SSWパン子

スクールソーシャルワーカーを娘の不登校をきっかけに退職。新しいライフステージに家族みんなでアップデート中。

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最近の記事

不登校ママの就活①

おはようございます、パン子です。 6月からいただいていた失業給付が、昨日で終了となりました。 率直に思ったのが、「ありがとうございました」ということ。 何もわからない私に丁寧に説明してくださり、手続きを進めてくださった職員のみなさま、そして、日々納税されている方々に感謝です。 さてさて、じゃあ実際これからどうする?ということです。切実です。。 当たり前ですが、子どもの不登校や私の離職は「人生の想定外」で、家族ができたときや家を買ったときには全く予期していませんでした

    • 前向きの「前」はみんな違う

      こんにちは、パン子です。 めちゃくちゃ風邪ひきました💦今も鼻が詰まってしまい、顔が痛い、、、なんか最近病院ばかり行ってます。みなさまご自愛下さい❗️ さて、今日はこんなテーマです。前向きの「前」ってみんな違うよねっていう話です。 最近我が家には娘を含めて3人の不登校の子どもたちが朝から来ています。 いつもは、だいたい絵を描いたりレゴをしたり、思い思いに過ごしているのですが、今日その中の1人の子が学校のドリルを持って来たんです。 その子は、幼稚園の頃から大手の学習塾に

      • 小3、不登校を満喫中。

        こんばんは、パン子です。 今日、自転車に乗りながら小3の娘とした会話です。 母「最近、不登校だって感覚なくなってない?不登校というより、毎日夏休みみたいな感覚なのかなーって思って見てるんだけど」 娘「不登校だって思ってるよ」 母「そうなんだ。なんか、前にさ、不登校ベテランだからっていってたじゃん。今はどんな感じなの?」 娘「不登校を満喫してる」 不登校を満喫か、、、 なんかいいな、、、☺️ お読みいただきありがとうございました!

        • 子ども自身が自分の不登校を受け入れる【終わりから始まる】

          こんにちは、パン子です。 前回、うちに3人の不登校の子どもたちが集まっているという話をしました。 1人目は我が家の娘。不登校の状態というか、学校に行かない選択を自分でして、家で過ごすことにして一年半がたちました。 不登校のことについては、最初は「行きたいけど行けない」からはじまって「やっぱり行きたくないのかもしれない」に変わり、今では不登校のことをパワーポイントでまとめたり、自分のことを「不登校のベテラン」と言うなど、ありのままの自分をだんだんと受け入れられるようになっ

          【不登校】「いいかげん」「だらしない」は必要!!

          おはようございます。パン子です。 いつもお読みいただき、励みになります。なかなか続けるのって難しくて、、 さて、今日はだらしないとか、いいかげんて大事なんだーというお話。 最近我が家には不登校になっている子どもが3人集まるようになりました。 朝9時になると、庭先から「おはよう」と声がして、女の子が1人。そのあとしばらくすると、ガシャンと自転車をとめる音がして、もう1人。 みんなかわいいです。 今日はその中の1人の女の子のお話。 その子は、とってもかしこくがんばり

          【不登校】「いいかげん」「だらしない」は必要!!

          【不登校】「〜したほうがいい」ことが片っ端からできなくなる理由

          こんばんは、パン子です。 不登校エピソードのあるある話で、 「〜するって言ったのに、当日になるとできない」 「〜したいって言ったから予約したのに、直前になってキャンセル」 ってよくありませんか? 我が家でも、不登校になって間もない頃は、このようなことがたびたびあり、親も振り回されてイライラしたり、がっかりしたりの連続でした。 スクールソーシャルワーカーをしていた頃も、このようなエピソードはたくさんありました。 「明日は学校行くっていったのに行かない」 「先生と放

          【不登校】「〜したほうがいい」ことが片っ端からできなくなる理由

          不登校離職【子どものペースで私を生きる】

          こんにちは、パン子です。 だいぶ涼しくなって過ごしやすくなってきましたね。 今回はこのテーマ。 不登校をきっかけに、仕事を辞める決断をしてから半年。 小3の我が子は学校には行っていませんが、徐々に体調も落ち着きを取り戻しつつあります。 この半年間、子どものケアを最優先に考えて生活してきたところがあります。私がそうしたかったから。 子どもが学校に行かなくなって、新しい暮らしのペースが始まりました。 新しい生活で気づいたことは、 【このペースが私にとって意外に心地

          不登校離職【子どものペースで私を生きる】

          【不登校】子どもから言われた忘れられない言葉

          こんにちは、パン子です。 今回は小3不登校状態の我が子に言われたことで、胸にぐっときた言葉を紹介します。 子どもが不登校になってから、毎日毎日色んな不安に駆られていた。 「この先どうなるのかな、、」 「仕事どうしよう、、」 「夫はどう思ってるのかな、、」 「塾とか行かせたほうがいいのかな、、」  ・  ・  ・ などなど、ほんとに不安が尽きなくて。。 でも、子どもと丁寧に向き合いたいと思い、仕事もやめて無理をさせないように心がけて接していた。 ある日、夫が子どもに

