農家さんに聞く。おいしいお米ができるまで
お米、好きですか?
わたしは大好き。
最近は、ご飯にシラス干しを乗っけて、海苔で巻いていただくのにハマっています。
実は今、ちょっと山奥に来ています。
丸っこい山が幾重にも重なった麓に水田が見渡す限り広がっています。
風が吹くと稲がサワワ〜となびく、美しいところです。
この間、散歩をしていたら、お米農家さんとお話しする機会がありました。
梅雨の時期、どんな農作業をするのでしょうか?
なんと、間近でお仕事を見学させてくれました。
日本人の健やかな食卓に欠かせないお米、どんな風に大きくなるのかな?
興味津々です。
「やっぱり、(稲の)顔を見に来るってぇのがいいんじゃないかね。」
お米は丈夫な植物だそうですが、おいしく育てるには手間がかかるみたい。
周りの草刈りしたり、水位のチェックをしたり、肥料を撒いたり。
梅雨の晴れ間、六月下旬の様子です。
五月はじめに苗を植えたそうなので、今のところ約二ヶ月。
膝下くらいのしっかりした稲に成長していました。
よく見ると、溝が掘ってありますね。
水田の水を引いて、この溝に水を通すんだそうです。
タニシもいました!
わたし、ちゃんと見るのは初めて!大興奮。
海じゃないのに貝がいるなんて不思議ですねというと、水路には川シジミもいるよと見せてもらえました。
黒い大粒のシジミ、立派でした。
昔は、田植えも稲刈りも一家総出でされていたそうです。
大変そうだけど、賑やかで楽しそうで、ちょっと羨ましいな。
「(水田の周りの)草刈りするとな、稲が嬉しそうになびくんだよ。」
愛おしそうに田んぼを眺める農家さん。
お米は日本の食文化の要、生産者さんの心の豊かさにジーンとした散歩でした。
稲刈りは8月中旬〜9月ごろだそう。
また、見に来たいな。
では、またね。
ごきげんよう。
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