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日常とシステマ 整体のシステム、会話と思考

最近、日常生活でシステマとのつながりを感じることがいくつかありました。

まずは、整体の施術を受けた時です。ザイコフスキーの大阪セミナーで、システムを選んで相手に働きかけるというワークがありました。

骨、筋肉、筋膜、皮膚、神経、マインドなど人間のシステムへの理解を促す内容で、セミナーではペアの相手の腕の筋膜を引っ張って腕の肉をやわやわにしてあげるというワークがありました。ザイコはペアの相手の腕を和牛にしてあげてと言っていました(笑)。

これまで漠然と「あ〜リラックスするなぁ」と整体を受けていましたが、整体の先生が、筋膜や骨などを使い分けて体をゆすったり、動かしたりしていたことに初めて気付きました。

また、人気のある先生はコミュニケーションでリラックスさせるのもうまいなと思います。体は痛くないけどお話したくて来るお客さんも多いそうです。

自分で足をマッサージする時は、闇雲にギュッとふくらはぎを押したりしてましたが、皮膚や骨などを使い分けて触ってあげるのも面白いなと思いました。

あと、施術後は体全体がつながった感覚になり、しっかり立てているという実感があります。普段は首から上にテンションがありすぎるのですが、エゴが出てくると前のめりかつ表情にも出てきちゃうなと思います。

思考や顔でいろんなものに反応しすぎると、姿勢や表情(目つきや口の動きなど)が歪んでいく感じがします。顔は目立つ場所にありますが、あくまで自分の体を構成するパーツの一つに過ぎないので、それを忘れないようにしたいです。

そして、もう一つの場面は、誰かと会話する時です。動画で自分の姿を客観的に見ると、いつも本当に衝撃的なくらい驚きます(笑)。姿勢とか喋り方とか。システマでも仕事でも忘れた頃に衝撃を食らいます。

最近感じたのは、私は迷いながら話していることが多いなということでした。意思を持って話すという行為をしているのに、マインドが忙しく動いています。なので、何を言っているのかよくわからないのと、なんだか自信がなさそうに見えます。

意思→「この内容を伝えるぞ」
マインド→「この内容、そもそも合ってるかな。間違ってたらどうしよう。あれ、うまく伝わってるかな」
実際の発言→「もごもごもご……」(笑)

↑これが同時に起こっているので、マインドのノイズで意思が歪められて行為自体が曖昧になってしまうという。ザイコの大阪セミナーで、「意思(意図)を明確に」「マインドの暴走に気づく」という話がありましたが、まさにこれだなと思いました。

自分の決断を信じてあげる、信頼して行動するというのをもっとやってあげようと思います。

日常生活の景色が変わると面白いですね。そんなことを考えました。

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