N高・S高 千葉キャンパス プロジェクトN

2021年4-5月に実施したN高・S高の課題解決型学習「オプティカル・イリュージョン」プロジェクト。 多くの人の心にうったえるをテーマに、社会課題や身近な暮らしに関する公共広告画を錯視効果を使って制作しました。 ここでは生徒がまとめた記事を紹介します。

N高・S高 千葉キャンパス プロジェクトN

2021年4-5月に実施したN高・S高の課題解決型学習「オプティカル・イリュージョン」プロジェクト。 多くの人の心にうったえるをテーマに、社会課題や身近な暮らしに関する公共広告画を錯視効果を使って制作しました。 ここでは生徒がまとめた記事を紹介します。

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最近の記事

あなたのランドセルは何色でしたか?

ジェンダー問題をテーマとし、性と色の固定概念に焦点をあて広告画像を作成しました。男の子は黒、女の子は赤というイメージのあるランドセルを使うことで、小学生や中学生にも訴えかけられるものになったと思います。 工夫した点今回のプロジェクトは現代の社会問題を錯視を使って広告するというものでした。 私たちは、複雑で多岐にわたるジェンダーに関する問題の中から性別と色の関係に焦点をあてました。例えば公衆トイレでは男性は青、女性は赤というようなイメージがあると思います。他にもピンクは女性

    • 隠れた虐めの救援に関する広告画

      いじめに関して訴える広告画を制作しました! 私たちの班には実際にいじめられた人が数名います。 この広告で訴えたいことは虐待やいじめによる被害から助けを求める心の声がいいだせなかったり、埋もれてしまっていると言うことです! 工夫した点シンプルな物にして趣旨がわかりやすいようにした事と埋もれてしまった「救援の声」を錯視として背景色に隠したことです。 制作した広告画像はこちら! 広告で使われている錯視は脳の予測を利用したものです。 丸の下にある形状を想像することで文字が浮かび

      • 喫煙者へ向けた錯視広告〜ミュラー・リヤー錯視を添えて〜

        私たちの選んだ課題は歩行喫煙に関してです。 この課題を選んだ理由は喘息持ちの方がとても辛い思いをするから。実際、グループメンバーの方も辛い経験をされたということ、それに加え、こどもに悪影響、受動喫煙など、様々な問題になっているので選びました 実際に、喫煙者の迷惑行為第1位は歩行喫煙というデータや喫煙者の7割が歩行喫煙をしたことがあるというデータもありました。 なので、喫煙者へ向けた錯視広告を作りました。 工夫した点どのような広告を作るのかにあたって、まず喫煙者がどのような気

        • 海洋ゴミの問題を伝える錯視広告

          現在SDGsなどで国際的な課題にも取り上げられている海洋ゴミ問題。 私たちは、人が作り出したゴミが魚にも悪影響を与えることを知ってほしいという願いから作りました。 魚がいなくなると美味しいご飯も食べれなくなり、魚のおかげでできていたこともできなくなる可能性があります。 みんなで海を綺麗にしましょう! 工夫した点・汚さを表現するためにわざと緑を使いました ・文字を入れる時に、波が動かなくならないように工夫をしました。 ・文字が入っても錯視が動くように文字の配置に気をつけました

        マガジン

        • 錯視広告プロジェクト
          10本
        • オンラインの遊び
          10本
        • オフラインの遊び
          7本

        記事

          ストップ!食品ロス! 今人類はもったいないことをしている!

          ホワイト錯視を使って食品ロスについての広告を作成しました。 普段何気ない食べ残しやコンビニでの売れ残りなどの理由で、まだ食べられる食品を廃棄しているため、現在の日本の食品ロス量は東京ドーム5杯分にもなっています。これは国民一人あたりに毎日お茶碗一杯分、日本の全人口だと1億2000万杯に上ります。タイトル画像にある美味しそうなご飯を守るために、自身の食事について一度考えてみませんか。 工夫した点錯視を使う上でどのようにしたら伝わるかなどを考えた結果、ボーダー線の間隔やご飯が見

          ストップ!食品ロス! 今人類はもったいないことをしている!

