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私の本棚2024年11月②

「決定版253レシピ ようこそ、私のキッチンへ」有元葉子(集英社)
「おいしい!生地」小嶋ルミ(文化出版局)
「登紀子ばぁばの料理指南」鈴木登紀子(NHK出版)
「ウエカツの目からウロコの魚料理」上田勝彦(東京書籍)
「まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本」なかしましほ(主婦と生活社)

 今回は、眺めて楽しい料理本のご紹介です。料理はしないよって人でも、見ていて楽しい料理本を私の本棚の中から選びました。という私も最近は料理本を買わずに、家にある材料や安かった材料を検索して作ることが多くなってしまいました。
 でも、検索で出てくるレシピって同じようなものだったり、パターン化して、ちょっと飽きてきたりしませんか?
 私は、ときどき、同じようなメニューが続いているなと思ったら、今回挙げた料理本を開いて、楽しんでいます。

まず有元葉子さんの「ようこそ 私のキッチンへ」ですが、有元さんの本は、いろいろ出ているし、テレビでもよく見るし、料理界隈では有名な方ですよね。それに、今回選んだ本は、重量感のある大型本です。電子でも出ているみたいですが、電子だとどんな感じなんでしょうか。私は、家にどーんと大型本があります。高いからすごく買うときに迷った記憶があります。でも、家でなんか料理の本見たいな~と思ったら、必ず開く一冊になりました。
 有元葉子さんの料理のいいところは、素材の味というか、レシピがシンプルなんですよね。ライフスタイルもよく取り上げられますが、私は、勝手に有元葉子さんのレシピは、潔いと思っています。あれもこれも調味料を入れるというより、ズバリこれ!ってレシピで。掲載されているレシピの中で「塩もみきゅうりサンドイッチ」というのがあるのですが、我が家の夏の定番です。家に一冊あれば、レシピが広がること間違いなしです。有元葉子さんの「有元葉子の365日の献立材料別おかず事典」も持っていますが、こちらは写真がほぼなく、レシピを読んだだけで、作れる人用で、私は、季節で旬は何かなと思ったときに、辞書のように使っています。有元葉子さんのレシピは、シンプルでポイントをちゃんととらえていて、おいしいです。

「おいしい!生地」は、スポンジ、パウンド、シフォンなどの生地を作る本です。あんまりいいレンジを持っていないので、電気代も高いですし、作ることは減りましたが。この本は、名著だと思います。最近、ショートケーキって食べました?いちごの。私は、いちごのショートケーキを本当に食べなくなったなと思います。電気代が高いからあれですけど、クリスマスケーキを買うより、作った方が安くなるんじゃないかと。この本は、図書館か、人に借りて、「いちごのショートケーキ」のところのコピーしか最初持ってなかったんです。でも、この通りに作ってみたら、今まで作ってたスポンジと味が違うと思ったんです。いちごが高ければ、バナナのショートケーキでもおいしいです。きっとどれを作っても、おいしいはずです。小嶋ルミさんの本は、「おいしいクッキーの混ぜ方」という本も持っていて、クッキーを作る機会は、最近はないけど、クッキー作りをしてみたいと思った人がいるなら、「おいしいクッキーの混ぜ方」をおすすめしたいです。作ってないけど、読んでると感じるんです。おいしさが。ちょっとやばいですかね。笑ってください。

「登紀子ばぁばの料理指南」は、日本料理の基礎ですね。「誰も教えなくなった料理のきほんのき」も持っていますが、使いやすさでは、「登紀子ばぁばの料理指南」の方が使いやすいと思います。でも、他界されているし、だいぶ古い本なので、見つからないかもしれません。でも、「肉じゃが」とか定番を久しぶりに作るときに、あれ、一回確認しようとするときとかに使っています。バーゲンブックになっていて、480円で買ったのですが。掘り出し物でした。本ってそういうのありますよね。

「ウエカツの目からウロコの魚料理」は、魚に特化した魚料理の本です。ウエカツさんがテレビで「サバ缶の野菜炒め」を紹介していて、その通りにクミンを使って、サバ缶の野菜炒めを作ってみたら、凄くおいしかったので(ウエカツ サバ缶と検索すればレシピ出てくると思います)、ウエカツさんの本を探して、買いました。正直、料理は好きなんですが、魚をさばいたことがあまりなく、でも、なんか魚を料理することが未来あったなら、開くと思います。釣りなどに行く人で、魚料理を頻繁に作る人には、おもしろいのではないかと思います。魚料理作らなくても、買って良かったなと思っています。

「まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本」は、またお菓子作りをする余裕があるようになったりしたら、作ってみたい本です。古本屋で、300円で買いました。もうたぶん古本屋でそんな値段では買えないんじゃないかなと思います。お砂糖も、きび砂糖を使っていたりして、身体に良さそうなクッキーを作るなら、この本だと思っています。
結構有名なお菓子界隈の本なのかなと思います。これも掘り出し物でした。

以上、家にある料理本をご紹介してみました。
今回紹介した5冊は、料理本の中でも、見て、読んで、作って、楽しい本かと思います。和食、おしゃれ料理、クッキー、魚料理、どれか一つでも休みの日にでも挑戦したいと思ったら、買って読んでみることをおすすめします。どのレシピのおいしそうです。全部作ってない人が言うのも、信じられないですか?
でも、料理なんか楽しんだもん勝ちですからね。
本棚といっても、今回は変わり種ですが、これも本だからな~と。
だから、本屋っておもしろいのだと思ってもらえたら、この文章を書いた意味があります。

よき食生活と読書を!

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