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旅とランニングと人生と

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アドヴェンチャー・ランナー流旅のスタイルなどについて語ります。
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記事一覧

走りの意識の変化

速く走るだけがランニングではないということはたびたびいろんな場面で語っている。 おそらく…

あなたが虚しく過ごした今日

Death exists, not as the opposite but as a part of life. ---"Norwegian Wood" by Haruki …

解き放たれること

自由にものを考えるというのは、 つまるところ自分の肉体を離れるということでもあります。 …

ホノルルマラソン回想

12月8日(日本時間は9日)はホノルルマラソン。 日本との時差はマイナス19時間のハワイ…

町を語る

笑顔がたくさんある町は平和な町。 通りにはゴミひとつ落ちていない。 ドライヴァーも思…

ていねいに生きる(3)

ていねいに生きるというのは、自分を大切にすること。 自分を大切にするというのは、具体的に…

ていねいに生きる(2)

アンダルシア山中で遭難しかけた際、夢の中に現れたもう一人の自分が僕に言った言葉、 「ひとつしかないその命を粗末にするんじゃない。もっとていねいに生きろ!」 一度限りのこの世での自分の人生、どうやってていねいに生きていくべきなのか…? 今回はその具体的な方法を紹介しよう。 1)なりたい自分・生きたい生き方 ていねいに生きるためにできること。まずは自分に素直であるということ。 我慢や犠牲はいらない。内なる自分と対話を重ねながら、自分の心の声に耳を傾けよう。 まずは、

ていねいに生きる(1)

50歳になって、教師という仕事を辞めて、旅に出て気づいたことがいくつかある。 ひとつは、…

幸せになろう

この世界はうまくできていて、(人であれお金であれ)本当に必要なものは、時と場所を選んで神…

0(ゼロ)からのスタート

いつも何か楽しいことが新たに始まる予感がする。 人生が最悪って思っているならそれもまた新…

臨機応変

頭の硬い人間はルーティーンにこだわるがために、いざ窮地に追い込まれた時に逃げ場を失うこと…

命懸けの走り:遭難or生還?

たった80日不在だっただけなのに、我が街富田林をぶらぶら歩いてみて忘れかけてたことをあれ…

「遭難」のトラップ(罠)に嵌る!?

8月3日、危うく遭難しかけるという場面に直面しました。 場所はスペイン、アンダルシア州の…

痛みから学ぶこと

これまで散々痛い目にあってきた。 僕という人間は、痛みを経験することによって何かを学んできたのかもしれない。 たとえば、中学〜高校〜大学でやってきた剣道。 真夏の体育館、熱中症や脱水症状を経て、手のひらや足の裏には何箇所も豆が潰れ、声が枯れ、重い防具と稽古着には汗が染み込んでいる。 意識も遠のきそうになる中で、かかり稽古が延々と続く。 いっそ倒れてしまえば楽になるかもしれない…そんな考えもふと頭をかすめるが、なかなか体は元気で頑張っている。 頭がしんどいと考えてい