初めて文学賞で入選できて嬉しいです本当にの備忘録。
第一回京都やおよろず文学賞にて、優秀冊子掲載作品として入選させて頂きました。
800字という短編での小説の公募だったのですが、小説で何かしら賞を頂く(入選だから賞ではないのか?)ことは初めてなので、本当に本当に嬉しいです。
ある程度の長さのある小説の公募は、入選なども勿論のこと、一次審査?のようなものも突破できずに落選続きでスーーンとしていたので、なおさらでした。
授賞式が行われる京都の梨木神社さんは、学問と文学の神様をお祀りされているとのこと。
また境内の雰囲気もとても良くて、そんな場所で行われる授賞式は、たいへん素晴らしいものでしょう。
トークイベントや文芸同人誌即売会も、とても面白そうなのに、都合が合わず参加できないのが本当に残念です・・。
本当に本当に行きたくて、どうにかならないか、しばらく考えあぐねておりましたが、どう考えても無理なので、嬉しいと切ないが入り混じる日々でした。
特に審査員の先生方の講評が聞きたくて聞きたくて震える\(^o^)/
下読みありと記載されていたので、そこを突破し、作家の先生方や宮司さんにも読んで頂けたのだと思うと、本当に嬉しいです。
よく著書を拝読している先生が審査員をされていたので、それが何よりも嬉しかったです。
少し運が良かった、ということもあると思います。
応募し続けて、落ちて落ちて落ちまくろうと思っていたのですが、実際に落ちまくっていると、なかなか、なかなか・・・、という心境で。
それでも応募し続ける人こそが賞を手にするのだと思うので、
私の公募精神がまだまだ弱いのだと思います。
そんな中で手を差し伸べて頂いた「ことなり京都」さんが主催する京都やおよろず文学賞は、一筋の光でした。
勝手に梨木神社さんにご縁を感じております。
梨木神社ファンとして、これから生きていきます。
800字となると、どの文章を削り物語を完成させるかという点で頭を悩ませたので、とても勉強になりました。
いかに自分の文章に無駄が多いか、ということにも気付きました。
なんとなく頭で考えながら小説を書いていたので、途中でアレもコレもとエピソードを盛り込みたくなり、そして時系列も分からなくなり、けど規定の文字数まで足りないので、なんとか引き伸ばして強引に終わらせるなど、しっちゃかめっちゃかでした。
なんとか完成させることばかり考えていたので、
無駄を削る、という発想で視点が変わりました。
しっかりと、プロットを練らなければいけない
(当たり前の気付き)
書きながらストーリーの矛盾に気付きあわあわしていたので、話の筋をしっかり考えなければいけない(当たり前の気付き)
私なりに分析する日々で、
小説の書き方をもっと変えていかねばな、と考えさせられました。
「作家の卵を発掘する文学賞」と書かれていたので、京都やおよろず文学賞さんに発掘して頂けた、と言えるように、これからも地道に書いていこうと思えました。
少しずつハードルを越えていって、少しずつ成長していけたらなと思います。
頑張ろうと思えたのは創作大賞のおかげなので、noteという場があって良かったな、とも思いました。
まさか小説を書くことに、こんなに一生懸命になっているとは思いませんでした。
貴重な機会をいただいた、ことなり京都さんにも感謝するばかりです。
第一回目の授賞式とイベントで大変なこともあるかと思いますが、参加される皆さまが楽しめますよう、心よりお祈り申し上げます。