見出し画像

54 「しゃろうの『10℃』を繰り返し聴きながら、宿題が楽しい時間に!BGMと脳科学を活かした親のサポート術」

息子が宿題中に選んだ曲が、しゃろうさんの『10℃』です。この曲はYouTubeで30分間繰り返してくれる動画があり、その長さが宿題の時間の目安になっています。

実際に取り入れてみると、このBGMが宿題を進めるスイッチになり、「楽しい記憶」と「宿題への集中力」が自然と結びつきました。親としては、ドーパミンを活かして楽しい気分を引き出す大切さを改めて感じる機会になりました。今回はその具体的な工夫や変化をお話しします。

1. 『10℃』を繰り返し聴くことで生まれた効果


1-1. 長さが宿題の区切りの目安になる

30分間という曲の長さが、宿題を進める際の自然な「区切り」になりました。「曲が終わるまで頑張ろう」という目安を作ることで、息子も「あともう少しだ!」と集中しやすくなったようです。
• 声かけの例:
• 「この30分が終わるころには、どこまで進んでるか楽しみだね!」
• 「この曲を聴きながらだと、いつの間にか終わってるかもね!」

1-2. 楽しい記憶が気持ちを前向きにする

息子が「友達と遊んだ楽しい気持ちが蘇る」と話していました。この感覚が脳内でドーパミンを分泌させ、「もっと頑張りたい」「続けたい」という気持ちを自然と引き出してくれました。
• 変化の実感:
曲をかけると「この曲で頑張れる!」と自分から机に向かうことが増えました。

2. 親が取り入れた具体的な工夫


2-1. 曲の30分を「1セッション」に

しゃろうの『10℃』が30分間繰り返し再生されるという特徴を活かして、30分を1セッションの単位として取り入れました。
• 工夫したこと:
• 30分間は『10℃』を聴きながら宿題に集中。
• 1セッションが終わったら「よく頑張ったね!」と休憩を挟み、気分転換。
• また新しい30分で次の宿題に取り組む。
• 声かけの例:
• 「この曲が終わるころには、きっとたくさん進んでるね!」
• 「30分終わったら少し休憩して、次も頑張ろう!」

2-2. ゴールを小分けに設定

30分をさらに細かく区切り、曲の長さに合わせて小さなゴールを作る工夫もしました。これによって、息子が「達成感」を感じる回数が増え、やる気が持続しました。
• 実際の取り組み:
• 「この曲が1回終わるまでに2問解いてみよう!」
• 「次の1回の繰り返しで、これを仕上げよう!」
• 達成感を強調する声かけ:
• 「1回分でここまで進んだね!すごいよ!」
• 「あともう少し、この曲に助けてもらおう!」

2-3. ポジティブな気持ちを強化する

『10℃』を聴いているときのポジティブな感情を、宿題への集中と結びつける言葉がけを心がけました。
• 声かけの例:
• 「この曲が流れると楽しい気分になれるね。その気持ちで宿題もスイスイ進むね!」
• 「楽しい気持ちでやると、こんなに集中できるんだね!」

3. 音楽が脳に与える効果


3-1. ドーパミンがやる気を引き出す

音楽は脳内でドーパミンを分泌させる強力なトリガーです。『10℃』のように楽しい記憶と結びついた音楽は、自然と脳に「やりたい」「続けたい」と感じさせます。息子の場合、この曲が宿題を「楽しい挑戦」に変えるサポートをしてくれました。

3-2. 扁桃体がストレスを軽減

音楽は扁桃体を刺激し、安心感やポジティブな感情を引き出します。楽しい気持ちが不安やストレスを和らげ、「宿題をやりたくない」という感覚が薄れていきました。

3-3. 海馬が記憶を強化

楽しい音楽を聴きながら学習すると、記憶を司る海馬が活性化し、学んだ内容がより定着しやすくなります。この点でも『10℃』が良いサポートになっていました。

4. 実際の変化と気づき


4-1. 自然と宿題に向かうようになった

以前は「宿題やらないと!」と何度も声をかける必要がありましたが、『10℃』を流すと息子が自然に机に向かうようになりました。「この曲を聴きながらならできる!」という気持ちが自信に繋がっていたようです。

4-2. 集中力が持続

曲のテンポや30分という長さが集中を持続する助けになり、息子が「気づいたら終わってた!」と言うほどスムーズに進むことが増えました。

4-3. 親子の時間が楽しくなった

音楽を選ぶ時間や、達成感を共有する会話が増え、宿題時間が親子で一緒に楽しめる時間になりました。

5. 親として意識したこと


この取り組みを通じて、以下を大切にしました:
• 子どもの選択を尊重する
息子が好きな曲を自分で選ぶことで、自主性と楽しさが生まれました。
• ポジティブな言葉がけを心がける
楽しい気分を活かして、「楽しいまま進められるね」と気持ちに寄り添う声かけを意識しました。
• 達成感を共有する
「この曲でこんなに頑張れたね!」と一緒に喜ぶことで、音楽と宿題がさらにポジティブに結びつきました。

6. まとめ:しゃろうの『10℃』で宿題時間を楽しく変える


息子が好きなBGM『10℃』を繰り返し聴きながら宿題に取り組むことで、宿題が「嫌なもの」から「楽しいもの」へと変わりました。親が脳の仕組みやドーパミンの力を理解して少し工夫するだけで、子どもの学びへの向き合い方が大きく変わることを実感しました。

ぜひ以下を試してみてください:
1. 好きなBGMを宿題時間に取り入れる。
2. 曲の長さを目安に短いゴールを設定する。
3. ポジティブな言葉がけで楽しい記憶を増やす。

音楽の力を活かして、親子で楽しい宿題時間を作ってみませんか?『10℃』のような一曲が、学びの新しいパートナーになるはずです!

いいなと思ったら応援しよう!