          【不登校】子どもから言われた忘れられない言葉

          ガソリンスタンドと不登校

          こんばんは、パン子です。 これはちょっとしたおこぼれ話です。 実は私、十数年ぶりに車の運転を始めまして、、、 運転が怖くて怖くて、乗っていなかったのだけど、この度、夫が足の手術をしたため、職場への送迎(夫の職場に駐車場がなくて、、)に私が意を決したわけです、、、 手術の前からすでに私の車運転について、夫とたくさん議論していて、、、 それでも私は運転できないーー❗️絶対だめなのー❗️怖い怖い‼️ってなっていたのだけれど、 手術をおえ、尿カテーテルが入ったまま、脂汗を

          ガソリンスタンドと不登校

          不登校離職【私と家庭環境のアップデート】

          こんにちは、パン子です。 今、ちょうどハローワークに来ています。 仕事をしていた時に入っていた雇用保険。 今、本当にありがたみを感じています。 今日は月に一度の基本手当の給付日。 様々な条件が人によって違うので、給付額はそれぞれですが、私の場合は月14万程度の給付を半年間受け取れます。 その間に、次の仕事を探すのです。。 お仕事していた方は、ぜひ離職したらハローワークを訪ねてみてください。訳がわからなくても、丁寧にスタッフの方が教えてくれます。 いや、、丁寧じ

          不登校離職【私と家庭環境のアップデート】

          【不登校】私の「仕事との両立」③

          こんにちは、パン子です。 私の「仕事との両立」も3回目になりました。 お読みいただきありがとうございます。 前回の続き 年度末になり、次年度も仕事を継続するかどうか決断する時が来ました。 仕事 ◯ずっとやりたかった仕事について、やりがいもあった。色々な人との出会いやつながりの中で、家庭を離れ自分が自分でいられる居場所でもあった。職場環境にも恵まれ、家計的にも大きな柱だった。 ◉一方で、その仕事に精一杯の力を注げない自分がいた。その時必要な動きが取れず、関わる人たち

          【不登校】私の「仕事との両立」③

          【不登校】私の「仕事との両立」②

          こんばんは、パン子です。 前回、私の精一杯の「仕事との両立」について書きました。 今回はその続きです。 スクールソーシャルワーカーは、子どもの幸せのために、その子を取り巻く環境(家庭環境、学校環境、地域社会環境など)に働きかけ調整するなどのお手伝いをする仕事です。 私はもともと教員でした。 その学校は、当時教育困難校と呼ばれ、生活保護や非課税の世帯が全校生徒の3割を超えており、保護者が薬物で突然逮捕されたり、運動会などでは大きなタトゥーの入った保護者同士で喧嘩が始ま

          【不登校】私の「仕事との両立」②

          【不登校】私の「仕事との両立」①

          こんにちは、パン子です。 今日はこちらのテーマで振り返ってみたいと思います。 我が家に訪れた子どもの不登校。仕事を辞めるまでの葛藤を経て、今の時点での振り返り日記です。。 好きだった仕事を辞めた時、 「自分のために辞めよう」と思った。 いや、最初は「子どものために辞める」としか考えられなかった。 でも、辞める理由を子どもの不登校のせいにはしたくなかった。もっというと、子どものせいにしているうちは、仕事がどうしても辞められなかった。 「スクールソーシャルワーカーの仕

          【不登校】私の「仕事との両立」①

          長らく投稿できなかった理由

          こんにちは、パン子です。 子どもが不登校になってから、長らくnoteの投稿ができませんでした。 仕事を辞めたらなおさら発信することが難しくなってしまった。 わたしにとっては、子どもが不登校であっても、母が仕事を辞めずに働くことが一つのモデルケースになってほしいという思いがあった。 それがスクールソーシャルワーカーとしての一つの社会的意義だと思っていた。 きっと私が働いていること自体が、不登校状態の子どものいる親御さんにとっての選択肢としてあることが大事だと思っていた

          長らく投稿できなかった理由

          【不登校】仕事、やめました。

          こんにちは、パン子です。 お久しぶりの投稿になります。 実は子どもが不登校になり、仕事を辞めました。 辞めた理由は、 ①子どもの体調不良が悪化していったこと ②子どもとちゃんと向き合えるのは今しかないと思ったから です。 これからは元SSWのパン子が、 「不登校になっている子どもとどんな風に向き合っていくのか」をリアルに発信していきたいと思います。 宣言みたいな投稿です。 最後までお読みいただきありがとうございました。

          【不登校】仕事、やめました。

          いのちを守る不登校

          こんにちは、SSWパン子です。 不登校は、子どもが命をまもる手段だと思っています。 大げさに聞こえるかもしれません。 大げさなのかもしれません。 でも、大きな地震があった時、 命を守る行動を!っていいますよね。 不登校も同じだって言ったら、やっぱり大げさに聞こえますかね。 でも、私は 全く大げさとは思ってないです。 子どもたちは、数少ない経験と選択肢の中で、必死に避難場所を探し、不登校になっているように見えます。 そう考えると、不登校の増加もネガティブ面だ

          いのちを守る不登校