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『アウトプット大全』を読んで 第1部
私は樺沢紫苑『アウトプット大全』(2018年)についての感想を述べます。
この前は、樺沢紫苑『インプット大全』(2019年)についての感想を述べました。この本も興味深く、自分自身のためになる本でした。今回の『アウトプット大全』も『インプット大全』と同様に面白かったです。
それでは、本題に入ります!!
<目次>
1,雑談する意味は?
2,質問するとどうなる?
3,依頼する・・・その効果は!?
4,断ることは重要!?
5,プレゼンの緊張はよい!!
6,議論で重要なのは、準備!
7,ほめることで成長する
8,説明することで重要なことは?
9,自己紹介で必要なこととは何か?
10,営業する上で重要なこと
雑談する意味は?
「雑談する」という行為は非常に重要な意味を持ちます。
しかし、「雑談する」上で気を付ける必要があります。それは、「ちょくちょく話す」ということです。よく間違われがちな行為とは、「長く話す」です。
なぜ、「ちょくちょく話す」ことがよいのでしょうか。これは、ある研究結果で明らかになっています。「ザイオンス効果」というものです。「接触回数が増えるほど、人の好感度が高くなる」というものです。
したがって、「とりあえず声をかけよう」や「なんでもいいから雑談しよう」という気持ちが重要だということです。私も「ちょくちょく話す」ということを心掛けていきたいです!!
質問するとどうなる?
「質問する」という行為は日本人にとって難しいものだと言われています。私も「質問する」ことが苦手です。
しかし、「質問する」ことは自分自身にとって非常によい行為です。なぜなら、「お互いの関係が深まり、人間関係が深くなる」ことや「他者からも評価が上がる」ことがあるからです。
そこで、何も考えず人の話を聞いていたら、意味がありません。なので、人の話を聞きながら、質問を考える必要が生じます。私も「人間関係が深まる」ことが必要だと思いますので、質問内容をしっかりと考え、人の話を聞いていきたいです。
依頼する・・・その効果は?
「依頼する」という行為も日本人にとって難しいものの1つです。私も「誰かに頼みたいなー」と思うときもありますが、「迷惑かな」と思ってしまいます。
しかし、「依頼する」という行為を成功させることができる方法があります。それは、「ギブ&ギブ」という考え方です。これも、研究結果で重要性が明らかになっています。「返報性の法則」というものです。これは、『人は親切にされたら場合、「その親切をお返ししないといけない」という気持ちが湧き上がる』という心理です。
ということは、「ギブ&テイク」という考え方ではいけないことです。そうすると、マイナスの方向に人間関係が働いてしまいます。
私も「ギブ&ギブ」の考え方を実行していると思うので、これからも行っていきたいと思います!!
断ることは重要!?
「断る」という行為がなぜ重要なのでしょうか。それは、自分自身の時間が無駄に奪われてしまうからです。しかも、「断る」と仕事が増えるという一石二鳥の効果があります。
「断る」というメリットも挙げていきます!
①、意志の強い人だと思われる
②、スッキリする
③、ストレスがなくなる
④、自己投資の時間が使えて、定時の仕事でしっかりと結果を出せる
など
上記のような効果が得られるということはとてもすごいことです。
しかし、このようなメリットがあっても、「断る」ことが成功できないと意味がありません。
どのように断ればよいのか、順序を挙げていきます。
①、「優先順位」を決めていく
②、迷わずに断る
③、ケース・バイ・ケースで判断しない
④、謝罪(感謝)+理由+代替案
これらを行えば、成功する可能性が高いです。
私もこの法則をしっかりと胸に刻み。実行していきます!!
プレゼンの緊張はよい!?
なぜ緊張がよいのだろうか。それは、「ヤーキーズ・ドットソンの法則」という根拠があります。これは、「ある程度の緊張があったほうがパフォーマンスはアップする」、「緊張は敵ではなく、味方である」という研究結果です。
私は常に「緊張は敵」だと思っていたので、とても驚きました。これからは、適度な緊張を保ち行動していきます!!!
議論で重要なのは、準備!
