにぎり)はほぼ母の手作りだった。

今考えるとほんとうにすごい。そんな作れないよあたしゃ…

12年ほど前、私が夫と住みはじめた頃「え、こんな少ないごはんで足りる? 大丈夫?」と思ったほど。(今考えるとごくごく普通の量である)

実家を思い出す料理はたくさんある

この水分量少ない感じが好き

冒頭で話した母の味No.1のドライカレーは、分量がひき肉1kg〜。え、4人家で育ち盛りいないよ…?(冷凍するわけでもなく、すぐ食べ切っていた)

そんな家庭で育ったため、母の手料理のレパートリーは多い。今回は私が好きだった鮭の混ぜごはんを。

レシピ&作り方

■分量(2〜3人前)
お米 … 一合
塩鮭 … 一匹
きゅうり … 1/2本
大葉 … 4〜5枚 ※なければ小ネギなどでも
塩 … 適量

■作り方
・塩鮭を焼いて骨を取っておく。
・きゅうりを薄切りにし、塩もみして水気を切っておく。
・大葉や小ネギを細かく切っておく。
・炊いたお米に鮭、きゅうり、大葉を混ぜ込んで、味が薄ければ塩を少しずつ足して調整する。完成!

■補足
・塩鮭は特に手でほぐしたりせず、しゃもじでほぐすのが楽。
・塩鮭が辛口か甘口か、塩もみきゅうりの塩味などによって追加する塩の量を調整してください。

混ぜごはん、サラダの上に鶏むね肉の醤油麹焼き、豆腐のお味噌汁

今回は賞味期限切れの卵があったので炒り卵入り。
ほかにも茗荷すり胡麻を足したり、きゅうりを入れなかったり。
塩鮭があれば冷蔵庫の食材で作れて、ちょっと華やかな食事になるので人が来るときにもおすすめ。

ぜひお試しあれ!

… 母はこれ何合で作っていたんだろうか…鮭3枚とか焼いてたのかしら…


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太田 みき
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