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アタマ・ココロ・カラダ ~生き生きと働くために大切な主従関係~

主:ココロ・カラダ 従:アタマ

生き生きと働くために、「アタマ・ココロ・カラダ」の中でどこを「主」とし、「従」をするか。
結論から言ってしまえば、それは

主:ココロ・カラダ
従:アタマ

だと考えている。つまり、ココロ・カラダから発せられる「ワクワク」を、アタマを使って「働く」に変えていく。この主従関係が重要だ。

アタマが「主」となってしまいがち

何故、こうした主従関係を意識することが生き生きと働くために重要なのか。

精神科医の泉谷閑示氏は、アタマ・ココロ・カラダの関係を以下のように図で示している。


重要なのは、ココロ・カラダの間には連続性があるものの、アタマとの間にはある種「蓋」のようなものが存在していることだ。

通常ではあれば、この「蓋」は開いており、連続性がある。働くことの「意義」が見いだせない現代人の多くは、この「蓋」が閉じた状態になっていると泉谷氏は言う。
つまり、ココロ・カラダといった本能的に自身の内側から発せられるメッセージには耳を傾けず、「どうやったら稼げるか」などといったHow toのみを拠り所にして意思決定をしている状態ともいえるだろう。

「How to」の活かし方

でも、最終的にどのような仕事で、どのような環境で「働く」かを意思決定するには、アタマを使う必要がある。

そこで大事になるのが、ココロ・カラダから発せられる本能的な「ワクワク」「楽しさ」をアタマを使って具体的な行動に落とし込む、というプロセス、順序である。

この順序、主従関係を意識していれば、How toの情報はかなり有益なものとなるだろう。


生き生きと働くために大切なのは、まずは「ココロ・カラダ」。
この主従関係を忘れないようにしたい。


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