          受動喫煙について考える 「あなたは周りがみえていますか?」

          社会問題の一つとして、受動喫煙があります。 受動喫煙とは、タバコからでる煙を、自分の意思とは関係なしに吸い込んでしまうことで、癌や脳卒中といったリスクがあります。 そんな受動喫煙をなくすために、喫煙者の方たちに訴えるための広告を考えました。 工夫した点錯視効果でpassive smoking(受動喫煙)という文字が隠されています。文字の外枠の部分を立体的にすることで、文字を隠しています。イラストも取り入れ、パッと見た時に受動喫煙だとわかるようにしました。赤っぽい色を使うこと

          受動喫煙について考える 「あなたは周りがみえていますか?」

          運転を始める前に 〜あなたの運転本当に大丈夫?〜

          私たちは車によって起きる様々な事故に対して関心を持ち、それを調べていくと大半の問題(居眠り運転・無免許運転・飲酒運転・高齢者の運転による交通事故)は個人でしっかりと注意すれば回避できるものだと思いました。 そのため、運転をする前に今自分が運転できる状態かどうかを見直す時間を取って欲しいという思いからこのポスターを作りました。 工夫した点・ポスターのメッセージがわかりやすいようにシンプルにしています。 ・文字だけのポスターにはせずに、フリー素材を使用しわかりやすいようにしてい

          運転を始める前に 〜あなたの運転本当に大丈夫?〜

          【錯視】あなたはこの広告に騙されていませんか?

          皆さんはネットの情報を鵜呑みにしていませんか?そしてあなたはこの広告を見たときに何を感じましたか?その感情を忘れないでネットを使って欲しいです。 簡単な錯視に見えるこの画像の本当の意味にあなたはすぐ気づけたでしょうか! 種明かしと工夫 実はこの広告の画像の錯視は全て嘘なんです! 線が違って見えそうな錯視は本当に長さが違うし、色が違って見えるものは本当に色が違います。多分皆さんは、錯視と大きく書いてある文字と錯視っぽい雰囲気を見て、「あーはいはい、これ長さ同じやつでしょ」と思

          【錯視】あなたはこの広告に騙されていませんか?

          これまでの、そしてこれからの課題 全ての人が差別されることのない社会へ

          「女性であるからという理由で機会を与えられず、就業できない」このような差別の原因は、人は分けることが好きな生き物だからです。 差別をしている側は鈍感で、全員が常に差別に対しての意識を持つことが大切です。 工夫した点男女差別問題を調べていくと、男女を分けることが人間にとって根源的な分類方法で無意識に行われていることがわかりました。このことから無意識のフィルターというものを可視化できるよう色の同化という錯視を利用しました。 私たちを含めて差別している側は鈍感なので、わかりやすく

          これまでの、そしてこれからの課題 全ての人が差別されることのない社会へ

          N高千葉キャンパス 生徒が考えた新しい遊びを提案します!

          2020年9月の1ヶ月間、生徒たちが取り組んできた「ニューノーマルの遊びを伝えるプロジェクト」がついに完了しました! 生徒はデザイン思考のプロセスをベースに、コロナ禍でも安全に遊べるアイデアを出し合い、ターゲットに相応しい新しい遊びを立案。それを多くの人に伝えるため、千葉キャンパスの公式noteを使って情報発信をしました。 千葉キャンパスの様子2020年7月にも「遊び」と「デザイン思考」を学んでいたので、復習も兼ねた今回のプロジェクト。ですが、自分たちが考えた遊びやその情報

          N高千葉キャンパス 生徒が考えた新しい遊びを提案します!

