【不登校】子どもから言われた忘れられない言葉
こんにちは、パン子です。
今回は小3不登校状態の我が子に言われたことで、胸にぐっときた言葉を紹介します。
子どもが不登校になってから、毎日毎日色んな不安に駆られていた。
「この先どうなるのかな、、」
「仕事どうしよう、、」
「夫はどう思ってるのかな、、」
「塾とか行かせたほうがいいのかな、、」
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などなど、ほんとに不安が尽きなくて。。
でも、子どもと丁寧に向き合いたいと思い、仕事もやめて無理をさせないように心がけて接していた。
ある日、夫が子どもに「おだちんあげるから、コンビニにおつかい行ってきてー」と何の気なしに頼んだ時のこと。
私は、全く私から離れられずどこにいくにも私と一緒、お留守番はどんなに近くでも無理なんだから、1人でコンビニなんて行けるわけないじゃんと思っていた。何かあったら危ないし、チャレンジさせて失敗したらまた振り出しに戻ってしまうような怖さもあった。
不登校になる前からそれなりに不安はあったが、子どもが不登校になってからはより一層強くなっていった。私がまだ仕事をしていた時は、1人で半日くらい留守番できるときもあったので、「多少さびしくても、テレビもあるし、キッズケータイもあるからなんとかやり過ごせるだろう」とたかをくくっていたところもあった。
でも、その反動で今は私から離れようとしない、母子分離不安の状態だったので、私も覚悟をきめて、これまでの分も!と思い、とことん付き合って一緒にいるようにしました。
なので、1人でおつかいなんて、夢のまた夢で。
でも、この日娘は、
「行ってみようかな、おだちんくれるならアイスかっていい?」と夫に答えて、1人で行こうとしている様子。
「え、私(母)が行くからいいよ、1人じゃ危ないよ」と私がいうと、夫は
「いってみなよ。いけるよ。大丈夫」と。。
(いやいや、絶対むりだよ、なんかあったらどうすんのさ!!)と心の中で思っているのが伝わったのか、私の表情が曇っていると、
娘は、「ママは私のこと信じてないから不安なんだよ」
とズバリ。。え?信じてないから不安??
そして、娘はそのままヘルメットをかぶって自転車で出かけていった。
ソワソワが止まらない。。
信じてないか。。確かにそうだったかも。
やっぱりこれ以上子どもが傷つかないように傷つけないようにって守ってきた。傷つけてしまった責任は私にもあるという負い目も重なって、怖くて過保護になってしまっていた気がする、、
なんもいえねぇ、、
いつのまにか、子どもの背中を押すことが怖くなっていたことに初めて気づいた。
大丈夫かな、大丈夫かな、、ソワソワしているうちに
「ただいまー!」
と子どもが意気揚々と帰ってきた。
おつかいの品を出す間もなく、いきなり
「あのね、お店の外に5歳の子と、3歳の子がいて、泣いていてね。どうしたの?って聞いたら、ママがいないんだって。それで、その子たちとお店の中でママを探して、そしたらママがいて、ありがとうございますって言われた!ママ泣いてたよ。」と。。
「それで、その後、帰る道のたけやぶのところにおばあちゃんが座っていたから、大丈夫ですか?って声かけたの。そしたら、年だからねえーって言ってたよ!すごいでしょ!自分で話しかけたんだよ!」と。。。
え、、、
胸がきゅーっと熱くなるのを感じた。そして涙が溢れてしまった。
この子のどこにそんな力があったんだろう。。
【私のこと信じてないから不安なんだよ】
9歳の我が子から言われたこの言葉を私は忘れちゃいけない。
最後までお読みいただきありがとうございました。