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不美人という残酷な現実に、どう折り合いをつけたのか(※ハッピーエンドです🥳)

 皆様ごきげんよう、シマトです🐎

 四半世紀、私を苦しめ続けたこのテーマ。自分の内面ととことん向き合ううちに、ようやく切り込める状態になってきました。健全な心をお持ちの皆様におかれては、あまりのイタさにイライラ&呆然とさせてしまったら申し訳ございません…。どうか広い心で、自意識過剰女の不可思議な心理状態について、面白おかしく読んでいただければ幸いですm(_ _)m
 また、容姿について複雑な気持ちを抱えた同志諸君におかれましては、どうか私の屍を超えて、身を焼くような苦しみから一刻も早く解き放たれますように。。

それではネリコ、征きます!!

勘違い伝説はどこから始まったのか

 始まりは、亡き祖父の一言だったと思う。

 私は祖父にとって3人目の女孫だった。母親の胎の中でぬくぬくと過ごさせてもらったおかげで、私はオギャったその日から既に相撲取りのように丸々と肥えていた。
 …にもかかわらず、祖父は赤子の私を見て一言、

「ツリ目で、ホクロが一つもない。
この子は将来えらい美人になる!」

と言ったそうな。
 ホクロがひとつもない=白くて均一で美しい肌、ってことなんだろうね。で、ツリ目の方は、祖父自身が重度のタレ目コンプレックスだったらしく、美人の必須条件としてツリ目を掲げていたのだ。祖母もタレ目で、母方の家系は全員タレ目気味だったところに、初めて生まれたツリ目が私だったってわけ。まぁごめん、ツリ目って一言に言ったって、私の目はネコみたいなぱっちりお目目じゃなくて、朝青龍みたいな鋭利なツリ目だったんだけどね。
 その後も「ネリコには悪い虫がつかんように!」と、会うたび母に注意喚起していたらしい(爆)し、祖父が描いた(※祖父は定年後に美大に入り直しており、少し絵画も嗜んでいる)私の将来を予想した美人画()も残っている(爆)。祖父の審美眼の狂い方よ。

 そういう親族の価値観が土壌にあったからかは分からないけど、容姿に関しては人一倍敏感だったと思う。小学五年生の時のポスター制作のテーマ、「足が細くなるマッサージ法」だもん。あとは鏡の前で笑顔の練習したり、デカ目になりたくて隙あらば目を見開いたりしてた……。

真剣に、読モになれると思っていた(消して〜〜!!リライトして〜〜〜!!!)

 なんでなんですかね、本当……。自分が読モになれないのは、ただひとえに地方に住んでいるからだと思ってました。原宿を歩けばスナップを頼まれてしまうのだと、本気で信じていたんですねぇ。
 さらにですね、うちの学部には学部内のミスコンがありまして、投票で上位5名が選ばれるのですが、これまたね〜〜〜

まっっっっっじで自分は選ばれると思ってたんですよwwwwwwww
まぁ普通〜に選ばれなかったんですけど🤣。

 今から考えたらそりゃ選ばれんやろww何を考えてるんwwwwって感じなのですが、当時は内心、相〜当憤慨してました。そして、「男ってやっぱり面白くて賢い女じゃなくて、清楚で大人しい子しか可愛いって思えないのね😡」といった、見当違いも甚だしい理不尽な男性不信観を、腹の底で育てておりました。自分のこと「面白くて賢い」って思い込んでいる、そして可愛いあの子はそうではないと思い込んでいる、認知の歪み怖すぎ。これだけで1本ホラー映画作れるて。

 しかし同時にこの頃、肌が丈夫であることやEラインが整っていることなど、これまで重要視してこなかった(なぜなら自分にはないから😉)美人の必須要件というものを、じわりじわりと分かってきます。「自分は可愛い、美人だ」という根底の概念と、容姿に対するクソデカコンプレックスが同時に存在するという、なんとも奇妙で苦しい心理状態が、ここから何年か続きます。これは私の想像なのですが、「醜形恐怖症🥺早く整形したい…🥺」と呟きながらも自撮りをSNSに上げるような方というのは、これと同様の心理状態なのでは…と拝察します。

ゆっくりと、氷が溶けるように

「私、別に美人じゃないんだ…」

 ふっ…とそう心に湧き上がってきたのは、つい先日他撮りの写真を見たときかもしれない。川口春奈さんにそっくりの、超美人の先輩がいるんですよ。その方と並んで写真を見た時、「顔の余白が全然違うな」って思いました。目が大きいっていうのはこういうことを言うのか、と。自分のこと、目が大きい!と思ってたけど、いやいや顔全体の比率で見ると、全然大きくないな〜、って。
 あと、コントラストも全然違ってて。美人って、何もない部分とパーツがある部分のコントラストが激しい。何もない部分=肌はつるんと白くて均一で、パーツは色もくっきり、高低差もはっきり。私の顔は、色みも高低差も、ぼやや〜〜んとしている。😶‍🌫️

 私はすっぴんで先輩はきっちりお化粧されている、っていうことを差し引いても……、というかそもそも「毎日きっちりお化粧できるほどの肌の強さ」だって、重要な美人の一要素なわけですよ。

 これらのことが、別に卑下ではなくて、あくまで客観的な事実としてストンと納得したというか。

 ちなみに以前は、写りが悪い自分の写真を見ると不機嫌になってました😂(爆)。「写りが悪い」と感じるということは、「本当の私はもっと美人なのに!もっとちゃんと撮ってよ!」と思っていたんですね…コエーよまじで……😅😅😅
 この歳になってやっと、こりゃ写りが悪いんじゃなく、本来の私がこういう姿なんだと、この度ようやく認知できたというわけです。この捉え方の変化、何か劇的な出来事があったわけじゃなく、再現性が低くて申し訳ない…。強いて以前との違いを考えると、前はパーツにすごくフォーカスした物の見方をしていた。目なら目だけ!顔の肌なら顔の肌だけ!髪型なら髪型だけ!みたいな。だから、顔総面積に対しての目の大きさとか、顔全体におけるコントラストとか、そういう全体のバランスを全然見れてなかったんだよねぇ。

めちゃくちゃ気持ちが楽になった&謙虚になった

 自分が美人じゃないことを認める、思い知る?って、字面だけ見るとちょっとネガティブに感じられるかもしれないけど、実は全然そんなことなくて!むしろ、すごく気が楽になったし、なんなら容姿に対してポジティブな気持ちすら湧いてきている!🫢多分、巡り巡ってこれから綺麗になる気がする、私。(は?)

「私は美人じゃないから、なんでもかんでも無条件に似合うわけじゃない。じゃあ、何が似合うんだろう〜?

って、自然と「似合う」を探したくなるマインドが生まれたのですよ🌱洋服だけじゃなくてメイクや髪型も、これからますますフラットな気持ちで選択していけるのではないかと期待に胸が膨らんでおります☺️

↓最近の「似合う」成功体験も、良ければどうぞっ🧁☕️

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 はい、皆様お疲れ様でした〜〜〜〜〜〜!!!!(誰?)

 黒歴史が黒歴史すぎて、も〜〜〜これからどうしたら良いのでせう!とのたうち回る日々ですが、これが誰かの役に立つ……クスッと笑えたり、自分は絶対にこうはならんぞ!!と反面教師にしていただいたり……ならば、これほど救われることはございません。
 今週も暑くなりそうです……。心身の健康第一で、ゆるりゆるりと、頑張ってまいりましょうね✊

終わり🧚‍♀️✨

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