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【オフライン遊び】数ダブるなゲーム

老人ホームや介護施設の利用者の方向けに、With コロナの時代でも楽しく遊べる、新しい遊びを考えてみました。その名も「数ダブるなゲーム」です。

コロナでなかなか遊べない

コロナウイルスの流行で、自由に外出が出来なくなったり、人との距離を保たなくてはいけなかったりと、不便なことが多い今。

それは、老人ホームや介護施設でも同じはずです。特に、普段の会話やボードゲームなどのちょっとした楽しみが無くなってしまうのは、大きな問題です。

そこで、こんな時でも楽しく遊べて、また、座ったままでもできる遊びを考えました。その名も「数ダブるなゲーム!」です。

数ダブるなゲーム!

数ダブるなゲームは、1から50までの数の中から数を一人一つ選び、一番大きな数を選んだ人が勝ち、というゲームです。ただし、誰かと数が被ってはいけません。

例えば、50を選んだ人が二人いたら、その二人は脱落。49を選んだ人が一人だけなら、その人の勝ち。といった感じです。

流れとしては、

1.  まず代表者を一人決めます。

2.  その人が1から順番に50まで数を言っていきます。

3.  他の参加者は、自分の選んだ数が呼ばれた瞬間に、手を挙げます。その時 に他の人が手を挙げていたら、手を挙げた人たちは全員脱落。他に手を挙げた人がいなければ、その人が暫定一位です。

4.  もし、それより後に成功者(被らなかった人)が出てくれば、暫定一位が入れ替わります。

5.  最終的に、誰とも被らず、一番大きな数を選んだ人が勝ちです。

遊びイメージ

「あまり大きな数を選んでも、被ってしまうかもしれない」
「逆に50は誰もいないかも」
という心理戦を楽しむことができます。

また、他の参加者の手の挙げ具合を見て、ちょうど良さそうな所で手を挙げるのもありです。

もちろん参加者の人数によって、数の上限を調整することもできます。10人程度であれば、20くらい。逆にもっと大人数なら100でも良いかもしれません。

道具がいらない、距離も取れる

この遊びのポイントは、道具がいらない、ということです。

カードゲームなど、複数の人が共同で使うものは、コロナウイルスの感染の原因になりかねません。しかし、この遊びは一切道具を使いません。

また、手を挙げるだけなので、距離を取ることができます。そのため、感染をほとんど気にせず遊べるということです。

まとめ

今、コロナウイルスの影響で、老人ホームや介護施設の利用者の方々は、家族と直接面会する事ができなかったり、今までのように将棋やオセロで遊ぶ事ができなかったりと、とてもストレスを感じているはずです。

だからこそ、今一番遊びを必要としているのは、こういった高齢者の方たちだ、と思い、この遊びを考えました。

今回考えた遊びが、施設の利用者の方々のコミュニケーションのきっかけや、笑顔を生むきっかけに、少しでもなれば良いと思います。

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