          【オンラインの遊び】ジャンケン絵しりとり

          こんにちは! オンラインだからこその楽しみ「絵しりとり」に「ジャンケン」をプラスしたらより楽しくなるのでは!?というアイデアを実践してみました! ジャンケン絵しりとり絵を描く人が誰かとジャンケンをし、そのときの勝敗によって描く絵の文字数制限をされるというゲームです。 楽しいポイント・オンラインでジャンケンをやるグダグダ感 ・普段は見られない、友人が描く絵を見られるところ ジャンケン絵しりとりのやり方①ホワイトボードを用意 私はGoogleJamboardを使用しました。

          【オンラインの遊び】ジャンケン絵しりとり

          【オフライン遊び】数ダブるなゲーム

          老人ホームや介護施設の利用者の方向けに、With コロナの時代でも楽しく遊べる、新しい遊びを考えてみました。その名も「数ダブるなゲーム」です。 コロナでなかなか遊べない コロナウイルスの流行で、自由に外出が出来なくなったり、人との距離を保たなくてはいけなかったりと、不便なことが多い今。 それは、老人ホームや介護施設でも同じはずです。特に、普段の会話やボードゲームなどのちょっとした楽しみが無くなってしまうのは、大きな問題です。 そこで、こんな時でも楽しく遊べて、また、座っ

          【オフライン遊び】数ダブるなゲーム

          【オフライン遊び】暇つぶしにできる簡単な遊び 「ジェスチャーしりとり」

          相次ぐ自粛期間や夏休み等、どうしても暇ができてしまうもの。暇を持て余し元気いっぱいの子供達の面倒をみるのも一苦労。そんな時に手軽にできる遊びです。 こんな経験、ありませんか? 自粛期間や夏休み、昨今はテレワーク等の普及もあり、家で親子、兄弟と一緒に過ごす時間も多くなりがち。でも、そんな時に… 「お母さん、なんか遊ぼうよー!」 「お兄ちゃん、楽しいことないのー?」 「お父さん、その遊び飽きた!」 えええええええええええ(困惑) 飽きっぽくて元気の有り余る子供達との遊び

          【オフライン遊び】暇つぶしにできる簡単な遊び 「ジェスチャーしりとり」

          【オフライン遊び】きちまもり

          コロナの影響で自由に遊べない小学生などの子供たちが距離を保ちながら 遊べるゲームを考えました。 このゲームは縄跳びを自分の基地として、 ゲームで基地がなくならないように、守っていく遊びです。 ①必要な物、遊び方 ・必要な物 縄跳び、お題を書いた紙 ・遊び方 まずみんなで円になって、縄跳びを輪にして置き(縄の持ち手を合わせて置いてください)、自分の輪の中に入ります。 そしてお題の紙をみんなの円の真ん中に置きます(見えないように伏せておいてください)。 順番を決めてお題を引

          【オフライン遊び】きちまもり

          【オンライン遊び】お題被りゲーム

          自粛生活に退屈していませんか? みなさん、自粛期間に退屈していませんか?今も以前のようには外に出られない中、お子さんが退屈してしまい家でYouTubeばかり見ていて心配ということはありませんか?そこで、私たちから「家族みんなで遊べるゲーム」を提案したいと思います。 お題被りゲーム! 私たちが考えたゲームは「お題被りゲーム」です。 早速ルールを説明します。 1 ジャンケンでカードをめくる人(出題者)絵を描く人(回答者)を決めます 2 出題者はカードを1枚めくって絵の特徴

          【オンライン遊び】お題被りゲーム

          【オンライン遊び】伝われ…!この思いゲーム

          新型コロナウイルスでできなくなってしまったこと コロナウイルスの影響でソーシャルディスタンスをとるということで行動の自由が大幅に減り、友人と遊ぶ、喋る機会が減っているということを実感してきています。 そこで人と合わなくてもZOOMで出来る、また、あまり近づかなくてもできるゲームがないかと考え、 伝われ…!この思いゲーム を考えました! これであなたも演技派…!? 伝われ…!この思いゲームとは…… ⒈ ルーレットで決めた、50音の各行のみしか使えない縛り付き。 例)あ行の

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