- 運営しているクリエイター
記事一覧
スペイン巡礼で見えるもの〜その5
*歩くことについて
いうまでもなく、巡礼路は歩く人たちがメイン。
最近では自転車も増えているし、どんなに坂がきついところでもeバイク(スポーツタイプの電動アシスト自転車)で走るシニアの方々も結構おられます。
基本は荷物を背負って歩くということになりますが、ほとんどの方はバックパック。
重いものを背負いたくない人は、荷物の搬送サービスが6ユーロ(約1200円)で次の宿まで運んでもらうこともで
スペイン巡礼で見えるもの〜その4
*アルベルゲについて
サンティアゴ巡礼路で宿泊するとなると、まずはアルベルゲであろう。
巡礼者のための宿泊施設で、公営のものと民営のものがある。基本はドミトリーで男女混合。シャワーやトイレも共同。
公営のものは一泊当たりの料金が安い(10〜15ユーロ、場合によってはドネーション)、が予約ができないので先着順。私が泊まったところは大部屋が多く、修道院の施設をそのまま使っているところもあったりす
スペイン巡礼で見えるもの〜その2
「歩く」ということについて、深く考える時間を最近持つようになりました。
多くの人々がこのサンティアゴ巡礼路を歩いていますが、大半は普通の方々。年齢層もさまざま。個人的には女性の方が多いような気もします。年齢的にはシニア世代の方々が中心ではないでしょうか。
ふだん散歩する方にしてみても、せいぜい1時間未満でしょうし7〜8時間歩き続けるという機会は山歩きでもしない限りないはず。山歩きといっても山小
スペイン巡礼で見えるもの〜その3
サンティアゴ巡礼路を走るというのはある意味異端児のすることであるのかもしれません。
歩くよりも少しだけ早く、自転車よりも少し遅い。どっちつかずの立場が私のバギー。
コウモリの寓話があったのを思い出します。
コウモリは鳥か動物か?
それで、どちらにも属さないと自分で主張して仲間を作れずに終わるというお話。
あのお話のコウモリは多分孤独好きの寂しがり屋、AB型なのかもしれません。
荷物を背
サンティアゴ巡礼路の旅が始まる
8年ぶりにPEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅を再開させた。前回2016年の旅の続きでもある。今回はサンティアゴ巡礼路を含むイベリア半島をまわる旅。
6月6日、関西国際空港から羽田・パリ経由でフランス、ビアリッツ空港に7日の夜に着いた。だが、初っ端からトラブル発生。ロストバゲッジだ。旅のパートナー、私のバギーVIENTO号がパリに置き去りにされたまま身動きが取れなくなってしまった。