思いつきと熟慮
今日の写真はミニローストビーフ丼定食です。
思いつきと熟慮は正反対のようですが本当はどちらも同じです。
思いつきは時間的に短くてひらめくのです。熟慮はじっくりと考えを巡らせることです。思いつくにはそれに関する情報がなければなりません。
思いつく(ひらめく)ためにはいろんな情報が頭の中にあってそれぞれがヒントとなってひらめくのです。熟慮した結果がひらめくのです。誰かが言ったことを自分がひらめいたかのように言う人がいます。
自分が熟慮して出した意見ではないのですが、良い意見を聞くとそれに賛同して賛成だと思うのです。思いつきの意見は上手くいかないと思ってはいけません。その結果が悪い方向に行く事はないのか熟慮すべきです。思いつきがなければ熟慮する題材もないのです。
思いつきを熟慮する。熟慮すると思いつくのです。思いつきを熟慮するを何度も繰り返して正解に近づけるのです。
熟慮を惜しんではいけません。思い付きだけで進めてもいけません。
思いつきがたくさんできれば熟慮する手間が少なく済むのです。
思いつくには、インプットされた情報がたくさんある方が良いのです。思いつくヒントが無いのに思いつくことはありません。思いついたが、熟慮や検証せずに採用するから思いつきの案は駄目だと思ってしまうのです。
アイデアとは思いつきです。100個も200個も思いつくだけの知識を持っていれば熟慮したのと同じです。それで良いのか確かめることを忘れてはいけません。
選択肢が多ければ迷います。少なくする時に思いつきで減らしてはいけないのです。却下した理由を最低三つはあげましょう。そうすれば残した選択肢がより強化されるのです。
時間をかけてる割には進んでいない熟慮は、思いつきが足りないからです。思いつかないから同じことを繰り返しているのです。人工知能は思いつきができません。思いつきを真似してランダムに単語を選んで組み合わせても選択肢が増えるだけです。却下したり選択肢にするメカニズムができたならば人工知能は飛躍的に進歩するでしょう。
思いつきも熟慮も人間でなければできないことです。人間でなければできない職業とは思いつきと熟慮が必要な職業です。単純作業や単純計算はロボットに置き換わるでしょうがそのロボットの製造(設計)操作、修理は人間の仕事になるでしょう。
臨機応変ができるのは人間だけです。豊富な経験から最適な行動が導き出されるのです。トラブル対応が出来るのは人間だからです。それが苦手な人は経験を積んでいる途中だと思って逃げ出さないことが肝要です。
たくさん思いついては却下する。却下した理由が妥当であれば却下できますが採用することで新しい事実を作ることもあるのです。
思いつきと熟慮は同等だとわかっていただけたでしょうか?