議論の準備は何が必要なのでしょうか。それは、「議論の練習をする」こと、「議論と感情を引き離す」こと、「流れを予測する」こと、「想定問答集を作る」ことです。
「議論の練習をする」、「議論と感情を引き離す」ということはわかると思います。しかし、「流れを予測する」とはどういうことなのか。それは、『「論点」や「質問」を予想して、事前に対策』することです。これにより、「結果が変わる」ということです。
「想定問答集を作る」とはどういうことなのでしょうか。それは、「Q&A集」を作るということです。そこで重要なのは数です。「10ー30ー100の法則」というのがあります。それは、「10問で70%、30問で90%、100問で99%をカバーするイメージ」であります。
今後の、大学生活でこれを意識し議論をしていきたいです!
ほめることで成長する
「ほめる」という行為は、間違ってしまうと相手が「調子に乗る」場合があります。そして、「ほめる」ことがうまくできなくなり、結果としてほめなくなってしまいます。
では、どのようにすれば「よいほめ方」ができるのでしょうか。
①、「強化したい行動」をほめる
②、具体的にほめる
③、承認欲求を満たす
④、文章でほめる
上記の4点を行えば、「よいほめ方」となります。これらは、「マズローの欲求5段階仮説」によって明らかになっています。
私もこれらを実践して、後輩をよい人材へと育てていきたいです。
説明することで重要なことは?
「説明する」ということは誰もが人生で行ったことがあると思います。しかし、「説明する」ことはうまくいかないことが多い人もいるでしょう。
そこで、「説明する」ことで重要なことを述べていきます!
①、大きな声ではっきり話す
②、堂々と自信を持って話す
③、最初にポイントを話す
④、話は短くシンプルに
⑤、例を使う
⑥、権威を使う
⑦、数値を使う
上記7つのポイントを行えば、「説明する」ことはうまくいきます。
①と②はこの文を見ただけで、理解することができると思います。
③はどういうことかというと、『「結論」+「理由」という順で述べる』ということです。
④と⑤もわかると思うので、飛ばします。
⑥は、どこどこの研究や誰々の論文などを使うということです。そうすると、説得力が上がります。
⑦も理解することができると思いますので、飛ばします。
これらを基にして、「説明する」とうまくいきます!私もこれらを実践し続けていきたいです!!
自己紹介で必要なこととは何か?
「自己紹介」は誰もがしたことがあると思います。生きていく上では、避けては通れない道です。
しかし、「自己紹介」は誰もがうまくいくとは限りません。どのようにしたら、うまくいくのでしょうか。
それは、「30秒」と「60秒」の「自己紹介」を作ることです!!
また、下記のように行えばさらによい「自己紹介」となります。
①、誰にでもわかるように話す
②、差別化ポイントを盛り込む
③、数字を盛り込む
④、ビジョンを盛り込む
⑤、非言語的コミュニケーション意識する
⑥、自分らしさを追加する
①は当たり前のことです。これができなければ、意味がありません。
②は、相手の「記憶に残る」ということをする必要があります。「長所や短所とする点」などで構いません。
③は、例えば「私は毎日腕立て伏せを100回やってます!」のように数字を入れていくということです。
④は、「自分が何を実現したいのか。行動や考え方の指針を盛り込む」ことです。
⑤は、「前を向いて、笑顔で、大きな声ではっきりとしゃべる」ということです。
⑥は、自分の個性を話すということです。
私もこれらを意識して、大学生活だけでなく、社会人になっても行っていきたいです!!
営業する上で重要なこと
「営業する」というのは、大抵の人が「売り込む」と捉えると思います。しかし、本当は違います。本来は、「価値を与える」ということです。
なぜ、「売り込む」のではなく「価値を与える」のでしょうか。それは、「クライアントの心理」というもので明らかになっています。
人の心理は、 『「価値があるもの」は買いたい。「価値のないもの」は買いたくない』というものだからです。
したがって、「営業する」ときは「価値を与える」必要があります。
社会人になったら、私も実践して我が国に貢献していきたいです!!
第1部はこれで終わりです!最後まで読んでくれた人はありがとうございます!!
第2部もお楽しみに!!
(引用文献)
樺沢紫苑 (2018年8月3日) 『学びを結果に変える アウトプット大全』 サンクチュアリ出版
(トプ画引用)
Amazon.co.jp 「樺沢紫苑 学びを結果に変えるアウトプット大全(サンクチュアリ出版)」 https://www.amazon.co.jp/学びを結果に変えるアウトプット大全-Sanctuary-books-樺沢紫苑/dp/4801400558/ref=nodl_#immersive-view_1627536646979 閲覧 2021年7月29日