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介護と恐怖。

ボクの保護者らの
半分以上が
65歳以上(高祖父世代)

★保護者ら、とは
母が亡く父が失いため
母方の親族団体に扶養され
保護されています

そして保護者らの多くが
50歳代(祖母世代)
この世代の保護者らが
介護の苦労を体験中
ボクを扶養しようという
決定してくださった世代

25歳から
30歳代(親世代)
この世代は仕事に行って
なかなか自宅に居ない
この世代がボクを
実際扶養してくださってる

保護者らの団体が
毎週集まり
介護の現状を話し合う
金銭面も含め
詳細を決める

また
ボクの障がいのことも
どのように今後してゆくか
毎週打ち合わせる

ボクは介護も育児と同じ
人を「介助」する大変さだけ
想像してた

関わって知る
育児は対する人間が
小さくて軽い事
話をだんだん理解し
対話がだんだんできるようになり
成長して手を離して行けること

介護は対する人間が大きく
体重も重い
話がだんだん分からなくなり
対話もできなくなり
理解できなくなる
歩くことさえできなくて
移動が困難になり
どんどん手がかかること

オムツの交換も
赤ちゃんとオトナだと
全く違う

介護に疲れて
定期的に病院や施設
訪問看護さんなどに
出入りしていただいて
自身が少しでも休めるように
休日には予定もなく
近所の図書館へ出かけて
ゆっくりするハズが

救急病院から搬送されたと
突然連絡が入ったり

警察から電話が入り
裸足で徘徊してるところを
保護しましたと連絡が入る

気が安まることがない
眠っていても
深夜に連絡が入ることも
たびたび

おじいちゃまも
おばあちゃまも
客観的にみて
くたびれてる

先日も深夜に連絡
2人は着替えて
緊急搬送先へ行くために
ボクの準備もして
家を出る

他の保護者らに連絡を取り
ボクを引き取りに来させたり
たくさんやることがある

書き込めば
簡単そうに思う人もいる
介護も育児子育ても
やった経験のある人にしか
わからない苦労があるのだ

絵に描いたように
車イスおしてベビーカーおして
その程度だと考える人もいる

例えば
ボクとおばあちゃまの介護の
両方をする時は

車イス二台
ボクは立ち上がることもあるので
靴の装具や杖
おばあちゃまも
車イスから落ちないように
装具が必要

タオルや防寒具
ハンカチもテッシュも普通の分量より
多めを準備し夏場は
着替えも持ってきてくれる

人の世話をしたこと経験ある
方々はその分量を持って歩くことが
どんなに困難なのか想像つく

え?車じゃないの?と
とっさにわかる人もいる

財布や眼鏡
当事者の老眼鏡
自身の身分証に免許書
当事者の保険証や
ボクの障がい者手帳や
保険証など
証明書などの関連を三人分
お薬手帳を含むと
普通のカバンじゃ
入りきれない

いまメイン介護してる
おばあちゃまは
トイレに15分おきに行く
なので車内移動中はオムツ

他のおばあちゃまの場合は
自己注射してるので
返却する注射器なども持つ

また、
施設や病院に入ってる
介護中のおじいちゃま方々は
三か月ごとに場所を移動する

今一番遠いのが
三重県よりの名古屋
長嶋スパーランドという
三重県にある遊園地がそばにある
介護施設にいるおじいちゃま

病院へ付き添い
連れ出すために
お迎えに行くけど
ボクらの暮らす名古屋市から
有料道路を使わないと
40分ほどかかる
往復80分

24時間体制で医療行為が必要な
場合だと施設も限られる

資格が無いとさわれない
装置がついてると
ある程度元気であっても
自宅に戻せない

資格があっても
装置の準備ができない場合もある

本人は帰りたいと言う
帰れないことが
わかると
死にたいという

全員同じ反応だった

保護者らも泣きながら
説明した
帰れない理由も
死ねないことも

保護者らの中には
ホームに入ってるひともいる

戸建てが購入できるほどの
大金を支払い

ホームに入所してるが
結局は
家に帰りたいと言う

保護者らは云う
「家に帰りたい」と云われると
恐怖でしかない

説明ができない
しても理解してもらえない
毎度云われて胸が痛む

仕事中に電話が何度も入り
仕事にならないと
最初の頃は云っていた

しかし最近は
電話もできなくなってて
突然かかる電話は警察か病院

勤務中に突然の電話が
入るかもしれませんと
話してあるけど
内容的に電話ある時には
早退するしかない

ボクは必ず
介護の緊急呼び出しに
共に行く
荷物持ちだったり
介護者の見張り役だったりする

ボクの車イスは
バケットになって
荷物が大量に入れられるのと
ボクはそれを押して歩ける

足は不自由だけど
おばあちゃまを見張ることは
ちゃんとできるから

大抵の場合
病院の救急外来で荷物とともに
待ってたりする

叔父さまも叔母さまも
その間に車で自宅に戻り
準備したり
診察の付き添いだったりする

中には
「こんな子(ボクの事)
連れて余計大変じゃない?」と
心配する人もいる

本当に介護経験がある人なら
複数人で介護をした方が
楽なことは皆周知の事実

介護者を1人待たせる
わけにいかない
車取に云ったり荷物載せたり
自身がトイレ行ったり

薬の受け取りまでの
待ち時間もあったり

その間に
電話にて連絡だったりもする

介護者には年末も年始も無い
ボクはとことんお手伝いする

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風邪が酷くて
イチゴもパクパク食べましたが
吐きました

咳も時々あります
咳がある時は
肺が丈夫ではないので
苦しくなります

それじゃまた
あした
いつもありがとうございます


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伊藤ぱこ
読了ありがとうございます 世界の片隅にいるキミに届くよう ボクの想いが次から次へと伝播していくこと願う 昨年のサポートは書籍と寄付に使用しています 心から感謝いたします たくさんのサポートありがとうございました