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2022年6月の記事一覧
エスノメソドロジーの「アグネス」
私は宗教研究を志す前に、社会学に入れ込んでいた時期がありました。
「ジェンダー研究といったら社会学」、という、浅はかな(?)思いがあったわけです。
どの社会学の教科書にも必ず出てくる人物に、ハロルド・ガーフィンケルがいます。
エスノメソドロジーの人ですね。
その人の「古典」とされるものに、「トランスジェンダー」の「アグネス」と言う人を観察するような本がありました。
読んでみたところ、アグネス
「第三の性」言説について
南アジアに「ヒジュラ」と呼ばれる人々があります。
人類学者や地域研究者や歴史学者によって「第三の性」などと説明され、日本においても、二元論を批判したいのか、やはり「第三の性」と言って持ち上げる言説が再生産されていることがあります。
これはヒジュラだけではなく、日本の「女装文化」の研究や、イスラーム研究やキリスト教研究でも見受けられます。
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フェミニスト神学者としてのメアリー・デイリー
メアリー・デイリーがラディカル・フェミニストとして功罪著しいのは有名です。
一方、「フェミニスト神学者」としてはどのように評価・継承・批判されているのでしょうか?
そのあたりを調べていってみたいと思っています。
というのも、ただいま、イスラームの文脈での論文を書いているのですが、キリスト教神学の議論と一部パラレルなのに気づきました。やはりキリスト教神学もやらないといけないなと思っています。本格
LGBTQ+を否定するイスラームの論調
LGBTQ+を否定するイスラームの論調の例として、昨日まとめられていたページを紹介します。
一見理屈っぽいのですが、「否定ありき」なのが問題です。
では、なぜ否定ありきなのか?
それは、LGBTQ+を「西洋思想の権化」とみなしているからです。
実際のところ、同性愛を肯定するロジックや、トランスジェンダーを肯定するロジックは、クルアーン(及びその他の法源)を通して創り出すことはできます。